写真:泉 よしか
地図を見る八丈島に行くなら、東京の竹島桟橋から夜出発し、朝に到着という海のルートと、羽田空港から飛行機で55分という空のルートの二つがありますが、冬は海が荒れることが多いため、飛行機の旅がオススメです。離陸して1時間も掛からないうちに八丈島空港に到着。あっという間ですね。
そしてレンタカーを借りれば島内のどこにでも行かれます。瓢箪型の八丈島は車で一周約1時間半。でも展望台や観光スポットなど見どころを辿りながら行けば、だいたい半日から1日楽しめます。
冬の旅行なのに八丈島は、とにかく雪の心配をしなくていいのがポイントです。
写真:泉 よしか
地図を見る八丈島の絶景スポットと言えば、登龍(のぼりょう)峠展望台と大坂(おおざか)展望台が双璧です。どちらも端正な八丈富士と海に浮かぶ八丈小島の両方がフレームに収まるベストポジション!しかしその他にもあちらこちらにフォトジェニックな景観が。
例えば写真の場所は八丈富士山麓の「ふれあい牧場」。のどかな牧草地に草をはむ牛たち、そしてその向こうには汐間半島と紺碧の海!牧場と海の組み合わせはなかなか新鮮でしょ?
<ふれあい牧場の基本情報>
住所:東京都八丈町大賀郷5627-1
電話番号:04996-2-1125
写真:泉 よしか
地図を見る南原千畳敷もドライブの立ち寄りにオススメです。昼間は黒々と溶岩の溶けて固まった奇妙な海岸が散策でき、日没時は美しい夕日が見られるでしょう。
<南原千畳敷の基本情報>
住所:東京都八丈町大賀郷
写真:泉 よしか
地図を見る八丈島のグルメと言えば「くさや」が筆頭ですが、臭いものが苦手な人には「島寿司」をオススメします。
普通のお寿司とちょっと違うのは、ワサビではなくカラシを使っていることと、醤油をベースとした漬けダレでヅケにした魚介類を使うこと。寿司メシも少し甘めです。
宿泊するお宿やランチを提供する定食屋などで食べられますが、作るのに少し時間を要しますので、ランチの場合は先にお店を決めて予約した方がいいでしょう。
ワサビじゃなくてカラシ!?と驚きますが、実際に食べると意外と違和感がありません。カラシの香りが口の中に広がって、この味の寿司もアリ!ときっと思えます。
写真:泉 よしか
地図を見るもうひとつ八丈島の名産と言えば「明日葉(あしたば)」。旬は春ですが八丈島では一年中流通しています。
一般的にはおひたしで食べることが多いのですが、冬はてんぷら(写真)や明日葉を練り込んだラーメン、うどんなど暖かいメニューがオススメ。少し苦味はありますが食べにくいことはなく、昨今は健康野菜としても注目されているのです。
なお、おひたしも醤油ではなくマヨネーズを掛けるとまた違った味わいに。泊まった宿に明日葉のおひたしが出たらぜひ試してみてくださいね。
写真:泉 よしか
地図を見るグルメの最後に紹介するのは八丈島の冬の味覚「かぶつ」。「果物」と書いて「かぶつ」と読みます。冬の八丈島でお料理のお皿の隅にレモンのような橙のような柑橘類が乗っていたらきっとそれが「かぶつ」です。
お料理に酸味を加える為に使っても良いのですが、焼酎に垂らすとこれが絶品。ぜひ八丈島産の島焼酎とセットでお楽しみくださいね。
島のスーパーマーケットなどでも手に入りますので、買って帰っておうちで晩酌の焼酎に使うのもオススメです。
写真:泉 よしか
地図を見る南国の八丈島では冬も沢山の花が見られます。ハイビスカスやブーゲンビリアなど夏をイメージするカラフルな花があちこちに!
写真:泉 よしか
地図を見るちなみに八丈島で一番有名な花と言えば「フリージア」で、毎年3月下旬から4月上旬には「八丈島フリージアまつり」も開催されます。
が、しかし冬はフリージアは咲いていません。その代わりに冬の八丈島を彩る花と言えば「アロエ」。独特の赤い花が12月から2月に見頃に。
アロエの花を観賞するなら八丈島の北西にある大越アロエ園がオススメですよ。入場料も掛かりません。
<大越アロエ園の基本情報>
住所:東京都八丈町大賀郷
写真:泉 よしか
地図を見る冬山登山と言えばそれなりの装備と訓練が必要。しかし八丈島の西山こと八丈富士なら初心者でも登れます。なんたって雪がありませんからね。それに八丈富士なら階段で登れるのです。ですから靴も専門の登山靴ではなく、履きなれたスニーカーでOK。
写真:泉 よしか
地図を見る頂上に至る階段はなんと1280段。斜度がきついところには手すりもあります。登りながら時々後ろを振り返ると、船の出入りする底土港やせり上がってくる水平線が楽しめます。だいたい火口の縁に到着するまで1時間程度。
ここからはお鉢巡りと称して、ぐるっと火口を一周することができます。お鉢巡りの道は登ってきた道より狭く滑りやすいので注意して歩いてくださいね。
写真:泉 よしか
地図を見る晴れた日なら山頂から眺める景色はまさに絶景。登った人だけの特典です。
なお、八丈富士は初心者でも登れる山ですが、登山には違いありませんので、体力に自信のない方や、強風、濃霧など悪天候時は絶対に登らないでください。危険です。
<八丈富士の基本情報>
住所:東京都八丈町三根(登山道の入口は「ふれあい牧場」の近く)
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写真:泉 よしか
地図を見る最後は「温泉」です。もう冬の八丈島といったらこれを除くわけにはいきません。実は八丈島は温泉天国。寒い季節に嬉しい濃い目の極上塩化物泉がたくさん湧いているのです。
しかもここが東京?「うっそー」と叫びたくなる絶景露天風呂も!開放感抜群の上に、目線の高さに水平線ですよ。
<みはらしの湯の基本情報>
住所:東京都八丈町末吉581-1
電話番号:04996-8-1933
写真:泉 よしか
地図を見るジャングルの中のようなワイルドな露天風呂もあります。しかも入浴料は無料で、なんと混浴なのです。ただし水着着用の温泉なので、ご心配なく!
<裏見ヶ滝温泉の基本情報>
住所:東京都八丈町中之郷1246
写真:泉 よしか
地図を見る他にも景色の良い足湯や地元の人の通う日帰り温泉などバリエーションもさまざま。入浴料も無料あるいは町営で300~500円とお手頃です。お得な温泉周遊券もありますので、ぜひ冬の八丈島観光は温泉巡りを楽しんでください!
ちなみにこの写真の温泉は「ふれあいの湯」という町営日帰り温泉です。
<ふれあいの湯の基本情報>
住所:東京都八丈島八丈町樫立1812-3
電話番号:04996-7-0788
泳げない季節の八丈島なんて魅力が無いと思っていませんか?実は南国八丈島では泳ぐ以外のことは冬でもだいたいできちゃいます。
むしろ夏より空いていてゆっくり満喫できるのもポイント。冬の旅先に迷ったら、ぜひ八丈島行きを検討してみてくださいね。
なお、八丈島ドライブのモデルコース、八丈富士登山、八丈島の温泉ガイドに関しては別途詳しく紹介していますので、よろしければ文末の関連MEMOにリンクした記事も併せてご覧ください。
2017年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2021/8/21更新)
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