確率を制するものは人生を制する

数学・確率・統計を背景とした投資や、確率を用いた様々なテーマについて扱っていきます。

(株式・FX)テクニカル分析手法 チャートを複合時間足で見る

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こんにちは、かずです。

 

本日は、チャートテクニカル分析の非常に重要なスキルである

「チャートを複合時間足で見る」

について解説していきます。

 

特にエントリーポイントを見極めるのに最も大切なスキルと言えるので

ご参考になれば幸いです。

 

では行きまっせ!

 

 

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 株式や為替、先物のチャートを見ていて、時間軸を変更すると見え方は全く違ってきますよね?

では、実際にエントリーポイントを探るときに、どのようにチャートの時間軸を変更して判断するのでしょうか?

  

 

 

テクニカル分析手法 複合時間足で判断する

僕は、株式投資の手法はテクニカル分析で「トレンドフォロー」を用いています。

 

トレンドフォローとは以下のような特徴があります。

 

・相場のトレンドラインに乗る手法

・株式では上昇相場で有効

・前提がアップトレンドのETFなどで有効

 

その時に、具体的なエントリーポイントは「押し目買い」という手法を使っています。

押し目買いとは

・アップトレンドの中で少し下げている(押し)ポイント

・アップトレンドの中で高値つかみを避ける伝統的なエントリー手法

・テクニカルチャート分析を利用する

 

という誰もが使っている手法です。

 

ただし、「最後のポイントは短期足で反転部分を確認する」

という判断は、あまりされていないかもしれません。

これができるようになると

「相場が反転したかどうかの確認ができる」

「落ちるナイフを避けられる」

などのメリットがあります。

 

なぜこのようなめんどくさい手順を踏むかと言うと、チャートには以下のような特徴があるからです。

 

 

・チャートはフラクタル構造でできている

チャートはフラクタル構造と言って「どの時間足で見ても基本的に同一の動きをする」

と言われています。

月足でも日足でも1時間足でも、トレンドラインやレンジを形成しているのです。

 

・単一時間足ではなく複合時間足で判断する

これらを有効に活用するために、ひとつの時間軸のチャートだけでなく複合時間足のチャートで総合的に判断するスキルが必要なのです。

 

・エントリーポイントを判断する際は、長期足→短期足と時間軸を落とす

やり方としては長期足(月足、週足)などから日足、4時間足、1時間足と

どんどん時間軸を落としてみていきます。

 

はい、ナンノコッチャわからんと思うので

具体的にチャートをお示しして、僕がエントリーしたポイントで解説していきます。

  

例1)SPYDサポートラインからの反転を捉える
  

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コロナショック後のSPYD・日足チャートですが、赤いサポートライン(緑長方形の部分)で反発すると「想定」します。

 

あくまでこの時点では「想定」にすぎません。

チャートの右側はこの時点ではみえてないので、後付で何言っても全く意味がありません笑

 

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で、結果としてサポートラインは機能したのですが、これをより短期足で判断します。

 

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4時間足で確認すると、ちょうどまさにサポートラインで反発して

さらに「切り上がりのダブルボトム」をつけています。

 

こうなるとロングのエントリーをする根拠となりえます。

 

例2)QQQトレンドラインからの反発 

 

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QQQは日足できれいなアップトレンドを描いています。

青丸付近でロングエントリーをしたのですが、実際にトレンドラインが機能するかどうかを見ていきましょう。

 

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4時間足に落とし込むと、ちょうど「長い下ヒゲ付きピンバー」が形成されています。

お?上に行こうとしてるな?

と読み取れるわけです。

 

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で、1時間足にしてみましょう。

すると同じ部分がどうなっているかと言うと、綺麗に「V字反転パターン」が確認できます。

 

ここでロングエントリーの根拠となります。

 

こんな感じの非常に有効なテクニカル分析ですが

「マーケットのテクニカル分析」

という初歩の初歩から応用までを1冊で全て解説した本があります。

これで勉強してもいいと思います。

 

投資系の本をじっくり読む時間がないので「耳学問」という結論にたどり着きました。

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例3)金・ゴールド チャネルラインからの反発

 

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こんな感じでゴールドは日足平行チャネルラインを形成していました。

青丸でエントリーしたのですが、ここを短期足でみていきます。

 

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4時間足できっちりダブルボトムを形成しています。

 

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さらに1時間足まで落とすと綺麗にアップトレンドの押し目買い(点線クロス部分)が

できるのがわかります。

 

こんな感じでエントリーポイントを見つけていきます。

 

 

まとめ チャート分析 複合時間足で見る

 

・チャートはフラクタル構造でできている

・単一時間足ではなく複合時間足で判断する

・エントリーポイントを判断する際は、長期足→短期足と時間軸を落とす

 

☆長期足のラインと矛盾がないようなチャートパターンで反応している

 

以上、ご参考になれば幸いです!

 

 

 

 

 

 

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