写真:泉 よしか
地図を見る福岡県北部の福津市は「九州の湘南」の異名を持つ「福間海岸」をはじめ、美しい海と砂浜が続く風光明媚な土地。
この「福間海岸」の北には「宮地浜」(写真)、さらに北には「津屋崎海岸」が連なり、全部で3キロに及ぶ白い砂浜になっています。
いずれも遠浅の海で家族連れに人気の海水浴場ですが、「福間海岸」はマリンスポーツのメッカ、「宮地浜」は入り口に鳥居が立ち、「津屋崎海岸」はすぐ先に塩田の積出港の名残を残す町並みや津屋崎漁港があり美味しいお魚が食べられるところなんですよ。
提供元:一般社団法人 ふくつ観光協会
https://fukutsukankou.com/その「福間海岸」「宮地浜」「津屋崎海岸」の3つの浜が今、「かがみの海」として注目を集めています。
ボリビアのウユニ塩湖では鏡張りの湖で美しいリフレクション写真が撮れると評判になりましたが、この福津市の「かがみの海」も条件に合わせて訪問すれば鏡面写真が撮れるからです。
提供元:一般社団法人 ふくつ観光協会
https://fukutsukankou.com/鏡面写真を撮るためにお出かけするなら、チェックすべきは潮の満ち引き。大潮(または中潮)の干潮30分ぐらい前から干潮時刻に掛けてが一番の見ごろ。
文末の関連MEMOにリンクした「かがみの海」公式サイトに「福津・かがみの海予想カレンダー」として干潮時刻が掲載されていますので参考にしてくださいね。
そしてもちろん天候も大切です。できれば晴れて風が弱い日、さらに干潮時刻が夕暮れ時に当たれば、よりドラマチックな撮影ができることでしょう。
写真:泉 よしか
地図を見る「かがみの海」の透明度は高く、砂はサラサラですから裸足になるのも気持ちがいいでしょう。撮影時はできるだけ波が立っていない浅瀬を狙いましょう。
写真:泉 よしか
地図を見る傘などの小道具を持って行ったり、何人かでポーズを取るのもオススメです。しゃがんで低い位置からの撮影にもチャレンジしてみましょう。
写真:泉 よしか
地図を見る「宮地浜」には日ごとに海に沈む太陽の位置と時刻がわかる「夕日風景時計」が設置されています。そのことからもわかるように海は西側にあり、日によっては夕暮れ時の太陽を背にした「かがみの海」の撮影も可能です。
<かがみの海の基本情報>
住所:
福間海岸 福岡県福津市西福間4-10
宮地浜 福岡県福津市宮司4-5
津屋崎海岸 福岡県福津市津屋崎1-37
電話番号:0940-42-9988(一般社団法人 ふくつ観光協会)
アクセス:JR福間駅前(みやじ口)からふくつミニバス、西鉄バスなどを利用
写真:泉 よしか
地図を見るさて、「かがみの海」のひとつ「宮地浜」の入り口には鳥居が立っていましたが、この鳥居の先はどこに続いているのでしょうか。
写真:泉 よしか
地図を見る宮地浜から1.3キロほど陸側へ進んでいけば、息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)(別名を神功皇后)をご祭神としてお祀りする宮地嶽(みやじだけ)神社の入口に到着します。
ここから石段を登って振り返れば海まで一直線に道が続いていることがわかるでしょう。この神聖な「光の道」の正面に太陽が沈み、参道を茜色に染め上げるのは例年2月と10月。
しかし太陽が光の道の正面に沈む時期でなくても、海までまっすぐに伸びる道は見る者の心を揺さぶってくれます。
写真:泉 よしか
地図を見る宮地嶽神社には直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンという日本一の大注連縄や、朱塗りの鳥居が連なる奥之宮八社といった見どころもあります。
奥之宮八社の五番社は恋の宮。女性の体と心をお守りするあわしま様(淡島神社)とぬれがみ様(濡髪大明神)を祀っています。こちらもあわせて参拝されてはいかがでしょう。
<宮地嶽神社の基本情報>
住所:福岡県福津市宮司元町7-1
電話番号:0940-52-0016
アクセス:JR福間駅前(みやじ口)から西鉄バス「津屋崎橋」行き6分「宮地嶽神社前」下車
宮地嶽神社の光の道の先に「かがみの海」がある。まさにここはパワースポットの砂浜です。安全とマナーに留意して、この海ならではの写真を撮影してくださいね。
2021年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
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(2021/8/21更新)
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