ミュの典ソハ。ふたりと霊力の話。
ミュソは写しだから霊力が弱いというのを、中傷の時にしか口にしない。
でも「俺たちにもっと霊力があれば…」というのは何度か言及してる。
だから写しというのは関係なく、「自分自身の力が足りなかった」とコンプレックス抱えているのかなと。
対して典は、「強すぎる力は呪い」と言及するほど、自分の霊力が強い自認がある。
でも、守れなかった、という後悔も抱えているので、
こっちのコンプレックスは「自分が蔵の外にいれたら」なんだろうなあって。
(とはいえ「強い」という言葉に対しての認識が違う可能性があるけど)
そう考えると、ソの「俺『たちに』もっと…」っていうのは典の問題認識とはずれるんだけど、
典はソに直接言及しないんだよね。
ソが抱えてる問題を「見守っている」。
そのふたりの最後の結論が「人の思いに限りはない、違うか?」「……はは、その通りだな!」なのが、私はだいすきなのでした。