グローバルニッチトップ企業100選とは、
経済産業省が選定している世界の市場で高シェアを誇る特色ある日本企業のこと。世界の経済市場において、いわゆる隙間(ニッチ)分野で差別化を行って世界的に高シェアを獲得し、部品の調達などグローバルなサプライチェーンにおいてなくてはならない存在である企業100社あまりが選定される。2013年に第1回の選定が、20年に第2回の選定が行われ、それぞれ「グローバルニッチトップ企業100選」として経済産業省より表彰された。同省は選定企業の海外展開や研究開発を重点的に支援する方針を打ち出している。
向陽技研は大阪府堺市にあります。
独自開発した機能パーツを自社で一貫生産し、国内だけでなく海外にも販売しています。
自社開発だからこそ、その製品にロゴを入れることができるブランドメーカーです。
みなさんの家庭でも使っている座椅子やフロアチェアに内蔵されているラチェットギア(角度調整金具)が代表的な製品になります。
「圧倒的なシェアNO.1を誇る製品があります」
座椅子ギアのシェアでは、70%と圧倒的なシェアNO.1を誇る向陽技研のモノづくりの現場をお見せします。独自開発した家具・インテリア用の機能パーツを製造・販売しており、独創的商品の開発をモットーに本社工場と中国工場の2つの拠点で一貫した生産体制を構築しています。
「モノづくりはヒトづくりから」
若手中心の工場なので新入社員や若手社員の教育に力をいれており、ユニークな教育制度がいろいろあります。最近では、文系出身の社員も現場で生き生きと働いています。
「独創的商品の開発」
向陽技研で製造しているほとんどの商品は、独自開発したオリジナルの機能パーツです。人まねしない独創的商品の開発がモットーになります。思いやり・おもてなし心・使用者の立場に立って機能パーツの開発に取り組むことで、人の役に立つ・お客さんが喜んでくれる製品やサービスが生まれると考えています。