「ユーザーブロマガ」サービスの終了(10月7日を予定)にあたり、残したいユーザーブロマガ記事への投票を受け付けています

【ひやーい】意外と近い異界いきバスツアーに参加してきました【ようかい図鑑】
閉じる
閉じる

【ひやーい】意外と近い異界いきバスツアーに参加してきました【ようかい図鑑】

2019-09-16 19:51

    残したいユーザーブロマガ記事への投票はこちらです

    2019年8月16日(金)、
    『ひや族よ、再び! ちく☆たむ・タニシの「ひやーい」バスツアー In TokyoTower・Asakusa』
    に参加してきました!
    (https://ch.nicovideo.jp/tiktam/blomaga/ar1782669)



    本ツアーは同年3月に開催された、
    「ひや族大移動!ちく☆たむ・タニシのようかい図鑑バスツアー in KAWAGOE」に続く
    声優ユニット『ちく☆たむ』の 築田行子さん (愛称:いくちゃん) 田村響華さん (愛称:きょんちゃん)
    と事故物件住みます芸人『松原タニシ』さん (本名:松原 高志 [たかし])、
    そしてその3人を慕う『ひや族』と呼ばれるファン達みんなで旅に出る
    2回目の「ホラー」バスツアーです。

    惜しまれながら今年3月に最終回を迎えた3人のニコニコ生放送番組『ようかい図鑑』(略称:よう鑑)
    ちく☆たむの2人がタニシさんと共にホラーを学んでいくコンセプトの番組でしたが
    蓋を開けてみればハチャメチャで何でもありなホラーとはまた別の意味で恐い番組になっていました。
    このバスツアーはそんな番組の、できたらいいねから始まった企画です。

     

    すでに終了して4カ月の番組の同企画ですが、
    ちく☆たむが新たに始めたニコニコチャンネル番組『もうれつトライ!』(略称:もうトラ)
    の同ファンの声もあって、お盆の季節にようかい図鑑が大復活を遂げたのです。

    ようかい図鑑が誕生するキッカケとなった
    ちく☆たむの2人がタニシさんと初めて出会ったニコニコ特番、
    「ひやーい!築田行子,田村響華が地下心霊監獄から生放送/ホラー百物語」の放送日が昨年の
    2018年8月16日であったことから、3人の結成記念日とも言える日にツアーが開催されました。
    ちく☆たむ・タニシ、3人合わせて『ちくたむし』!「ちくたむし結成記念日」!おめでとう!

     

    きょんちゃんの「言うだけタダ!」精神で皆で2回目の旅の開催を願いましたがまさか実現するとは、
    今度の旅の行先は『東京タワー・浅草』です!

    前回に引き続き、バスツアーの企画・実施をしてくださったのは株式会社クールジャパントラベルさん。
    当日は台風が接近中であり、スケジュールや1日の立ち回りなど中々に難易度の高いツアーでしたが
    前回よりもパワーアップしたすばらしい旅を一緒につくっていただきました。ありがとうございました!

    ニコ生よう鑑のディレクターさんが考えた造語、ひやっとしてこわーい!合わせて「ひやーい!」
    上記のちくたむしファン「ひや族」は「ひやーい旅→ひや旅→ひや族」の書き間違いから誕生。
    著者を含めたひや族たちの恐い旅を前バスツアーの記録に続き書き残せたらと記事にさせていただきます。

    前バスツアーの雰囲気や内容については↓ブロマガで記事にしているのでよろしければ、
    【ひや族大移動】狂気と狂喜のバスツアーに参加してきました【ようかい図鑑】
    (https://ch.nicovideo.jp/onetime/blomaga/ar1739223)

    (以下、時系列で旅の出来事・土産話)

    【7:45】新宿駅西口LOVEオブジェに集合



    早朝、前回のバスツアーと同様の集合場所、新宿LOVEオブジェ周辺へ向かいます。
    LOVEオブジェへ駆けつけバスに乗車するまでが一番恐かったひや族も少なくないのではないだろうか。
    寝坊する恐怖、乗り遅れる恐怖。

    著者はなにぶん千葉の田舎に住んでいるもので当日は4時起床、
    バスと電車を乗り継いで集合時間ギリギリです。
    寝てないというひや族もちらほら...最初からひやーい!

    なんとか集合時間に間に合い、受付を済ませ
    ツアー限定参加特典と旅の予定表、観光マップを受け取ってバスに乗車します。
    バスは前回同様2台体制。著者は1号車です。

    前ツアーでは2号車のひや族が1人神隠し(急遽参加できなかったそうです)。
    今回はみんな無事に乗車できるのか!?...できたようです!よかったよかった。
    お盆休み期間とはいえ平日開催であったため前回よりも参加人数は減ったものの、
    1人も欠けることなく57名のひや族が無事に集まりました。

    出発直前に外国人の夫婦とみられる2人がバスに乗り込もうとしていて
    海外のひや族か!?とちょっとビックリして見ていましたがどうやら別のバスツアーの間違い、
    危うく2人「増えている」バスツアーになるところでした。ひやーい!

    ボッチ参加の著者ですが前回のバスツアー参加経験で知っています、
    「好きなものが同じ人と友達になれないわけがない」ということを、もう何も恐くない。
    バスの席が隣になったひや族、すごく気さくな方で1日いっしょに回ってくれると言ってくれ感謝。

    バスといえば、
    ニコ生番組よう鑑・もうトラでもおなじみのニコニコ新市場ミニゲーム「つりっくま」
    ニコニコ生放送の画面上で出演者と視聴者が一緒に遊べるゲームコンテンツの1つですが、
    よう鑑時代の実験放送から改良が進み、視聴者たちが南国ツアーバスに乗り込み
    楽しい釣り場へ遊びに行けるストーリーのゲームに成長しています。

    番組でちくたむしと釣りゲームをして楽しかったつりっくま、
    ちく☆たむの2人が声優を務める、けものフレンズに登場するジャパリバスと共に
    今回の旅につりっくまバスツアーを重ねながら、そろそろ出発の時間です。

    【8:15】ひやーい旅へ出発

    バスツアー!よーいドン!

    新宿の街をバスが出発しました。
    1日ひや族達の旅の案内をしてくださるバス1号車の添乗員さんの挨拶、
    今日は1日よろしくお願いします!

    バス添乗員さん「それではまず、この貴重な音楽をお聴きください。」
    ざわつくひや族達、でもすぐに何の音楽か察しました。

    今年の10月4日世界動物の日にリリースが予定されている
    ちく☆たむ初のミニアルバム『ハイパートライ!』
    そのアルバムに収録予定の今回の旅の行先でもある
    東京タワーお化け屋敷とのタイアップ曲『それ、ちょうだい』を車内公開です!

    ひやーいバスツアーに先立って生放送されたちくたむしと一晩東京タワーお化け屋敷にお泊り
    『ちく☆たむ・タニシの恐い旅/ようかい図鑑ホラー百物語SP』の中でも少し公開されたこの曲、
    Fullで聞くことができたのは今回の旅が初です。

     

    「それ、ちょうだい」お化け屋敷のストーリーをなぞる内容の歌詞で
    いままでのちく☆たむの曲とは雰囲気がガラッと違う新しい挑戦を感じる明るいホラーな曲でした。
    恐い曲はずなのになんだかワクワク、リリースが楽しみです。

    サビの部分で連呼する「お~顔、ちょ~ぉだい。」の歌詞、
    「〇〇〇、ちょ~ぉだい。」で色んな所で使えそうな楽しいフレーズですね!

    曲の途中、スペシャルゲストでタニシさんも「ぢょ~ぉだい」を歌っていてバス内は大爆笑。
    さすが虚無僧アイドル虚無☆虚無!
    (恋村虚無子:松原タニシさんの事故物件住みます芸人と違うもう1つの人格ミュージシャンキャラクター)

    これから体験するお化け屋敷への期待がいろんな形でふくれていきます。

    【8:45】富岡八幡宮 旅の安全を祈念して3人と一緒にお参り

     

    旅の安全祈願としてひや族みんなで集団参拝です。

    直前までどこに向かうのか告げられていなかったその場所は『富岡八幡宮』
    ツアーの前日まで行われていた神社のお祭りの雰囲気がまだ残っていました。
    江戸三大祭りの1つである深川祭というお祭りだそうで、いつかそちらにも参加してみたいです。

    バスを降車して神社敷地内へ移動していくとすぐ目に入ったのは伊能忠敬の銅像。
    日本列島の実測による地図作成で有名な伊能忠敬ですが、
    測量の旅の初めには必ずここ富岡八幡宮で参拝していたことで知られているそうです。

    歴史の偉人も旅の安全を願った神社で集団参拝。
    受け入れてくださり貴重なお話もしていただいた富岡八幡宮の皆様ありがとうございました!

    ちくたむしの3人も来ているはずだと少しソワソワしながら拝殿へ入室。
    中は着席式でバスの席順に並んでひや族たちも厳粛な空気に、何かが始まる期待が湧いてきます。
    しばらくして3人が昇殿しますが、ひや族たちはそれを声も上げず静かに見守り儀式に入ります。

    築田さん田村さんタニシさんがひや族を代表して玉串拝礼。
    ニコニコ生放送で旅の最後に使う為に選定したお清めの塩『ボリビア産 岩塩』
    (となぜか落選していたはずの復活の『やきしお』) のお祓いをしていただきました。

     

    著者は運が良いことに参拝の席がちく☆たむの真後ろで貴重な2人の後頭部が目の前でした。
    大好きなちく☆たむが目の前にいるのに不思議と穏やかな気持ち、
    いろんな舞台で活躍する彼女たちですが、
    体も小さくて普通の女の子なんだなぁなんてことを考えながら儀式がすすんでいきます。

    前回のバスツアーのお参りにて、
    儀式の途中で神主さんが「ひや族大移動!ちく☆たむ・タニシのぉ...」と
    ツアー名を一字一句違わず読み上げたことで笑いに堪えるのに必死だったひや族たち。
    今回も何かあるはずと沈黙の中構えていると、

    「松原 の タニシ ~
     田村 の 響華 ~
     築田 の 行子 ~
     そのファン57名の ~...」

    絶対に笑ってはいけない集団参拝、再び!
    そのファン57名というパワーワード。
    みんなよく笑いを我慢しました!(笑) きっとこの旅も安全で楽しいものになります。

    儀式のあと、お祓いの済んだ各種塩を受け取り、
    清めの酒として日本酒or甘酒をいただき無事に参拝が終わりました。

    バスの出発まで少し時間ができたので少しだけ自由行動。
    ちくたむしが境内でおみくじを引いていたので著者も...「大吉」でした。いいことあるかな?
    毎度のことですがタニシさんはもう普通にひや族の中に溶け込んでいて違和感がありません。

    ゆっくり時間が流れる居心地の良い場所でしたが、
    もうすぐ次の目的地へ出発です。

    【9:50】バスガイドちくたむし

    ちくたむしと間近で会えた興奮を時間差で感じながらバスの中で出発を待っていると、
    その3人がバス1号車の中に乗り込んできてくれました!

    著者の座席が前の方であった事と続けざまの興奮に、
    ほぼ逝きかけました。

    出発前にひとこと声をかけに来てくれたのかな?と思っていたら
    バスの前の席に自然に着席し、なんとそのままバスが出発!?
    バスガイドちくたむしの始まりです!

    バスツアーのサイト注意事項には『出演者はバスには同乗致しません』と書かれていましたが、
    直前のニコ生で「もしかしたらバスに一緒に乗れるかも!」とちく☆たむが言っていたので
    期待していましたが、願いって叶うんですね。(あ!おみくじの大吉ってこれか!?)

    いくちゃん「みなさま...左手をご覧ください、」
    さすが女優(芸人)築田行子さん。発車早々にバスガイドに成りきっています。

    きょんちゃん「さっき、セミの抜け殻ひろった。」
    さすが死神(異名)田村響華さん。さっそくホラーバスツアーっぽい(?)

    タニシさん「今日はみんなどこに行くか知っているのかな?」
    ひや族一同「「「知らなーい!!(すっとぼけ)」」」
    ちく☆たむ「「え、知らないの!?」」
    タニシさん「青山霊園いって、千駄ヶ谷トンネル通って、八王子城址に向かいます。」
    ひや族一同「「「わーい!(白目)」」」

    これもバスツアーのサイト注意事項に書かれていたことですが、
    『霊感の強い方、心臓の強くない方は参加をお控えください。』
    『何らかの怪奇現象や霊障等の影響などによる、不慮の事故に関して主催者は一切責任を負いかねます。』
    ガチのホラースポットひやーい!

    本当の目的地1つ目は、『東京タワー』

    東京タワーも他に負けないくらいのホラースポットであることをタニシさんが教えてくれます。
    方角的に裏鬼門の方角にあることは有名ですね。
    タワーの非常階段を駆け下りてくる霊、タワーを背景に写真を撮ると人影が映り込むなどなど、
    著者も口伝や都市伝説の類のうわさ話は大好きなので興味津々です。

    そして、ちくたむしの歌う曲「それ、ちょうだい」の舞台、
    東京タワー地下のお化け屋敷には普通に「本物のオバケ」が出るらしい。

    目的地2つ目は、『浅草』

    浅草の街歩き自由散策が午後の予定、
    そのあとは待ちに待ったファンイベントです。

    観光客でいっぱいの東京を代表する観光名所の下町浅草ですがここも油断できないホラースポットかも!?
    タニシさんのおすすめは日本最古の遊園地で知られる「浅草 花やしき」(継続年数最長はひらかたパーク)
    江戸時代に植物園として開園した花やしき、長い歴史の中で霊が出ないわけがない!?

    ひやーい写真、略して「ひや写」もハッシュタグつけて Twitter で共有してねということでした。
    でも、いくちゃんきょんちゃんは浅草食べ歩きのことで今から頭がいっぱいのよう。

    旅のはじまりに聞いたちくたむしのお化け屋敷曲「それ、ちょうだい」をはじめ、
    ミニアルバム「ハイパートライ!」の話題も飛び出しました。

    タニシさん「それ、ちょうだい、歌うのが難しい曲だよね、ボヘミアン・ラプソディみたいな...。」
    ちく☆たむ「「えー!?」」

    ボヘミアン・ラプソディ...クイーン...戦慄の女王...なるほど宣伝ですね!
    今年の11月29日に開催が決定したちく☆たむ主催としては初のライブイベント、
    『ちく☆たむランド~戦慄の王女~』を宣伝をしてくれているんですね!!
    どんどん持ち歌も増えていっているちく☆たむ。「それ、ちょうだい」を生できくのが楽しみです。
    (https://eplus.jp/sf/detail/3040970001)

    宣伝が冗談だとしても、ちく☆たむがQueenの様だというのはわかる気がします。
    ロックバンドクイーンがジャンル分けが難しく「クイーンはクイーンというジャンル」と言われたように
    色んな色の曲にトライしていく「ちく☆たむはちく☆たむというジャンル」なのかもしれません。
    なんて少し感動していたり、

    そんな中タニシさんは特別出演しているはずの「それ、ちょうだい」の自分のパートが
    未だに何処なのか分からず、収録をした覚えもないのだとか...。
    果てはバスの窓から見えた、豊洲に市場が移転して取り壊されている最中の築地市場の廃墟に興奮して
    「ちょっと築地行ってくる」...ひやーい!

    バスが東京タワーに近付いてきたところで
    「それ、ちょうだい」を1号車のひや族みんなで歌おうという提案。
    1回しか聞いていないんですが大丈夫か!?

    老婆に顔を剥がされるというホラーストーリーのお化け屋敷、
    お化け屋敷の中で東京タワーの「本物のオバケ」に顔をとられないようにする対処法は!?

    いくちゃん「オバケに逆に『ちょうだい』って言えばオバケが困っちゃうと思う。
          歌えばいいんだよ!ちょうだい返し!」

    ちくたむしも歌詞があやふやのなか、1号車ひや族みんなでちょうだい大合唱。

    「「「「「お~顔、ちょ~ぉだい。」」」」」

    【10:20】東京タワー・お化け屋敷

     

    富岡八幡宮での安全祈願もあって
    何事もなく無事に『東京タワー』にバスが到着しました。
    しかし、ここからが本当のホラーだ。

    東京タワーお化け屋敷 第五弾
    『KICHIRI いしがまやハンバーグpresents お顔をちょうだい「老婆の呪面」』
    これは現実か、幻か!?体験の時間です!
    (https://www.shochiku.co.jp/pj/okao/)


    ある老婆によって殺された人間の顔から作られた「ハギトリの呪面」と呼ばれるお面、
    お面をかぶるとその顔の持ち主だった者の最期に見た光景が見られるという...。(お化け屋敷)

    松竹お化け屋本舗さんによる東京タワーでのお化け屋敷も第五弾ということで様々な挑戦を感じる本企画
    呪いの面に見立てたヘッドマウントディスプレイをつかったVR体験が目玉ですが、
    その後に待ち構えるリアル体験、いったい何が飛び出すのか。

    通常のお化け屋敷営業時間が12:00~のところを
    ひや族バスツアーの為に10:00~特別開放してくださりました。
    老婆の呪面製作委員会と現地スタッフのみなさま、そして本物のオバケさんありがとうございました!

    1号車バスから降車する際、
    老婆の呪面に立ち向かうひや族たちにうれしいサプライズもありました。
    ちく☆たむ・タニシによる東京タワー展望台&お化け屋敷チケットのお渡し会です。

    バスごっこの歌よろしく、「それ、ちょうだい」を歌いながら
    ちくたむし「お~顔!」⇒ ひや族「ちょ~ぉだい!」でチケットが手渡しされていきます。
    こういうイベントならではですね、出演者との距離がグッと近くて本当にうれしい。

     

    お化け屋敷の入り口ではオバケに扮した東京タワーのマスコット、ノッポンがお出迎え。
    その後ろには東京タワー地下に続く階段が、ひやーい!
    入り口にはちく☆たむ・タニシそれぞれのサインも刻まれています。ひやーい!?

    薄暗い地下はいかにも霊が出そうな雰囲気。
    お化け屋敷スタッフの方から呪面(ヘッドマウントディスプレイ)の下にかぶる
    老婆の呪いをはねかえすお守り(VRゴーグル用アイマスク)が配られ儀式に挑みます。

    後のタニシさん談「(呪いをはねかえすお守り) ボンバーマンみたいだ。」

     

    ≪注意≫ 以下お化け屋敷のネタバレを含みます。お気を付けください。

    タニシさんが「ごめんなさい!ごめんなさい!」を連発したというお化け屋敷のVR儀式。

    6人1組となって輪になった席に内側を向いてみんなと向き合って座らされます。
    お守りの上から呪面をかぶると、何かがみえる...。

    お面の顔の持ち主の最期に見た光景、
    そこにも面をかぶった6人が囲炉裏の周りに輪になってうつむいていました。
    暗闇の向こうからうっすらと何かが近づいてくる、こども? ジッと目を凝らしていると近くに!?
    何か言っている...「お顔を、ちょうだい」

    血だらけの台所と思われる場所から何者かが出てきた。老婆だ。
    老婆が輪になった我々の後ろを出刃包丁を片手にぐるぐると歩き回る、すると最初の犠牲者が。
    殺された彼はジッとこちらを見ている。

    呪いの老婆を討たんとするお侍さんも登場しますがあっけなく返り討ち。(老婆つよい)
    包丁でズタズタにされたお侍さんも息絶え、彼もまたジッとこちらを見ている。
    暗闇の中なにかが周りをうろつく気配、そして聞こえる「おかあさん...」の声、いったい誰。

    儀式の輪を廻っていた老婆がピタリと背後で止まる。
    そして著者のかぶった呪面の顔の持ち主が帰らぬ人に...。

    ひやーい!

    の、呪いとか、ゆ、幽霊とか信じない著者ですが、
    現実の世界に何事もないことを祈りながら呪面ヘッドマウントディスプレイを外します。
    正直このときが一番こわかった。お面を外しても目の前にあの光景があるのではと(大丈夫でした)。

    VRホラー体験の後はリアルお化け屋敷に突入。
    お守りの力で呪面の呪いから逃れた儀式参加者たちを老婆が追いかけてきます。

    暗がりの中の無数のお面、老婆がいたと思われる台所、
    ちく☆たむ・タニシの3人がニコ生で東京タワーお化け屋敷に一晩お泊りしたときに座っていた聖地。
    恐怖と不安と嬉しさが混沌とする不思議な空間でした。

    正直に告白するとお化け屋敷が怖すぎて著者は他のひや族の後ろにずっと隠れている始末。
    老婆と呪面の子供がものすごい速さで追いかけてくると声ならぬ悲鳴が。
    ほんとうに恐かった。

    通り抜けてみると意外とあっという間だったお化け屋敷、
    もうちょっとオバケ達に立ち向かえばよかったかな?(強がり)
    ちくたむしの言う東京タワー地下の本物のオバケは果たして現れたのでしょうか。

    お化け屋敷やホラースポットに好んで行くことが生まれてこの方ありませんでしたが、
    今回の体験とタニシさんの恐いお話を聞くうちに、いつもは行くことのない恐い場所っていうのは
    それだけで特別で不思議で面白い体験なのかもしれないと考えるようになりました。

    松竹さん!お化け屋敷すごいです!
    恐いお化け屋敷の旅!たのしかった!ひやーい!

    お化け屋敷の後は東京タワー展望台やお土産コーナーを回ります。

    東京のシンボルを東京スカイツリーに持っていかれてしまったところのある東京タワーですが、
    おなじみの透明の床やビルの立ち並ぶ展望台からの景色の雰囲気、
    東京都庁の展望台にも同じ感覚を覚えるのですが古き良きお土産コーナーの感じが大好きです。
    ここにもオバケがいそうだな。

    そして著者が個人的にずっと来たいと思っていたこの旅の大きな目的地へも向かいます。



    それは『東京タワー水族館』の跡地。
    昨年のタワー改装工事と同時期に長い歴史に幕を下ろし閉館したと聞いていました。

    著者がまだ小さかったころに一度行ったことがあったらしいのですがよく覚えていません。
    世界初となる観賞魚を専門に扱った水族館であったようで奇抜な姿の水槽と魚がたくさんいたそうです。
    閉館前にもう一度来たいと思っていましたが、叶わなかったその場所を探します。

    東京タワースタッフのお姉さんに「東京タワー水族館ってどこにあったんですか?」と聞くと
    お化け屋敷のある地下を出たロビーのすぐそこにあったことがわかりました。

    スタッフのお姉さん「今でもたまに魚と水のニオイがしますね(笑)」
    思い出深い来館者も多いようで、今でもたまに水族館の話をしたり、
    閉館したことを知らずに遊びに来たひとがショックをうけることもあったそうです。

    ちく☆たむの「どうぶつ図鑑・どうぶつ図鑑2」というニコニコ生放送の番組でも
    たくさんのいろんな動物園・水族館の生き物たちのお話を聞いて学んできましたが、
    経営が厳しい状況にある園も少なくないこのご時世、何かの形で応援していきたいものです。

    東京タワー水族館跡地のその場所は今では子供たちを見守るゾウさんの遊具が置かれていました。
    エレファントノーズフィッシュなんかもいたのかなぁ。

    バスツアーの旅とは話がまたそれますが、
    そんな閉館してしまった東京タワー水族館の魚たちと水槽は現在でも日本中で活躍しているそうです。
    Twitterに「東京タワー水族館(でした) @TTA_info」という当時のスタッフさんの運営アカウントがあり
    ブログ(http://ttablog.jugem.jp/)などを介して魚さん達と水槽の今を教えてくれています。
    故郷が東京タワーの魚たちに会いに行く旅というのも楽しそうですね。

    いろんな思いのこもった東京タワー。霊が出るっていうのはそういう思いの力なのかも?
    ひや族たちもそれぞれの目的を終え、そろそろ次の目的地へ出発する時間です。


    【12:00】浅草へ

    東京タワーでのお化け屋敷とそれぞれの目的を終えてバスが次に向かうのは浅草の街。

    ちくたむしの3人は今度はバス2号車に乗り込んだようで
    横に並んだバスの窓からバス1号車のひや族にみんなで手を振ってくれます。

    興奮しっぱなしであった午前中の旅、1号車はひとときの休息です。
    Twitter のハッシュタグ #ひやーい や #ひや写 の旅のつぶやきをしたり、

    ファンコミュニティアプリ fanicon『ちく☆たむランド』で旅に来られなかったひや族との旅の共有、
    (https://fanicon.net/web/fancommunities/1068/)
    午後の旅を想いながら窓の外の東京の街を眺めます。

    2号車では何の話をしているんだろう?
    そんなことを考えていたらあっという間に到着です。

    【12:30】昼食・浅草自由散策

     

    浅草の街に繰り出す前にまずは昼食、腹ごしらえ。

    散策の後のちく☆たむ・タニシのファンイベントも開催される
    「雷5656(ゴロゴロ)会館」の3階大広間でお昼ご飯をひや族みんなでいただきます。

    メニューは深川飯や天ぷらの入った「深川炊込み御膳」
    前回のバスツアーよりちょっぴり贅沢にパワーアップしています。
    広い会場の長い机にズラっと並んで座るひや族たちはさしずめ修学旅行生。

    テーブルの端に立つちくたむし。
    急に築田さんが何かを思いついたように笑って田村さんにコソコソと耳打ちのナイショ話。(かわいい)

    きょんちゃん「それでは、お手々のシワとシワを合わせて。」
    ひや族一同「「「いただきます!」」」
    タニシさん「幸せ、南~無~って言ったらどうしようかと思ったわ。」

    笑いと拍手から始まった美味しいごはんを頂いた後は浅草の街の散策へ出発です。





    前回のバスツアーの自由散策時には謎解きMAPなるゲームが準備されていたのですが今回は無し。
    かわりに浅草の隠れた謎を探したい。

    浅草の散策では特別な目的などはなかったのですが、
    築田さんがいつか言っていた浅草名物の「メロンパン」はぜひ食べ歩きしたいと思っていました。
    あとはタニシさんおすすめの「花やしき」うーん、どうしようか。

    ちく☆たむ・タニシの3人もきっとどこかを歩いているはずなのでバッタリ遭遇出来たらうれしい。
    みんなはどこにいくのだろう?

     

    雷5656会館が浅草寺のちょうど裏手側にあったので「仲見世」を通って「雷門」を目指しました。
    先ほどまで東京タワーにいましたが、「浅草寺」境内からは「東京スカイツリー」もよく見えます。
    浅草寺の五重塔とスカイツリーが似ていてよい眺め。構造もよく似ているんでしたっけ。

    仲見世の通りはさすが観光地、平日にもかかわらず人がいっぱいで賑やかでした。
    ひとの半分以上は海外からの観光客でしょうか?国際色が豊かです。

     

    雷門は立派で大きくて見ごたえがありますね。
    「風神・雷神」が守る浅草寺の入り口、正式名称は「風雷神門」(風神どこいった!?)
    真っ赤な雷門大提灯がみごとです。

    著者は何度か浅草寺には観光で来ておりちょっとした知識もあるのですが、
    中でも雷門の話で好きなのが「松下電器産業株式会社の松下幸之助さんの寄進」であるという話。

    幾度もの焼失をしてきたという雷門は江戸時代の焼失からずっと再建がされていなかったらしいのですが
    関節痛に悩んでいた松下幸之助さんが浅草寺に祈願したところみごとに快復し
    そのお礼にと幸之助さんが個人で雷門を寄進され、今の雷門が再建されたということです。

    提灯に今でもハッキリと「松下電器・松下幸之助」と書かれているのがなんとも好きなのです。
    雷門の次は仲見世を少し外れて食べ歩きの目的「浅草めろんぱん」のお店を探します。

     

    いつのころからか浅草の名物になっていた「メロンパン」。
    探してみるといたるところにメロンパンの看板とお店が、
    ゆっくり食べ比べてもみたいが今回はソフトクリームを挟んだメロンパンがなんとも美味しそうだった
    「浅草花月堂 浅草さくら」さんの「アイスめろんぱん」を食べ歩き。

    アイスにはたくさんの種類がありましたが、迷って著者が決めたのは「抹茶アイスめろんぱん」。
    想像以上にジャンボでサクサク&ふわふわのメロンパンに濃厚な抹茶ソフトクリームがサンドされていて
    冷たくて美味しくて大満足でした。次に浅草に来た時もぜひ食べたい。

    そういえば田村さんは大の「パン!」好きだった。
    おすすめしたいですね。

     

    ひやーい!恐い旅であることも忘れて浅草寺の周りをぶらぶら、
    浅草まち歩きMAPを頼りにぶらつきます。
    富岡八幡宮でもおみくじを引きましたが、浅草寺でももう一度、大吉!いいですね!

    浅草寺の本堂にも入りお参りもしてきました。
    いろいろ願いはあるけれど、直近に叶えたい願い、
    「ちく☆たむ・タニシに会えますようにちく☆たむ・タニシに会えますように」と祈る。
    するとさすがパワースポット浅草寺、すぐに願いが叶いました。

    浅草寺から外に出たときに見覚えのある女の子たちが目の前に!
    ちく☆たむでした、タニシさんもいる!
    驚いてつい「あっ!あっ!?」なんて声を出していたら3人は笑って手を振ってくれた。
    ちくたむしいい人たちだ、バスツアー来てよかった...。まんぞく...。

    最後は「花やしき」を外からまででしたが見に行きました。
    時間も限られた中だったので今回は入園しませんでしたが、
    江戸時代に始まった日本最古の遊園地、霊がいるいないにかかわらず一度遊びにいってみたい。

    まだまだ蒸し暑い夏の気候の中でしたが有意義な散策ができました。

    【15:30】ちく☆たむ・タニシの ようかい図鑑 in 浅草

    この時間を一番たのしみにしていたひや族も多かったでしょう。
    年度末に番組が終了した「ようかい図鑑」が目の前に帰ってきました!

    ファンイベント『ちく☆たむ・タニシの ようかい図鑑 in 浅草』の開催です!

    場所はM-1グランプリ予選でタニシさんが「落選」したという雷5656会館5階ときわホール。
    いつもは寄席や講演会などが行われるこの場所、数々の芸人たちの晴れの舞台であると同時に
    タニシさんのようにM-1グランプリを脱落していった芸人たちの無念の気持ちも漂っている。
    これは何かありそうだ。

    高座にちくたむしが登場!
    挨拶は「お~顔!」⇒「ちょ~ぉだい!」すっかり定着している。

    3人が着席するとすぐに不思議なことが起きました。
    ホールの後ろ側の入り口のドアがひとりでに開いたのです。ひやーい!
    風のせい?これは幸先が良い(?)

    ニコニコ生放送「ようかい図鑑」ではいつも、ニコ生ギフトの機能を使って
    ギフトポイントの合計に応じて各種企画を「解禁」していく番組構成でしたが今回はリアルイベント、
    ひや族の魂の熱量に応じて企画が解☆禁されていきます。

    ようかい図鑑の企画でトイレの花子さんギフトの絵を描いたいくちゃん。
    富岡八幡宮でおみくじを引いていたようで、運勢の弱い数字が1と9だったそう。
    いくちゃん「弱い数字1と9で行子(195)だったから、今日だけ花子(875)になります。」
    リアル花子さんギフト。

    はじめは、この旅のひやーい!情報交換。
    タニシさんがおすすめした浅草のホラースポット
    花やしきにも限られた時間の中たくさんのひや族が遊びにいっていました。
    ほとんどがホラーの事もひや写の事も忘れて普通に楽しんだようですが(笑)

    中には浅草から近いといえば近い東京スカイツリーのふもと「すみだ水族館」へ行った強者も。
    こんな時でも動物のことを第一に想う姿勢、見習いたい(?)
    バスツアーに参加していないはずなのに、参加していることになっているTwitterひや族も。
    バスツアー1人増えている!?ひやーい!

    みんな恐い旅を楽しんでいるようです。

    ★ひやーいバスツアー限定参加特典の紹介



    今朝のバス乗車時に受け取っていたツアー限定参加特典グッズの紹介。
    3人がそれぞれデザインした缶バッジが恐い!
    いったいどこで使用したらいいのか分からず恐い!(嬉しいです)

    (画像)上はタニシさん絵、
    タニシが田村に食べられ、田村が築田に食べられている。食べないでくださーい!ひやーい!
    田村のまゆ毛を描き忘れたのでひや族の方で描き足しといて下さいとのこと。

    (画像)右下がいくちゃん絵、
    はとバスみたいに黄色い小さい子が描いたみたいなバスがかわいい。
    ちくたむしは老婆の呪面をかぶっていて肌色に塗ったはずの肌の色がなぜか真っ赤に!?ひやーい!
    空を青く塗るのがたいへんそうだったことを理由に代わりに雲が青く塗られちゃっています。

    (画像)左下がきょんちゃん絵、
    普通にかわいい絵。浅草寺と東京タワーを背景にバスガイドちくたむしが笑っている。
    と、よく見ると下の方に迫るのは何者かの手?(タニシさん曰くウ〇コ)
    タニシさんの背後には老婆の呪面の子供の顔が!?ひやーい!
    きょんちゃんの手にはお清めの「しお」、タニシさんの手には「ほん」があるのも可愛らしい。

    タニシさんの「ほん」の話が出たのでちょっと脱線しますが、
    最近出版されたタニシさんの最新著書がおもしろい。

     

    松原タニシ(著)『異界探訪記 恐い旅』
    タニシさんが旅をした2年間の心霊スポットでの体験を時系列に記録した書籍。
    お笑い芸人としての「面白い」を非日常的日常「異界」に見出したタニシさんの成長がみられる。
    本当にたくさんの恐い場所を巡っていて、ニコ生で話を聞いているような感覚になってすごく楽しい。
    かなり苦労して書き上げた本のようですが、読みやすい良い本なのでぜひいろんな人にすすめたい。

     

    バスツアー限定オリジナルグッズ、最後はちくたむしの描かれた『うちわ』。
    キカイダーよろしく真っ二つになっているちく☆たむ、何の縁か配色までキカイダーと完全に一致。
    ちく☆たむファンにはもはや常識ですが顔のホクロが特徴的な二人、どっちがどっちかすぐにわかる。
    裏面はタニシさん。可愛いタニシという注文に澄んだ目のタニシをきょんちゃんが描き上げました。
    これもこのバスツアー以外のどこで使えばよいのか...ひやーい!?

    ★ちくたむしの最近あったひやーい話

    ホラーイベントらしいところでちくたむし3人の最近こわかった話も聞きます。

    タニシさんは1年以上も前に住んでいた事故物件の不動産屋さんから最近になって急に連絡があり、
    集合住宅の別室の住人とのトラブルについて不思議なことをいろいろ聞かれた恐い話。
    今は住んでいないのに住んでいることになっていたり、部屋に謎の液体がぶちまけられていたという。
    夜になると機械か何かのセンサーの音がどこからともなく鳴り響いてきて気が狂いそうだったとか。
    薬物の大量摂取で亡くなった方がいた事故物件、場所が千葉なだけに千葉住みの著者個人的ひやーい!

    田村さんは一人で電車に乗っていたとき、目の前の席に乱暴に座ってきた男性の恐い話。
    男性は席に座るとすぐに本を取り出し読み始めたそうで、仕草は乱暴だけれど普通の人なのかな?と
    本のタイトルを見ると『自分の「異常性」に気づかない人たち』。
    内容は精神医学の知見から様々な異常性を考える真面目な本のようだが、
    乱暴に座ってきて目の前でクスクスと笑いながらそのタイトルを見せられると怖すぎる。ひやーい!

    築田さんは家庭用マッサージ器の恐い話。
    築田家には肩のマッサージなどに使うハンディ式のマッサージ器があるそうなのですが、
    そのいわゆるACアダプタがかなりしっかりしたサイズの物だったそうです。
    ある日、マッサージ器を床に出しっぱなししていて気づかずACアダプタを足で踏んでしまったよう。
    それは悶絶するほどの痛さだったという。

    ってそれはひやーい!話じゃなくていたーい!話やないかい!
    おあとがよろしいようで。

    ★ひや族のひや物語

    バスツアー直前にひや族たちから募ったひや物語を紹介、分析していきます。
    (ひや物語とは、ひや族が経験したり人から聞いた不思議な出来事や恐い話の百物語的なもの。)

    あるひや族のひや物語。
    夜寝ていると何者かが布団の上に乗ってきた感覚を覚えたが金縛りで動けなかった。
    なんとかマブタを開けるとそこには毛むくじゃらの猫のような生き物がじっとこちらを見ている。

    タニシさん「(ひや族)さんはネコ飼ってるんですか?」
    ひや族さん「飼ってます」
    タニシさん「それ、猫ですね!」(金縛りは何だったんだろう...?)

    友人たちと旅行に出かけたひや族の旅先で起こったひや物語。
    グループを2部屋に分けて旅館に泊まったその深夜、隣のグループの部屋から戸をたたく音。
    そのひや族は旅の疲れでその時は反応しなかったが翌朝、聞いてみるとだれも戸を叩いていなかった。

    ちく☆たむも同じような体験をようかい図鑑の番組で話していた。
    声優のお仕事であるホテルに泊まった時、田村さんと築田さんが隣り合わせの部屋になった。その夜、
    築田部屋からドンドンと壁を叩く音。田村さんは寝相が悪い築田さんのことだからと放っておいた。
    しかし築田さんの部屋のベッドは壁と反対側だったということがわかり、いったい誰が叩いていたのか。

    タニシさん「その音、隣の部屋からの音じゃなくて、部屋の中からの音だったかもね。」
    集合住宅で隣から壁を叩かれることもあるが、その時はこの話を思い出してほしい。ひやーい!

    家にあった心霊写真をわざわざ会場まで持ち込んだひや族も。
    心霊写真の写しを会場にまわしてみせてくれた。そんなことして大丈夫なのかな(笑)
    10年以上前の自動車教習所での集合写真のようで、車の窓に映る謎の顔、体が透けている男性。
    著者もテレビ番組などでいろんな心霊写真をみてきましたが実物は初めてみる。

    一般のひや族からの笑いありガチホラーありの楽しいひや物語がたくさん紹介されました。
    世の中まだまだ不思議なことがたくさんあるんですね。

    ★タニシおにいさんの妖怪講座

    ようかい図鑑で毎回1つの妖怪を紹介・解説してくれていた妖怪講座も復活です。
    さまざまな妖怪を紹介してきた同企画、

    今回の妖怪は『犬神(狗神)』
    (https://ja.wikipedia.org/wiki/犬神)

    犬神とはイヌの霊を利用した憑き物、一種の呪いでまさに妖怪ですね。
    四国には伝承が多く残っており、今も「犬神持ち」と呼ばれる人々と共に知られています。

    香川県が故郷の著者、
    地元では犬神のお話は今の世の中でもちょっとしたタブーとして生きていると感じます。
    いわゆる「犬神憑き」の家系への差別の風習が根強く残ってしまっているんですね。
    霊的なものを信じない著者ですが何か恐ろしいものの空気を今も感じています。

    しかしつかみどころのない恐い話は異界への入り口、面白いに繋がっている。
    ひや族みんなで異界を想像しながらタニシさんのお話を聞きました。

    有名な話ですが、いろんな神様や霊が知られている中、
    犬神は人工的につくられる動物霊の呪いと考えられています。

    妖怪講座クイズ!「犬神の作り方とは?」

    恐い話で、けものフレンズ好きの動物好きも多いと思うので答えは記事にしないことにしますが、
    気になるひや族は調べてみてください。かなり恐ろしい怨念の呪いを知ることができます。

    死神の異名を持つきょんちゃんは犬神の作り方をすでに知っておりクイズ大正解でした。
    さすきょん!

    いくちゃん「犬に魔法の言葉を唱える。うんだらばーありありあー!」
    何処かのひや族「ドッグフードで呪う家に犬をけしかける。」

    いくちゃんとひや族がいて本当に良かった(笑)
    #うんだらばーありありあー!

    その後もタニシおにいさんのガチの犬神講座は続き、
    最後にはかなり特殊な犬神の呪いの解き方もこっそり教えてくれ充実した時間でした(白目)

    ★教えて!ちくたむし!

    ひや族からちくたむし3人への(答えられる範囲での)質問コーナー!

    あるひや族から、
    前回のバスツアーでいくちゃんが昔、野犬に襲われて自転車で逃げ切った怖い話があったが、
    今回はタニシさんから犬神のお話があった。
    犬を飼っているきょんちゃんにも犬にまつわるお話はないか?という質問。

    きょんちゃん「沖縄に住んでいたころ、霊感が強い人が周りにいっぱいいてあるおばさんに
           あんた(田村さん)には動物の霊が2体憑いていると言われた。」

    聞けば田村さんの肩には片方に猫の霊、そしてもう片方に犬の霊が憑いているのだという。
    愛犬のチワワの響太くんを可愛がっている犬を大切にしてきた田村さん、
    猫の霊は少し悪い霊で田村さんにちょっかいを出しているが、犬の霊が守ってくれているそうだ。

    質問してみるものですね!きょんちゃんの可愛い死神要素がまた増え、
    ちくたむしの犬の話が3つそろった!

    ちく☆たむのミニアルバム「ハイパートライ!」についての質問もたくさんありました。
    「それ、ちょうだい」CD、はやくちょうだい!

    あるひや族「去年の世界動物の日(CDリリース日)には
          ちく☆たむのデビューシングル どうぶつ!よーいドン! が出て、
          その直後にいくちゃんのソロミニアルバム my palette が出た。
          今年も期待して良い?」

    いくちゃん「先のことはわからない!今を生きろ!」

    口を開けば名言、拍手喝采のなか質問コーナーも終わり
    ひや族達の魂の熱量が最高潮のトランス状態に高まったところでファンイベント最後の催し物です。

    ★死神とリコーダーfeat.松原タニシとひや族の皆さんで大演奏会

    ニコ生ようかい図鑑のエンディングでもおなじみであった大演奏会。
    前回のバスツアーの混沌としたひや族みんなの演奏が蘇ります。

    直前になったSNSでの呼びかけにもひや族たちは応え様々な魂の楽器を用意していました。
    音が鳴ればそれは楽器です!
    著者は前回のバスツアーでも荷物に忍ばせていた相棒の握ると音のなるぬいぐるみで参戦しました。

    きょんちゃんが番組で使っていた京都水族館のくじ引きで貰えるチンアナゴの音の鳴るぬいぐるみや、
    幼児用のオモチャの楽器、本格的なリコーダーやクイーカ、テルミン、ギロ、カスタネット等の楽器。
    ビックリしたところではヴィブラスラップと呼ばれる特殊な打楽器をひや族2人が持って来ていたこと
    ネタかぶることあります!?(笑)

    きょんちゃん「その黒い筒みたいなの何?」
    ひや族の楽器「(ッポン!)」
    卒業証書入れるやつだー!?(大爆笑) 発想に脱帽である。

     

    課題曲はもちろん『それ、ちょうだい』

    いくちゃんのリコーダーに合わせて「お~顔、ちょ~ぉだい」をみんなで演奏。
    様々な音がカオスに浅草5656会館に鳴り響きます。これは霊も困惑。

    いったいいつまで続くのか切りどころのわからない大演奏が永遠続き、いくちゃんの指揮で終了。
    最後は笑い声と拍手が楽器になり最高のファンイベントに幕を下ろしました。

    【17:00】イベント終了・帰路に就く?

    今日の予定はすべて消化、まだイベントの余韻が残った状態ですが帰りのバスに乗車します。
    でも何か大切なことを忘れているような...?

    バス添乗員さん「それでは、これから公園に向かいます。」
    ざわつくひや族達、そうだ!アレをやってなかった!

    【18:00】新宿中央公園・リアルだるまさんがころんだ解禁



    今朝のツアー集合場所、新宿駅西口LOVEオブジェが目と鼻の先、
    東京都庁のお膝元、新宿中央公園で『リアルだるまさんがころんだ(多人数版)』開催です!

    「だるまさんがころんだ」というゲームは日本人なら誰もが知っている子供の遊びですが、
    ニコニコ新市場ミニゲームに同名のゲームがあり、よう鑑やもうトラでもよく皆で遊んでいます。
    前バスツアーでも開催されたそのニコ生ゲームのリアル再現が今バスツアーでも再び帰ってきました!



    台風の風が強い中、セミの抜け殻がたくさん引っかかっている公園の木、
    その一つに小さなクマのぬいぐるみキーホルダーが...これが、つりっくま...。
    こんなところでもひやーい!ホラーを感じながら待っているとちくたむしが堂々の登場です。

    タニシさん「皆さんにはこれから殺しai...だるまさんがころんだをしてもらいます」
    狂喜するひや族たち。

    鬼のダルマはタニシさん。
    ニコ生ゲームだるまさんがころんだと基本的なルールは同じ、
    振り向いたと見せかけるフェイントも口頭で「ふぇいんと!」って言って動いたらアウト。

    タニシさんをタッチしようとして動いてしまったひや族を監視するのはジャッジガールちく☆たむ。
    鬼に見つかった脱落者には番組で選定し富岡八幡宮でお祓いをしていただいた『ボリビア産 岩塩』が
    清めの塩として振りかけられます。(狂気)

    見事に生き残りタニシ鬼をタッチできたひや族には浅草の仲見世で買ったという「木刀」をプレゼント!
    修学旅行か!

    公園に来ている一般の通行人からの視線に耐えながらゲームスタートです!
    良い大人たちが全力でだるまさんがころんだ、練習でもしてきたのかピタリと皆動きません。
    ちくたむしも審判が厳しい。草で滑りやすい公園、止まっても急には止まれない。

    著者はというとけっこう早くに来たフェイント!にまんまと引っ掛かり早々に塩のシャワーを浴びました。
    正直なひや族たち、ジャッジガールが見逃した時でもアウトを名乗り出ます。(早く塩浴びたいだけ説)

    かなりの健脚ぞろいのひや族、あっという間にタニシ鬼に近づきます。
    決着は3人のひや族がほぼ同時のタッチ!
    マネージャーさんがスマホでゲームの様子を録画していてまさかのビデオ判定(笑)
    優勝者が決まりました!ダルマひや族おめでとう!

    最後はみんなで列をつくって順番に清めの塩をちく☆たむにかけてもらいます。
    著者もしれっと2度目の塩浴び、冷静に考えて恐すぎる行動でした。
    ちく☆たむが考えたオリジナル妖怪『ようかいドM集団』再出現です。

    「「「「「お~塩、ちょ~ぉだい!」」」」」
    の謎の掛け声も自然と発生します。

    事情を知らない外部の人がみたら新手の宗教かと見間違うかのような光景。
    楽しいってたぶんちょっと狂っている。

    無事(?)ひや族みんなで都市伝説になったところでリアルだるまさんがころんだも終わりです。

    【18:40】帰り道・たのしかったね!

    いろいろあった1日でしたが気付けばもう夕暮れ、あっという間に時間が過ぎました。
    もうすぐそこですが解散の場所 新宿駅西口LOVEオブジェに最後のバス移動です。

    すると最後にまたちくたむしの3人がバスに乗り込んできてくれました。
    本当にたくさんの時間3人を近くで見てお話を聞けてバスツアー最高です。

    記憶を振り絞って今回のこの記事を書いてきましたが、実は最後のこの時間に
    ちくたむしが何の話をしてくれたかよく覚えていません。つかれていたのかな?ひやーい!
    でもちく☆たむのこの言葉は覚えています。

    きょんちゃん「またバスツアーやりたい!定期的にやろうよ!」
    いくちゃん「たのしかったね!」

    ふたりの笑顔がまぶしかった。
    最後はタニシさんの発案で築田行子さん作詞ソロ曲『君とひこうき雲』をみんなで大合唱しました。
    タニシさんこの曲好きすぎるでしょ!ひや族みんなも大好きです!

    いつも もう一人じゃないよ 白く伸びた ひこうき雲
    あんな風に まっすぐに ずっと 飛んで行きたいね いっしょに
    すぐそばにいるよ 君の悲しみを分けてよ
    冷たい雨の後は きっと 澄んだ青空が 広がるよ

     

    【19:00】おわり

    バスが約束の場所LOVEオブジェに到着しました。
    バスツアー解散です。

    お盆休みも終盤、著者も今日中にうちへ帰らないといけませんがなんとも名残惜しい。
    ひや族で2次会や次回のイベントの話などをしますが今日は一度お別れ。また会いましょう。

    1日、いっしょに回ってくれたバスが隣になったひや族、いっしょに狂喜したひや族みんな、
    そして何より、ちく☆たむ・タニシ、ちくたむしの3人とその関係者、企画者のみなさん、
    楽しかったです!また参加したいです!ありがとうございました!



    【後日】KICHIRI・いしがまやハンバーグ



    お盆休みも終わり、夢とさえ感じる楽しかったバスツアーのことを考えながら
    著者はずっと気になっていた2つのお店にも足を運びました。

    バスツアーの目的地でもあり、ちく☆たむの新曲の舞台でもあった
    東京タワーお化け屋敷 KICHIRI いしがまやハンバーグ presents お顔をちょうだい「老婆の呪面」。
    提供の居酒屋KICHIRIさんと、いしがまやハンバーグさんに行ってきました。

    東京タワーお化け屋敷で「29.43(にくしみ)%OFF優待チケット」もいただいていたので。
    こういう呪いの数字遊び、けっこう好きです(笑)

    ★いしがまやハンバーグ・いしがまや GOKU BURGER

     

    表参道の方に用があった足で最近よく耳にしていたお店へ『いしがまや GOKU BURGER』さん。
    調べてみると2年間の限定で最近オープンしたばかりのいしがまやさんの旗艦店とのこと。

    お店の入り口には赤い牛さんの置物が、
    ようかい図鑑でも「件(くだん)」や「牛女」といった牛の妖怪をタニシさんから学んだなぁ
    とか考えながら入店、さすが表参道すごくおしゃれな雰囲気の店内でした。

    ボリューム満点の100%ビーフハンバーグのBLTチーズバーガー、
    手を汚さないように用意された黒い手袋をつけてガブリと豪快にかぶりつくと肉汁がすごい。
    牛肉そのもののうま味が口いっぱいにひろがって大満足のおいしさです!

    そういえば、ちく☆たむもよく二人でハンバーガーを食べに行くと言っていた。
    ここおすすめです!

    ★KICHIRI渋谷



    東京タワーお化け屋敷 老婆の呪面 の方は9月1日をもって公開が終了してしまいましたが、
    あの恐ろしい老婆は渋谷のあるお店にまだ存在しているのです『KICHIRI渋谷』さん。

    流石きちりホールディングスさん、こちらのお店もすごく内装がオシャレでした。
    間接照明がきいていて、ながい廊下の先に何かか出そうな雰囲気(褒めてます)。

    東京タワーお化け屋敷との期間限定コラボメニューの『老婆の呪面コース』をいただきました。
    きょんちゃんが番組で「KICHIRIさん大好き!料理が美味しい!」と言っていましたが、
    ほんとうに料理がすごくおいしい。

    中でも感動したのがバターの利いた「ポテト」ねぇねぇポテトおいしい!
    ポテトかい!って思うかもしれませんがポテトが美味しいお店は良いお店です(著者調べ)
    おかわり自由で3皿いっちゃいました。

      

    「老婆の呪面コース」の最後にはお化け屋敷ホラーVR体験が用意されています。
    謎の数珠をスタッフの方に手渡され食事の席とは別室の座敷に移動。血まみれの暖簾をぬけると
    そこにはあの東京タワーお化け屋敷にあった呪面(ヘッドマウントディスプレイ)がずら~り。
    ひやーい!また会ったね!

    呪面のホラーVRの内容は東京タワーお化け屋敷と同じもので著者は再会に喜んでいましたが
    連れてこられたVR未体験の友人は悲鳴なき悲鳴をあげていました。
    Jホラー×食×VR新感覚体験!たのしいですね!

    東京タワーお化け屋敷でのホラーVRの後はリアルお化け屋敷で老婆に追いかけられましたが、
    KICHIRI渋谷さんでは別のシナリオが用意されていました。
    老婆がVRホラーの世界でつくったデザートをふるまってくれるのです。

     

    VRホラー体験を終え、元の席に戻ってくるとデザートが準備されていました。

    『老婆のフォンダン ~おかわりちょうだい~』

    ちくたむしも番組内で食べていたこの老婆のフォンダン、
    ナイフを入れるとドロッと出てくるチョコレートソースがなんともリアルで痛そう。
    冷たいと思ったら温かくてビックリ、ドラゴンフルーツの酸っぱさが甘みに混ざっておいしい。
    クランチチョコともちもちのフォンダン生地が大好きです。

    老婆!料理上手ですね!
    (ところでVRの世界にいたお侍さんどこいった!?ひやーい!)

    お会計時にスタッフさんから清めの塩を手渡される。ここでも塩!ひやーい!
    とりあえず当分は財布の中にお守りとして入れておきますね。



    KICHIRI渋谷さんでの「老婆の呪面コラボ」は10月末まで実施予定です。
    バスツアーが恋しくなったり、遊びに行けなかったお化け屋敷を体験しに行きたいひや族は是非。
    老婆もきっと歓迎してくれると思います。ひやーい!

    KICHIRIさん、いしがまやさん、松竹お化け屋本舗さん、
    美味しくて楽しいイベントをありがとうございました!

    書き残したいことを全部書こうとしたらバスツアーからだいぶ時間が空いての寄稿になってしまった。
    ここまで読んでいただいてほんとうに感謝です。

    タニシさんのいう面白いとの出会いがある『異界』という世界。
    それは意外と近いところにあるんだろうなとこの旅を通じて感じました。
    たのしかった!

    この恐い旅、ひやーい旅はまだ終わっていないと思っています。次に繋げましょう!
    異界をひや族みんなと再び歩く日を楽しみにしています。
    それではひや族のみなさま、またお会いしましょうノシ ひやーい!
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。