【留学生活】ホストファミリーと仲良くなるためには?現地で気をつけたいことや挨拶の例文、トラブル事例まで紹介します

留学 ホストファミリー

「留学中、ホストファミリーと仲良くできるかな……」と感じている方は多いのではないでしょうか。

ホストファミリーは留学生の受け入れに慣れている家庭が多いため、英語力や生活面において心配することはありません。

仲良く過ごすために、

  • ・積極的にホストファミリーと会話する
  • ・お土産を渡す
  • ・滞在前と滞在後は挨拶を欠かさない

の3つをおさえておくことで、ホストファミリーと仲良く、長期的な付き合いができます。

とはいえ、実際にどのようなことに気をつければいいのかは、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、ホームステイで気をつけておくべきポイントや留学前の挨拶メールや手紙の例文、トラブル事例と対策を紹介します。

私もオーストラリアとサイパンでのホームステイ経験があるので、実体験をもとにお話していきますね。これからホームステイをする予定のある方は、この記事を読んで留学に備えましょう!

留学でまずはホストファミリーとの生活を選ぶ人が多い

留学 ホストファミリー

ここではホストファミリーについて、

  • ・概要
  • ・ホストファミリーの良さ
  • ・滞在における注意点
  • ・ホームステイをおすすめする人

を紹介します。

ホストファミリーとは、一般家庭で留学生を受け入れている人のこと

ホストファミリーとは、留学生を受け入れている一般家庭のことです。語学学校やホームステイ手配会社に登録している人の中から選ばれており、彼らと滞在することを「ホームステイ」といいます。

ホストファミリーが留学生を受け入れる理由は、「海外の学生と話したい」「自分の子供を外国人と触れあわせたい」「ビジネス」などさまざまです。留学生に好意的な人も多く、週末を一緒に過ごしてくれることも少なくありません。

またひとつの家庭で、複数の留学生を受け入れていることも多いです。

ホストファミリーの良さ

ホストファミリーの良さは、主に以下の3つです。

  • ・家事を任せることができる
  • ・英語に24時間ふれることができる
  • ・現地の生活習慣や文化を知ることができる

ホームステイをすることで、語学学校だけでなく放課後も英語で話す機会が増えます

ホストファミリーと滞在するときの注意点

滞在するとき、以下のことには注意しましょう。

  • ・ホストファミリーの宗教や文化的背景を知る
  • ・お互いのプライバシーは尊重する
  • ・宿泊費や食費以外の支払いは自分でする

ホストファミリーの普段の生活習慣や文化を大切に過ごすことで、トラブルやストレスは避けることができます。

ホストファミリーとの滞在をおすすめする人

ホストファミリーとの滞在は、以下のような人におすすめです。

  • ・初めて海外留学をする人
  • ・英語力に不安のある人
  • ・現地の生活習慣や文化を間近で体験したい人

ホストファミリーは留学生の受け入れに慣れている人が多いため、ゆっくり話してくれることも少なくありません。英語初心者でも安心です。

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留学先でホストファミリーと快適に暮らすために知っておきたい3つのポイント

留学 ホストファミリー ポイント

ここからはホストファミリーと仲良く生活するためのコツとして、

  • ・積極的にホストファミリーと会話する
  • ・お土産を渡す
  • ・滞在前と滞在後は挨拶を欠かさない

の3つを紹介します。

ポイント1. 積極的にホストファミリーと会話する

ホストファミリーと積極的に会話することで仲良くなり、さらには英語力アップにもつながる可能性があります。

ホストファミリーは留学生の受け入れに慣れているため、「あまり英語が話せないから」と恥ずかしがる必要はありません。リビングやキッチンに出て、自分から話しかけてみてください。

私は初めてホームステイしたときに、夕食の時間に学校でのでき事や遊びに行った場所の話をしていました。また週末に観光したい場所など、おすすめの場所を聞いてみるのもおすすめです。

また自分のことは自分でするなど、手伝う気持ちは持ちましょう。手伝うことで、ホストファミリーとの会話の機会も増加します

ポイント2. お土産を渡す

滞在初日に「これからよろしくお願いします」の意味を込めてお土産を渡すと、喜んでもらえることが多いです。

またお土産が、会話のきっかけになることも少なくありません。ホストファミリーの年齢や家族構成などを参考に選んでみてください。

お土産に悩んだときは、

  • ・キットカットなどのお菓子
  • ・漢字Tシャツなど衣類
  • ・ボールペンなどの文房具

など、1,000円〜3,000円ほどのものがおすすめです。
【必見】留学に持っていくべき日本のお土産20選!ホームステイ経験者が厳選したおすすめを紹介します

ポイント3. 滞在前と滞在後は挨拶を欠かさない

滞在前は自己紹介を含めて、また帰国後は感謝の気持ちを込めてメールや手紙で挨拶をしましょう。

留学前に手紙やメールで挨拶をしておくことで、自分のことを少しでも知ってもらうことができます。また帰国後に挨拶することで、関係が長続きすることも少なくありません。

特に近年はFacebookなどSNSで簡単に連絡できるぶん、手間をかけて手紙やメールを送ると印象的です

とはいえ、滞在前や滞在後の挨拶はどのようにすればいいのか、なかなかわかりにくいですよね。

そこで次は、ホストファミリーに事前に送る手紙やメールについて解説します。

留学の前後、ホストファミリーに手紙やメールは送った方がいい?

留学 ホストファミリー

留学前と留学後に手紙やメールで挨拶をしておくと、滞在初日からスムーズです。

ここでは手紙やメールについて、

  • ・内容
  • ・例文
  • ・注意点

を紹介します。

手紙やメールではどんな内容をホストファミリーに送る?

留学前、ホストファミリーに手紙やメールで以下のことを伝えておきましょう。

  • ・挨拶
  • ・自己紹介
  • ・食べ物の好き嫌いやアレルギーの有無

また自分の写真を添付していると、ホストファミリーも安心です。

また留学後はメールで感謝を伝えましょう。

例えば、

・滞在中の感謝
・今後も連絡を取り合いたいこと

などです。

ホストファミリーへ送るメールや手紙の例文

【留学前】
Dear Mr.〇〇 and Mrs.▲▲
Hello! I’m ■■. I appreciate your accepting me.

I’m living in Tokyo, Japan.
I’m going to stay at your home for one month from April 10th.
I’ll leave Japan on April 8th, and I’ll arrive at the airport on April 9th.
(中略)
I am so excited to meet you all very soon.
I've enclosed my picture.

・日本語訳
〇〇さんと▲▲さんへ
こんにちは!私は■■と言います。まずは私を受け入れてくれたことに感謝いたします。

私は現在、日本の東京に住んでいます。
4月10日から1カ月、あなたの家に滞在する予定です。4月8日には日本を出発して、9日には空港に到着する予定です。
(中略)
もうすぐみなさんに会えることをとても楽しみにしています。私の写真を同封しておきますので、また見ておいてくださいね。

【留学後】
How are you? Thank you for one month.
I can’t thank you enough for the great time I had in Australia.
I write my Facebook account.
if you don’t mind, let’s keep in touch.

・日本語訳
お元気ですか?1カ月間ありがとうございました。
感謝しきれないほど、とても楽しい時間をオーストラリアで過ごすことができました。
私のFacebookアカウントを書いていますので、ぜひ今後も連絡を取り合いましょう。

ホストファミリーに手紙やメールを送るときの注意点

手紙やメールでは、以下のことには注意しましょう。

  • ・簡潔にまとめる
  • ・謙遜はしない
  • ・到着日やホームステイ期間なども書いておく

日本では「ご迷惑をかけるかもしれませんが……」など、謙遜するのが一般的ですよね。しかし海外では、謙遜する習慣がありません。

「楽しみにしています」など前向きな言葉を書く方が、好印象です。

続いては、現地で役立つフレーズを紹介します。

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留学前にチェック!ホストファミリーへの挨拶例文

留学 ホストファミリー 挨拶

ホストファミリーとの会話で役立つ例文を、

  • ・初めましての挨拶
  • ・自己紹介
  • ・お土産を渡すとき
  • ・朝の挨拶
  • ・夜の挨拶

にわけて紹介します。

初めましての挨拶

初めましての挨拶で役立つ例文を3つ紹介します。

例文1. 最初の挨拶

Hello. Nice to meet you.

「こんにちは、初めまして。」

例文2. 感謝や喜びの言葉

I am glad to see you.

「お会いできて嬉しいです。」

例文3. 家のルールを尋ねる

If you have any special house rules, I would like know them in advance.

「家のルールがあれば、教えてもらえないでしょうか。」

ホームステイ先にも「シャワーは5分まで」などルールがあります。滞在初日に尋ねておくと、トラブル防止にもつながります。

自己紹介

自己紹介で役立つ例文を3つ紹介します。

例文4. 名前

「My name is ▲▲, nice to meet you .

「こんにちは、▲▲と言います。よろしくお願いします。)」

例文5. あだ名

Please call me ■■.

「■■と呼んでください。」

例文6. 出身地

I’m from Tokyo.

「東京から来ました。」

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お土産を渡す

お土産を渡すときの例文を3つ紹介します。

例文7. 渡すとき

These are gifts for everyone.

「みなさんにお土産があります。」

例文8. 内容を伝えるとき

This is snack from Japan.

「これは日本のお菓子です。」

例文9. 謙遜を表すとき

I hope you guys will like it.

「気に入ってもらえると嬉しいのですが……。」

日本でよく使う「つまらないものですが」など、謙遜のフレーズは海外にありません。「気に入ってもらえるかな?」くらいの前向きなニュアンスで伝えましょう。

朝の挨拶

朝に使える挨拶を3つ紹介します。

例文10. 挨拶

Good morning. How are you?

「おはようございます。今日の調子はどうですか?」

例文11. 睡眠時間について尋ねられたとき

ホストファミリーが「Did you sleep well?(良く眠れましたか?)」と尋ねてくれるときがあります。

回答には以下のフレーズを使用しましょう。

I slept well.「良く眠れました。」
I couldn’t sleep well because of jet lag.「時差ぼけであまり眠れませんでした。」

例文12. ホストファミリーに話しかけるとき

How are you this morning?

「今朝の調子はどうですか?」

夜の挨拶

夜に使える挨拶を3つ紹介します。

例文13. 挨拶

Good night. / Have a good night.「おやすみなさい。」

例文14. 早めに寝たいとき

I have to wake up early tomorrow, so I am going to bed.

「明日は早いので、もう寝ます。」

例文15. 翌日の予定を尋ねるとき

What time do I need to get up tomorrow morning?

「明日は何時に起きればいいですか?」

ここまでホストファミリーへの挨拶例文を紹介しました。

基本的にホストファミリーとの生活は楽しく過ごすことができますが、トラブルが起こることもめずらしくありません。

そこで最後に、ホストファミリーとのよくあるトラブル事例と対策を紹介します。

留学先で起こりやすいホストファミリーとのトラブル&対処法

留学 ホストファミリー

ホストファミリーにも「良い家庭」「はずれの家庭」があります。

なぜなら一部のホストファミリーは、留学生の受け入れを「ビジネス」と捉えていることもあるからです。受け入れのお礼としてホストファミリーには金銭が支払われるため、留学生のお世話は手抜きになる人も少なくありません。

そこでよくあるトラブル事例と対策を、

  • ・食事
  • ・洗濯やシャワー
  • ・インターネット環境

の3つ紹介します。

トラブル1. 食事が簡易的で少ない

最も多いトラブルが「食事内容」です。

ほとんどの国で朝食はシリアルやトースト、お弁当はサンドウィッチとバナナなど、食事は簡易的です。

というのも多くのホストファミリーは、留学生だからといって特別扱いはしません。留学生も家族のように考えているため、自分たちが普段食べているものと同じものを提供しています。

対処法は、好き嫌いや食事量を早めに伝えること

好き嫌いや食事量の好みなど、早めに伝えておきましょう。

日本の「言いたいことを察する文化」は、海外にありません。遠慮しないで、気になったことは積極的に伝えてみてください

トラブル2. シャワーや洗濯を自由に使用できない

水まわりに関するトラブルも多いです。

例えばシャワーは「5分までにしてね」と時間制限を設けている家庭が少なくありません。洗濯も週に1回など、基本的には節水しながら使うことを求められます。

対処法は、コインランドリーや手洗いを活用すること

洗濯機を使用したいときは、ホストファミリーに尋ねてからにしましょう。

また洗濯機以外に、

・外のコインランドリーを使用する
・くつ下や下着などは手洗いする

などを活用することもできます。

手洗いやコインランドリーを活用することで、1週間に数回洗濯することができます

トラブル3. インターネットが利用できない

すべての家庭にWi-Fiが用意されているとは限りません。日本の家族や友人との連絡や課題でネットが必要なときに、困ることがあります。

対処法は、自分でネット環境を用意すること

インターネットが必要なときには、自分でネット環境を用意しておきましょう。

例えば、

  • ・モバイルWi-Fiをレンタルする
  • ・現地でSIMカードを購入する
  • ・国際ローミングを利用する

などです。

費用はかかりますが、携帯をホームステイ先でも利用できるようになります

トラブルが自分で対処できないものだと感じた場合には、語学学校や留学エージェントの担当者に相談することも検討してみてください。どうしてもあわない場合は他のステイ先に変更も可能ですので、溜め込まずに相談しましょう。

まとめ:ホストファミリーと仲良くなると留学がさらに充実したものになる

今回は、留学中におけるホストファミリーとの関係についてお伝えしました。

おさらいすると、ホストファミリーと楽しく過ごすために必要なことは以下の3つです。

  • ・積極的にホストファミリーと会話する
  • ・お土産を渡す
  • ・滞在前と滞在後は挨拶を欠かさない

またトラブル事例と対策として、以下の3つも紹介しました。

  • ・食事:食事量の好みを伝える
  • ・洗濯やシャワー:コインランドリーなどを利用する
  • ・インターネット環境:自分でネット環境を用意する

意外と「英語ができないから困ること」は少ないですよね。不安な方は今回紹介した英語例文を留学前に覚えて、現地で活用すると安心です。

ホストファミリーとの留学生活が楽しくなることを祈っています!

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この留学ブログを書いた人

モリキアユミ

モリキアユミ

1992年生まれ、京都府出身のフリーライター。大学卒業時に就職を蹴って、24カ国・50都市の世界一周を実行し、旅の途中からそのままライターへ。現在はタイと日本を行ったり来たりしています。オーストラリア留学とセブ島留学の経験あり。

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