写真:泉 よしか
地図を見る箱根旅行で雨が降ってきたらショック!と思いますよね。
なにせ箱根の最大の魅力といえば、富士山が見える芦ノ湖や大涌谷の絶景。これが上の写真のようにどんよりしているとガッカリ。箱根神社参拝、箱根旧街道ウォーキングなど、雨の中を歩くのはちょっと辛い観光も多い。悩むところです。
しかしそんな時こそ覚えておきたいのは、箱根が一大アートスポットであるということ。キーワードは「美術館」「温泉」「観光施設めぐりバス」の三つです。
これからご紹介する施設は全て箱根登山バスの「観光施設めぐりバス(箱根登山バスS路線)」で回ることができます。公共交通機関で箱根を回られる方、特に箱根フリーパスをお持ちの方は、モデルコースのスタートとラスト地点への移動を除き、各施設間はこのバス路線を利用するととても便利!
写真:泉 よしか
地図を見るさて、まず最初に行きたいのは「星の王子さまミュージアム」。ここはフランスの作家サン=テグジュペリの代表作『星の王子さま』の世界を再現した可愛らしいミュージアム。特にお子さんや女性に大人気です。
しかし、この作品はなかなか含蓄が深いんですよ。実は大人だからこそ楽しめるミュージアムかもしれません。
写真:泉 よしか
地図を見る屋外のフランス風の街並みも見どころですが、雨の日はぜひ屋内の展示ホールや映像ホールをじっくり楽しんでください。
<星の王子さまミュージアムの基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909
電話番号:0460-86-3700
営業時間:9:00~18:00(最終入園17:00)
定休日:第2水曜(除く3月と8月)
アクセス:箱根登山バスTまたはS路線(観光施設めぐりバス)「川向・星の王子さまミュージアム」バス停下車すぐ
写真:泉 よしか
地図を見る次は「星の王子さまミュージアム」からも近い「箱根ガラスの森美術館」へ行ってみましょう。近いと行ってもそれぞれに施設の敷地が広いので、車でない場合は無理に歩こうとせず移動は観光施設めぐりバス(箱根登山バスS路線)をオススメします。
こちらはイタリアのヴェネチアをイメージしたヴェネチアン・グラス専門美術館。リピーター率が高く、何度来ても楽しめると評判です。
写真:泉 よしか
地図を見る箱根ガラスの森美術館内で、雨の日でもゆっくり堪能できる屋内展示はヴェネチアン・グラス美術館や現代ガラス美術館など。
ここにはガラスの体験工房もあります。グラスに好みの絵柄をつけるサンドブラストや、ガラスパーツを組み合わせてオリジナルアクセサリーを作れるフュージング体験はいかがでしょう。
写真:泉 よしか
地図を見るヴェネチアの街角に迷い込んだようなミュージアムショップも人気です。きらめくガラス製品を見ているだけで時間を忘れそうですよ。
<箱根ガラスの森美術館の基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
電話番号:0460-86-3111
営業時間:午前10時から午後5時30分(入館は5時迄)
※毎年、成人の日の翌日から11日間が休館日
アクセス:箱根登山バスT路線「俵石・箱根ガラスの森前」バス停、またはS路線(観光施設めぐりバス)「箱根ガラスの森」バス停下車すぐ
写真:泉 よしか
地図を見るランチタイムにオススメするのは「箱根ガラスの森美術館」から徒歩5分の「箱根ハイランドホテル」。こちらのレストラン「ラ・フォーレ」は、フランス料理をベースに和食のテイストを取り入れたフレンチ・ジャポネが特徴の一つ。
写真:泉 よしか
地図を見る特に薪火を使うガーデンブロッシュで調理した肉類が絶品。スモーキーな香りが食欲をそそり、凝縮された肉本来の旨味に舌がとろけます。景色が期待できない雨の日だからこそ、食事はちょっと贅沢したいですね。
雨だからこのルートで行こうと決めた場合は、朝のうちにランチ予約の電話をしておくと安心です。
<小田急 箱根ハイランドホテルの基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原品の木940
電話番号:0460-84-8541
ランチ営業時間:11:30~14:00(L.O.)
アクセス:箱根登山バスTまたはS路線(観光施設めぐりバス)「品ノ木・箱根ハイランドホテル」バス停下車すぐ。箱根ガラスの森美術館から直接移動なら徒歩5分
写真:泉 よしか
地図を見る午後は「ポーラ美術館」へ。日本建築学会賞など多くの建築賞を受賞したガラス張りの建物もスタイリッシュ!実は化粧品で有名なポーラ・オルビスグループの前会長が集めたコレクション1万点から成る美術館なのです。
写真:泉 よしか
地図を見るモネやルノワールといった西洋絵画から、横山大観の日本画まで幅広いジャンルが展示されています。彫刻など立体的な作品も。
写真:泉 よしか
地図を見るガラス工芸、東洋陶磁の展示も充実。化粧道具コレクションなど他の美術館ではなかなか見られないユニークな展示も注目です。
<ポーラ美術館の基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
電話番号:0460-84-2111
営業時間:午前9時~午後5時 ※年中無休
アクセス:箱根登山バスTPまたはS路線(観光施設めぐりバス)「ポーラ美術館」バス停下車すぐ
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写真:泉 よしか
地図を見る最後を締めくくるのは箱根小涌園ユネッサン。ここは水着で遊べる温泉テーマパーク。「ユネッサン屋内エリア」「ユネッサン屋外エリア」とあって、屋内エリアは全天候型!雨はもちろん、真冬でも快適に遊べます。
急な雨で水着なんて持ってきていないという方もご安心を。ビキニからラッシュガードタイプまでレンタル水着も充実。
子供向けなんじゃないのと思うなかれ。ワイン風呂、酒風呂、本格コーヒー風呂など、変わり種のお風呂に順に入っているだけでも楽しめます。
写真:泉 よしか
地図を見る水着になるのはちょっと・・という方は「森の湯」だけ利用するというのもありです。こちらは「箱根小涌園ユネッサン」の男女別の温泉施設。もちろん水着エリアのユネッサンでたっぷり遊んだシメに「森の湯」でくつろぐのもオススメです。
<箱根小涌園ユネッサンの基本情報>
住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
電話番号:0460-82-4126
営業時間:ユネッサン9:00~19:00、森の湯11:00~20:00
アクセス:箱根登山バスS(観光施設めぐりバス)、H、Y路線「小涌園」または「ユネッサン前」バス停下車すぐ
今回のモデルコースでご紹介した以外にも、雨の日に役立つ情報を追記します。
「観光施設めぐりバス(箱根登山バスS路線)」沿線には、箱根ラリック美術館、箱根美術館、彫刻の森美術館といった多くのミュージアムが揃っています。彫刻の森美術館は屋外展示が有名ですが、本館ギャラリー、ピカソ館など屋内展示もあります。もし気になるミュージアムがあれば追加したりルートを入れ替えてみてください。
いっそ頭を切り換えて、箱根登山バスで「御殿場アウトレット」までショッピングに行ってしまうテもあります。この路線でも箱根フリーパスが使えます。
雨の日に箱根でゆっくり温泉に入るなら、お風呂の種類が多く設備の整った、箱根湯本駅近くの日帰り温泉が気楽です。箱根湯本駅から無料送迎バスで3分の「箱根湯寮」、箱根湯本駅から湯本旅館組合巡回バスでアクセスできる「天山湯治郷」「湯の里おかだ」「天成園」などはいかがでしょうか。
また、箱根湯本駅前の商店街は歩道に屋根がついていますので、雨の日でも食べ歩きやお土産探しに便利です。
帰りはちょっと早めに箱根を離れて、風祭駅で途中下車。駅に直結した「鈴廣かまぼこの里」で過ごすのも楽しいですよ。お土産探しだけでなくレストランやかまぼこ博物館もあって広さにびっくりです。
旅行中に雨が降ると憂鬱になりがちですが、少しでも快適に楽しんでいただければと思います。
2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2021/8/21更新)
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