たかぶ スタイル ~ FXトレード テクニカル至上主義!

全ては自信の持てるトレードの為に!

1時間足ダウ目線実践編 その参

 


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たかぶです。引き続き前回の続きをやっていきます。1hダウ目線は下なので、基本は売り目線となります。

 

 ~9月8日(火)~

月曜日の下降の波にフィボを当てますが、38.2に戻る前に落ちてしまいました。このような場合、波の勢いが強いと考えられますので、1hより下の時間足で波を見ていくのも一つの手です。

 

5m足での波にフィボを引くと、下降の波のFR61.8まで戻りますが、キリ番からの戻りが強く、すぐには売れません。勢いが止まったのを確認できれば入れそうですが、結構上下に動くので、どうしようもありません。

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では、その前に1h確定で前回の安値実体を、実体で割れてますので、ここで売ってみるのはどうでしょう?ロンドン前なのと、ヒゲを抜けていない、50のキリ番がすぐ下にあるあたりが気になります。  ロンドン初動で、一度上に振ってから下げるパターンも多いので、ここは見送りがいいかと思います。

 

エントリーした場合は、この陰線の実体を1h確定足が抜けるか、1hレベルの高値の上が損切ポイント(SL)になるでしょう。

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その後、50のキリ番で一度大きく戻しましたが、結局1h足確定で、実体が一度もこのローソク足始値を越えず、再度安値を1時間確定で割れました。キリ番も抜けています。

5mレベルならもっと早くにエントリーできそうに見えるかもしれませんが、一度安値を割れても、1h足確定では戻ってヒゲになった場合、騙しになって急上昇する事も多いので、ここは1h足確定を待つのが安全です。

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経験を積んでくれば見込みで入る、という事も出来ますが、必ず1h足確定で、確認する事が必要になります。

 

後から見ればいくらでもうまく出来ますが、あくまで、

リアルタイムではどう見えるのか?

という事を意識して検証しなければ、実践的ではありません。

 

ここからはかなりの勢いで下落してしまい、エントリーは難しいと思われます。

 

利確については、前回書いたような、

レジサポ

フィボナッチエクスパンション

フィボナッチリトレースメントのエクステンド

キリ番

上位足直近のトレンドの逆方向であれば、直近トレンドの波に引いたフィボナッチリトレースメントの値

などが考えられます(赤いゾーン)。

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1hレベルで三尊を作って、ネックラインを割れた事を考えると、一番近いエリアでの利確は少し勿体ないですね。

 

今回は以上です。 

 

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1時間足ダウ目線実践編 その弐

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たかぶです。今回からは1時間と5分足を見ながらエントリーチャンスを見ていきます。

 

~右側の見えるチャートと見えないチャートの違い~

根拠を見つけられない初期段階では、出来上がったチャートからエントリーポイントを見つける練習が効果的ですが、それが容易に分かるようになったら、次は右側の見えないチャートで練習すると、リアルトレードにおける課題も見えてくるので、オススメです。

 

今回は、右側の見えないチャートで振り返る為に、加減さんという方の作られたRCCを使用します(Review Candle Chart)。MT4にインディケーターとして導入するので、自分が実際にトレードするのと同じチャートでシミュレーションが出来ますし、動作も軽いので非常にオススメです。

 

加減さんは他にも色々有益なインディケーターを販売されてますので、チェックしてみてください。

www.gogojungle.co.jp

 

 ~9月7日(月)~

 前回、説明したように現在1hダウ目線は下です。下降の波にフィボを当てるとFR78.6まで戻して、下窓を空けて始まりました。このあたりで切り下げる動きが出れば、売れそうです。波を見ていると一度上昇し高値を切り上げましたが、その後安値を切り下げました。

 

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 このような切り上げ直後に切り下げに変わる動きは反転のサインとなります。その後、小さな波を5つつけながら割れた安値を裏から試し(調整波、レジサポ)、その後に強めの陰線が出たところで、売りのエントリーが出来そうです。

 

この場所は、下降の波のFR38.2には到達してませんが、以前説明したツールのランクにあるように、レジサポの方がフィボナッチよりランクが上なので、フィボよりもレジサポが機能した、という事になります。

 

その後、順調に下がりましたが、下がらないケースでは、SLは直近の高値の上に置いて、時間が経っても下がらないようなら、一旦撤退する事もありでしょう。

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利確についてはいろいろな考え方があり、詳細は今後又解説していきたいと思いますが、ここではフィボナッチエクステンション(FE)127付近で切り下げから切り上げのプライスアクションが出たので決済とします。

 ~FE(フィボナッチエクスパンション)とは?~

FEは最初の波の長さを戻りから伸ばした所が100となる、波の延長を測るツールで、利確ポイントの目安として使います。値としては127~161.8あたりを考えるのが一般的です。

 

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その後の動きを見ていると、又小さく5波をつけて、直近下降のFR61.8まで戻ってきました。更に調整の波にFEを引くと161.8となっています。FEは利確の場所を予測するツールですが、利確されるということは逆方向の圧力にもなります。この場合買いの利確=売り圧力と言う事です。 ここでのダウ反転を見て戻りを買っていた勢力が、利確してくる可能性があるという事ですね。

 

その場所と下降の波のFR61.8という戻りで一番強い場所が重なりました、こういう複数の根拠が重なる場所を、

オーバーラップ

と呼び、単一の根拠よりもより確率の高い反応場所になります。そこで、強い陰線が出ました。この確定を見てもう一度エントリーが出来ます。SLは直近の高値上です。

 

もう一度高値を試し、ダブルトップのような形で下がる可能性はありますが、高値を確定で越えてくるようだと、切り下げが否定された事になるので、一旦撤退する方が安全です。

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今回は、そのまま下降し、最初の波に引いたFE161.8、キリ番付近でダブルボトムをつけたので、このあたりでの利確となるでしょうか。そして、1hレベルでは下降の波が更新されたので、戻り高値(も高)が移動します。

 

~エントリーは基本確定足を見てから~

いかがでしょう?出来上がったチャートでは簡単にエントリーできそうですが、右側が見えない場合、エントリー時にはそれほど下落しそうに見えないと思います。よって、大事なのは、

エントリーした後の波の動きをイメージしておく事

ですし、ローソク足が確定して陰線が出た時点でエントリーをするのが基本です。

 

では、次回も引き続きトレードチャンスを探していきたいと思います。

 

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1時間足ダウ目線実践編 その壱

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たかぶです。前回までで基本のメソッドについて大まかに解説してきました。

 

そこで今回から、実践編として先週のポンド円を使って、目線とトレードチャンスについて解説してみたいと思います。

 

~日足、4時間足~

まずはこれまでの流れを見る為と、MTF分析の実例として日足と4時間足を見てみましょう。

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5月の大きな下降から波をつけて上昇しています。まだ日足レベルの波の戻り高値は越えていませんが、戻りが結構大きいです。更に、下降にかかった時間に対し、遥かに長い時間をかけて上昇してきています。

 

という事は波の対称性から言えば、

日足レベルの目線はまだ下だが、その勢いはもうあまり強くない

と考えられます。というのもあれだけの強い下降の勢いが続くなら、もっと早い段階で下降していくべきだからです。

 

ところが、フィボナッチリトレースメントを直近の下降ではなく、その手前からの全体の下降に引いてみると(強い下降に対する戻りの時間があまりに違うため)、先週、下降の78.6付近まで上昇。更に、この場所は前回の下落が落ちた場所の安値を抜けた場所とも重なります(レジサポ、ロールリバーサル)。

 

つまり、ここが、

上位足の節目

となり、一旦プライスが反応する可能性があるという事です。するとここから下降して、先週は終了しました。

 

さて、ここで日足・4時間足だけ見てみるとどうでしょう?日足の大きな上昇から見れば、下降も小さなものですし、4時間足ではまだ押し安値も割れておらず、逆にいい押し目からの買いが出来そうにも見えそうです。

 

~1時間足の重要性~

ところが、1時間足で見てみると、こうなります。

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ダウ目線はどちらでしょう?下です。そして、週明け時点での戻り高値はオレンジの水平線、なのでここを実体で抜けない限り、売りを狙っていくことになります。

 

このように、デイトレレベルでは日足や4時間足ではなく、1時間足ダウ目線を基準に戦略を立てた方が、直近の値動きを見間違わない事が多いです。明確な基準によって環境認識をする事により、軸のぶれない、目先の値動きに惑わされないトレードが可能になります。

 

良く言われる、

 値動きの意味を考える

というのは漠然としたものではなく、論理的な見方に基づいていなければ意味がありません。

 

又、リアルトレードでは、右側の見えないチャートにおいて、どのローソク足の確定がエントリーのサインとなるのか?という事を明確にしていかないといけません。

 

では、次回から下位足を見ながら、トレードチャンスを探してみたいと思います。

 

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相場はNで出来ている

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たかぶです。今回は、エントリーの最終判断として必要な、

プライスアクションとキャンドルパターン

の話です。 

 

~チャートの最小単位~

以前書いたように、フィボナッチリトレースメントやレジサポ、トレンドラインなどのツールは全て、

どの場所のプライスアクションやキャンドルパターンに注目するか

という事を決める為に用いるもので、それ自体でエントリーの判断をする事は基本ありません。押し目買いや戻り売りをする場合、注目するエリアで値段が止まったのかどうか、を評価した方が安全です。その為に使うのが、

プライスアクションとキャンドルパターン

という事になります。この二つは本質的には同じものです。ある時間足のプライスアクションは、下位足でのキャンドルパターンだったりします。ただ、その根本に流れる思想と言うのは、

切り上げと切り下げ

です。はい、又出てきました、ダウ理論ですね(笑)

 

~値動きが止まるという事~

下降の波が止まるには

切り下げが切り上げに変わる

上昇の波が止まるには

切り上げが切り下げに変わる

という事が確認できて初めて、値動きが止まったと考えられます。ただし、波には色んな時間足がありますので、それを1mで確認するのか、1hで確認するのかは、ぶっちゃけ、

個人のスタイルや状況による

という事になります。

 

ケーススタディーの場所で見てみましょう。

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1hではまだ明確に値動きが止まった根拠はありませんが(赤の縦線が同期してます)、5mでは切り下げが切り上げに変わっています(青矢印)。

15m足だとこう。

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1m足

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それぞれ、青矢印のタイミングでエントリーするのが、切り上げを確認してのエントリーになりますが、戻り高値を越えて確定した段階で、目線は上に変わりますので(赤丸の場所)、その戻りでエントリーするのもありでしょう。

 

一方、1hではキャンドルパターンとしてのサインとなります(下髭陰線からの確定での被せ陽線)。パターンとしてはそこまで明確ではないので、その次の足がヒゲを付けて陽線に変わるあたりで入る事も考えられそうです。

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あくまで、このケースでは1hレベルでは切り下げが切り上げに変わらなかった、という事でしかないので、1hレベルで切り下げが切り上げに変わるようであれば、そこもいいエントリーポイントになります。

 

このように、一般的に下位足になればなるほど、タイミングは早くできますが、確率は下がり、ひっくり返される可能性も高くなるので、エントリー後は上位足の確定で確認していくと、早めの損切りにも繋がるでしょう。

 

ダウ理論はやはりとても大事~

このように相場の分析においてダウ理論は、論理的に考えるための根幹をなします。押し安値、戻り高値、切り上げ、切り下げ、これらの概念を知らずにトレードするのは、基礎工事をきちんとせずに、家を建てるようなものです。

 

もちろん相場環境によっては、それでもうまく行く場合もありますが、いつまでも客観的な根拠のない、不安に駆られたトレードを続ける事になり、

大きなロットを張れるようになる

為の大きな障害となります。

 

ダウなんて必要ない

そんな事を言う人には注意が必要かもしれません。。。
 

 ~今回のたかぶ☆推薦動画☆~

 相場における最小単位、原子のような存在のNについては、いつもの迷晴れさんが、素晴らしい動画を作ってくださっています。

youtu.be

 

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押し目買いと戻り売りは基本、だけど難しい

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たかぶです。なかなかブログを書く時間が取れず、更新が遅くなっておりますが、今回は、

1hのダウ目線で方向を決めた後

にどうするかという話を書きたいと思います。

 

~まずは基本から~

上目線、下目線が決まった後、すぐにトレードする事もありえますが、まずは、

押し目買い

戻り売り

を狙うのが基本になるかと思います。

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前回付けた赤丸の場所は全てそのような場所です。上目線での押し目買い、下目線での戻り売りとなっているのが分かるしょうか?

 

押し目と戻り~

 トレードの基本と言われる、押し目買いと戻り売りですが、どこまで行けば押し目や戻りが終わったのか判断するのは、それほど簡単な事ではありません。

 

止まったと思ってエントリーしたらそのまま抜けてしまい、損切や含み損を耐えないといけなくなった経験は、みなさんお持ちなのではないでしょうか?

 

押し目や戻りが止まったという判断をする際に、キーとなる考えとして私が考慮しているのは、

  1. 押し目や戻りの波の形状
  2. 押し目や戻りのレベル
  3. プライスアクションやキャンドルパターン

などです。

 

~戻りの波の形状とは?

押し目買いや戻り売りを考える際に、イメージしている基本の波形と言うのは、直線的な動きの後に起こるジグザグの波です。所謂、

推進波

調整波

のイメージです。押し目買いや戻り売りはトレンドを想定して行うトレードなので、このような形状になるのが一番、理想です。推進派と調整波の関係は、エリオット波動で言う所の、

1波と2波

3波と4波

の関係とも繋がっています。調整の波というのは、基本五つの波で構成される事が多いです。もう一つの視点としては、横軸=時間の経過もあります。推進波の時間に大して極端に短い、長いなどの場合、押し目や戻りの終了とはならない可能性が高くなります。 

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~戻りの波のレベルとは?

押し目や戻りの深さを測るツールとしては、

  1. フィボナッチリトレースメント(FR)
  2. レジサポに引く水平線
  3. キリ番

などが使われます。調整の波(形状+時間経過)+レベルを見て、押し目や戻りが終わりそうなエリアなのかを判断します。FRの値としては38.2から61.8の間が良く使われますが、値そのものよりも、波の形状や経過時間の方が信頼度は高く、

浅い押し目、戻りだから勢いが強い

という考えは、後から見て判断できる場合が多く、あまり信用しない方がいいです。

 

又、調整の波に、

フィボナッチエクスパンション(FE)

をあてて、調整の波の終わりを測る方法もありますが、これは別の機会に説明したいと思います。

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 次回は、最終的な判断に使う、

プライスアクションやキャンドルパターン

について説明したいと思います。

 

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ダウ目線の練習-2

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たかぶです。今回は前回認識した波から

押し安値

戻り高値

を判定し、目線を決めてみます。

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チャート左側の状況が分からないので、無いものとしてここでは考えます。

 

前回引いた波の形状から、押し安値・戻り高値に矢印を付けてみると、こういう感じになるでしょうか。

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ただ、細かく波を見ていくと、何カ所か判定が微妙なところがあったりしますし、何より最初に、

  • 高値を越えた
  • 安値を割った

というのはどういう事かを定義しなければなりません。

 

~ヒゲと実体のコンビネーション~

チャートの波が一本の線であれば簡単なのですが、実際のチャートはキャンドル足で構成されており、実際の波はヒゲと実体部分があるので、抜けたという状況は、

  • ヒゲがヒゲを越えた
  • ヒゲが実体を越えた
  • 実体が実体を越えた
  • 実体がヒゲを越えた

の4パターンが考えられます。

クロスペアであれば瞬間的に値が動くこともある、以前書いたように各チャート時間足の確定が判断の基準となる、そして何より実際に検証した結果から言うと、目線の判定には、

実体と実体の比較

がいいと私は思ってます。

 

 ~ちょっとだけ抜けた時はどうする?~
しかし、その定義に従って波を見ていった場合も、

・ちょっとだけ抜けた

みたいな状況が起こります。例えばこの場面。

 

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下降の波は、細かく見ると微妙に前回安値実体(下の赤線)を割ってます。ただし、実体で割れたとして、目線が下になったとしても、そこですぐ売るわけではありません。戻りを待つのが基本ですので、戻りを待っていると1hレベルでは波をつけずにそのまま上昇して、今度は高値をちょっと越えてしまいます。

 

この、微妙な前回安値割れを「割れた」と判断すれば、この高値越えでダウ目線は又、上になりますが、割れてないと考えれば、目線はずっと上ですから、ここでの高値越え後はどちらにせよ目線は上、という事になります。

 

微妙に抜けた場合の解釈には、絶対的な正解はありません。「こう見る事も出来る」という感じで、頭の片隅においておき、その後の値動きから、トレード出来そうならやる、ダメなら見送る、を判断する事になります。

 

 ~ダウと言えど絶対ではない~

微妙に抜けるが、その後続かない、戻しが直線的、安値を割れた後に高値を越えるなど、ダウ目線がコロコロ変わるような場合

  • 高値圏、安値圏でのもみ合い

の可能性が高く、揉み合いになるとダウ目線は参考にならない、という傾向がありますので、注意が必要です。

 

その場合はダウ目線ではなく、下位足の動きから、トレード出来るパターンになることもありますが、メソッド的には別になるので、ここでの説明は省きます。

 

今の段階では、揉み合いになった場合は、どちらかに明確に抜けてくるのを待つのが基本になります。

 

 ~次回に向けて~

ダウ目線の考え方のイメージ伝わったでしょうか?このような目線を決めて戻りを待つという風に見てみると、

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赤い丸のついたところがトレード出来そうなポイントだと分かってきます。次回からは最後の赤丸の場所をケーススタディとし、どのように押し目を測るのかについて書いてみたいと思います。

 

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  • たかぶ (id:fibostudent)

    みんとさん、コメントありがとうございます。通貨ペアはポンド円がメインですが、状況に応じてポンドドルやポンドスイス、ポンドカナダなどもトレードする事があります。優先順位は特にないですが、分かり易いチャートのペアをトレードするイメージです。

  • みんと

    いつもとっても為になる記事をありがとうございます。
    たかぶさんはどの通貨ペアでトレードしていますか?優先順位などはありますか?教えてくだされば幸いです。

ダウ目線の練習-1

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たかぶです。前回、目線を決めるのに非常に有効な”ダウ目線”について書きましたが、今回は実際のチャートを使って、具体的に考えてみます。

 

 ~波の認識~

ダウ目線を決める為には波の高値と安値を抽出し、波を認識する必要があります。ただし、認識はあくまで主観的なものなので、微妙な場所については、

・可能性1

・可能性2

のように、複数の見方をしておいて、その後の動きから、どちらがうまく行きそうかを、選択していく事もあります。

 

 ~自分の手と頭を動かそう~

波の認識、という話をすると、

Zigzag

のようなツールを用いようとする人が居ますが、まずは、

自分の手を動かしてやってみる

という事が非常に大事です。トレードがうまくなるための秘訣は

ひたすら考える

これしかありません。

 

 ~波書き~

まず最初にやるといいものは、

チャートに波を書いてみる(通称:波書き)

です。

プリントアウトしてもいいですし、画像にペイントソフトで書いてみてもいいでしょう。前の記事で使った、ポン円1hチャートを使って波を書いてみましょう。

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やってみれば分かりますが、細かく見るのか、大雑把に見るのかで、波の形状は大きく変わってしまいます。

例1

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例2

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例3

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どの波の認識がトレードに活かせるものなのでしょう? 

 

 ~波の認識はトレードプランの為~

波を書く際に私が気をつけているのは、まず、

そのチャートの時間足は何か?

自分の狙う波のサイズは何か?

という事です。

 

1h足のチャートを大雑把に見すぎると、デイトレードではタイミングが取れない、という事になってしまいます。かと言って細かく見すぎると、1h以下の波を認識している事になります。

 

又、4h、日足と上位足のチャートになればなるほど、一本のキャンドル足を作るのに時間がかかっています。という事は、一本一本のキャンドル足の重みが大きいと言えますので、波もそれなりに細かく見る必要が出てきます(デイトレで使う場合)。逆に1h足より下位のチャートでは、固まりとしてどう見えるのかを意識する傾向になります。

 

更に、横軸の概念、つまり、

波の対称性(上昇と下降の比率がだいたい同じ)

波のリズム(各々の波の幅が著しく変化しない)

という点に留意して、波を認識してみるのも重要です。

 

 ~今回のたかぶ☆推薦ブログ記事☆~
そう言えば、前に紹介したFXコーチングスクールのブログに、同じような観点で書かれた記事がありました。

ksy.xsrv.jp

最終的には自分で何度も波を書いて、自分なりの感覚を掴んでいくしかありませんが、今まで述べたポイントを意識していくと、掴みやすくなると思います。

 

ちなみに上記の3つの波書きでは2番目が、一番デイトレに使えるような波の認識なので、次回はこれを使って、押し安値・戻り高値を意識して目線を考えていきます。

 

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  • たかぶ (id:fibostudent)

    はるひさん、コメントありがとうございました。

    波の認識としては
    1.押し安値、戻り高値でない小さな波は気にしない
    2.戻りが浅い波はあまり重要視しない
    3.横幅が極端に違ってないかを注意

    というのを考えて波を認識しています。

  • はるひ

    お疲れ様です。ご紹介されていた熟サイトでは、

    >波形を一貫して書けるようになるためには、たくさんのチャートで練習するのではなく、高値と安値の定義を明確にすることである。(重要なので2回書いた)

    と記されていますが、

     たかぶさまが例2を使える波の形状として採用された理由は、高値と安値を重要視されていた押し安値・戻り高値に絞った結果でしょうか。

    例2は必ずしもそうとは見えず、高値安値をどう定義すればよいかアドバイスください。

  • たかぶ (id:fibostudent)

    リンク切れ修正しました!!