写真:泉 よしか
地図を見る今回ご紹介する「苗場ドラゴンドラ」は、冬は苗場スキー場とかぐらスキー場の田代エリアという二つのゲレンデを行き来するのに欠かせないゴンドラです。しかし春や秋には移動のためではなく乗ることそのものが楽しみなアトラクションに変身!
特に例年10月前半から11月初めの紅葉シーズンには、「紅葉の空中散歩を楽しめるゴンドラ」として絶大な人気を博します。まさに秋の絶景が空から楽しめるスポットなのです。
写真:泉 よしか
地図を見る「苗場ドラゴンドラ」の乗車券は、苗場プリンスホテルに直結した苗場スキー場の日帰りスキーセンターSchnee(シュネー)前乗車券売り場で販売しています。
2020年は車でアクセスした場合に乗車したままチケットが買えるドライブスルーチケッティングを導入。安心して利用できます。
写真:泉 よしか
地図を見る車ならチケット購入後は直接、ドラゴンドラ山麓駅前日帰り駐車場(無料)まで乗り入れることができますが、電車及びバスでアクセスした場合は、シュネーからドラゴンドラ山麓駅まで無料シャトルバスで移動します。
しかしこの行程は歩くこともできます。「風の散歩道」と名付けられたのどかなスロープで、とても気持ちの良い風景が広がっています。公共交通機関利用の方はぜひ行き、または帰りのいずれかは歩いて移動してみて下さい。帰りの方が下り坂で楽に歩けるかもしれません。
写真:泉 よしか
地図を見る「苗場ドラゴンドラ」はなんと日本最長のゴンドラで、その全長は5,481mもあります。高低差は425mで、所要時間は片道およそ25分です。
写真:泉 よしか
地図を見るさて「苗場ドラゴンドラ」の魅力といえば、なんといっても気軽に空からの山の紅葉を楽しめること。
庭園や神社仏閣の紅葉は見上げるシチュエーションがほとんどですが、ゴンドラなら自力で山を登らなくても窓から見下ろす360度の紅葉パノラマが!
写真:泉 よしか
地図を見る「苗場ドラゴンドラ」の特徴の一つはアップダウンにあります。先ほど高低差は425mと書きましたが、その高さをだらだらと登るわけではありません。
特に14号柱を過ぎると驚くほどの急斜面を下り始め、思わずその迫力にドキドキしてしまうほど!
写真:泉 よしか
地図を見る谷には清津川が流れています。この落差や景観の変化も「苗場ドラゴンドラ」の魅力の一つです。
写真:泉 よしか
地図を見る「苗場ドラゴンドラ」後半のクライマックスは二居(ふたい)ダムが清津川を堰き止めた二居湖(ふたいこ)が見えてきた辺り。連なる紅葉の山々と神秘的な青緑の色をした湖のコントラストがとても印象的です。
二居湖の水の色は天候や水量によって変化するので、その時々で異なる表情を見せてくれるはずです。
写真:泉 よしか
地図を見るドラゴンドラ山頂ではレストランアルムが営業していて食事をしたり休憩することができます。
またドラゴンステージ(見晴台)や、お散歩カートの貸し出しもありますので帰りのゴンドラに乗るまではゆっくり山頂の景色を楽しんで下さいね。
紅葉の「苗場ドラゴンドラ」の魅力はその長さ、アップダウン、また空中から大パノラマの紅葉を手軽に楽しめることにあります。
なお例年は「田代ロープウェー」を使うことにより一筆書きコースで「紅葉の空中散歩」を楽しめるのですが、残念ながら2020年は「田代ロープウェー」の紅葉営業は中止となっていますのでご注意下さい。
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2021/8/22更新)
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