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【MMD】モーショントレース・夜もすがら君想ふ【クレジットほか】
MMD杯、投稿しました。
まなこさんのダンスのトレースです。
実は6割くらいできてたものを1年くらいほったからしてました。
だって去年の杯動画の直前の時期だったし(そしてまにあわなかった)
私の場合、トレースはモーションのテストも兼ねてるので・・・
このモーションの特徴は「センター」をY軸に回転していることと、
準標準ボーンの「腰」を使っていることです。(あと「肩P」と「肩」を併用とか)
ようするに準標準ボーンをフルに使えないかな思って始めたテストなのです。
配布では統合していますがトレースでは「足IK親」も使っていました。
実は「センター親」「センター回転」も別ボーン管理してたんですが、
流し込む前にツールで統合して補間曲線をつけ直しています。
最初はYurieさんのモーションを真似して腕の部分的な全打ちなんかもしてましたが、
途中から「肩P」と「肩」の併用で「腕」の多段モーション作ってます。
「センター」と「腰」は、
センター = Y軸、 腰 = X軸、上半身・下半身 = Z軸、で疑似多段化してます。
(実際には上半身・下半身はZ軸以外にも回転しています)
「腰」ボーンのダンスでの使用はわりと難易度が高いらしく、
またモデルごとでの「腰」の挙動に完全な互換性があるかは不明です。
一応、準標準プラグインで追加した「腰」ならだいたい大丈夫と思いますが・・・
疑似多段化するとS字補間曲線をすべて「まろやか補間」で付けられるたりします。
軸ごとに分けて回転する場合はツールで補間曲線を付けてしまえるんです。
ただし補間曲線のタイミングをいじろうとすると別に操作が必要になります。
というわけでこのモーションの補間曲線はほぼ一括「まろやか補間」です。
(私はMikuMikuMovingのプラグインとして使っています。)
途中でプラグインの処理バグを発見して修正していただいたりしました。
実は接地の補間曲線にはそれだと少し不安があったのですが、
やっぱり動画に指摘ついてましたね、、この辺は要検討ですね。
手打ちで直したらやっぱり直るので、、、
(ただ、私の打ちミスや、足IK親を足IKに統合した関係もあるようです)
あと本当はもう少しオールスターっぽくしようと思っていたのですが、
いろいろ時間が足りず、あとモーション配布動画だしとか思って妥協しました。
でも3人を角度を変えて立たせて踊らせるのはモーションのZ軸的にやめた方がいいです。。
正面カメラでトレースしたモーションはやっぱり正面が一番映えるというか、
角度を変えて並べるとモーションの違和感を増幅する効果があるような気がします。。
どんな角度でも問題ないモーションを作ればいいんですけどね・・・
標準ボーンでは難しいし、カメラ方向を限定する動画ではオーバーワークかなあ
以上、MMD杯の他の動画もお楽しみください~
(モーションの接地は少し直してみようかなと思ってます)
クレジット
モデル:くらうち様、肉八様、あゆい様、OrigamiP、わにあういる様、ガンプラP
ステージ:いと様
MME:PAToon+2.5、GodRay_v2、HgSpotLight、WorkingFloor2、PostAlphaEye、
ExcellentShadow2、Croquis改v2、HgSAO、PowerDOF、Diffusion7、CheapLens
AutoLuminous4、ikLensGhost、M4Layer、ColorFilter、MotionBlur、
AutoGradation、NL_Means、Mechanic_v2
針金P、ビームマンP、そぼろ様、データP、ikeno様、ミーフォ茜様
ツール:MikuMikuMoving、MikuMikuDance、つんでれんこ -
【MMD/VMD編集】カメラボーンモーションを全打ち標準カメラに変換する【講座】
ボーン追従カメラを標準カメラに変換できないかという話です。
MMDで付けたカメラを他のツール(AE,C4D,AviUtl,etc)に持ち込んで
モーショントラッキングとかする時に役に立つらしいです(私はしないけど)。
ただカメラ⇔ボーンのvmd変換はわりと役に立つので知っておいて損はないです。
今回紹介する作業工程はこんな感じです。
A.外部親の登録・解除を使ってカメラ位置・角度をダミーボーンに焼き込む
B.ダミーボーンのモーションをcsv編集してカメラ用vmdに変換
※視野角を補間操作していると別途、全打ち化が必要(後述)
A.外部親を使ったボーン位置・角度の焼き込み
①モーション焼き込み用のダミーボーンを用意する(ボーン1つでOK)
②カメラボーンのカメラ取り付け先にダミーボーンを外部親登録(フレーム登録なし)
③外部親ウィンドウを開きなおして外部親を解除して、フレーム登録する
④フレーム数だけ繰り返す(マクロ操作推奨)
※物理カメラを焼き込む場合は先に物理を焼き込んでおく
【②ダミーボーンをカメラボーンに外部親登録、フレーム登録はしない】
【③外部親を解除して、フレーム登録する。操作前にウィンドウは開き直さないとダメ】
この方法を使えばIKだろうが多段だろうが一括して焼き込むことが可能です。
問題は操作が非常にめんどくさいこと。
数フレームならともかく連続何十フレームとあると地獄です。
単純反復作業だしなあと思っていたらマクロツールが使えました。
今回、使ったのはHiMacroExというツールです。(readmeにあるランタイムが必要)
マウス操作をマクロツールに一度記録してしまえば、
あとはマクロツールで反復操作させてしまえばいいのです。
【HiMacroExの「記録」を押してマウス操作を記録】
※次のフレームに進むところまで記録します
【記録したマウス操作を適当に整理】
※整理しすぎるとMMDの処理が追いつきません
【再生ボタンを押してマウスをHiMacroExに操作してもらう】
※この作業は1フレーム1秒くらいでした
記録したマウス操作は余計な動作を削除して短縮することが可能です。
ただし動作を速くしすぎるとMMDの処理が追い付かなくなります。
(外部親ウィンドウが開く前に登録操作をしてしまうなど)
操作間隔は15~20くらいのフレームをおいた方がよさそう。
外部親の登録/解除+フレーム登録が終わったらvmd出力します。
B.カメラボーンvmdを標準カメラvmdに変換
ツールを使ってvmdをcsv変換して編集します。
変換ツールには以下の2つがあります。
・VMDConverterGraphical
・VMDEditor (MMD MotionWorks)
今回はそぼろさんのVMDEditor(MMD MotionWorks)を使います。
VMDEditorを開いてvmdをドラッグ&ドロップするとモーションが表示されます。
「File」→「csv Export」を選択してcsvファイルに変換します。
カメラ用に変換するためにカメラのモーションも変換します。
※中身は書き換えるのでなんでもいいです。画像はMMDデフォの0フレームのvmd。
出力したcsv形式はテキストエディタ/表計算ソフトで編集できます。
私は編集にExcelを使いますが、フリーの表計算ソフトでも構いません。
モデル用のvmdを変換するとこうなります。
※画像が小さい場合はクリックして拡大してください。(以下同じ)
カメラ用のvmdはこうです。
カメラ用のvmdのヘッダーの下にモデルよのvmdをコピペして
モデル用にはない「d(距離)」「a(視野角)」の項目とその補間曲線を追加し、
ボーン名を削除すればカメラ用のvmdに変換できるのです。
【距離(d)と視野角(a)を追加】
※追従ボーンの距離は「0」がデフォルト、視野角を補間したい場合は →後述 C
【距離と視野角の補間曲線を追加】
※補間曲線の数値はコピペ、全打ちの場合は補間曲線は関係ないです。。
【コピペし終わったらCSV形式で保存】
保存したcsvをVmdEditorで「File」→「Csv Inxport」でインポートします。
エラーが出ます。。。。
csvをメモ帳で開きます。
冒頭の数行に余計なカンマがあるので削除するとインポートできるようになります。
(Excelが空白セルにカンマを補っていて、それが原因でエラーが出る)
こうなってればVmdEditorで読み込めます。
VmdEditorで「File」→「Save as」を選択して保存するとvmdに変換されます。
早速、MMDに読み込んで見るとカメラが思う方向に向いてません。
実は外部親登録したボーンは角度が逆転しています。
「カメラ位置角度補正」で角度の「X」「Y」「Z」をマイナス1倍して終わりです。
(csv編集の段階でマイナス1倍しておいてもいいです、だいたい忘れますが)
以上、で、終了すればいいのですが・・・
C.視野角を補間する場合
視野角を固定ではなく補間する場合は自分で全打ち化する必要があります。
全打ち化するツールは知りません。。。(あったら教えてください)
補間曲線の計算などは手動計算するのも難しいんで他のツールを転用します。
まず視野角を設定したカメラ用vmdをBの要領でcsv変換します。
視野角の数値と補間曲線部分をモデル用のvmdの「x」の部分に貼りつけます。
これをVmdMotionIntegrator(or MMM)に読み込んで全打ち化して出力します。
全打ち化する手順は倶楽部Pの記事が参考になります(多段統合記事だけど)。
全打ち化したvmdを再びcsv変換して、「x」の数値をカメラ用の「a」にコピペします。
すごく・・・めんどくさいです。
※どうやら変換ツールで変換すると小数点以下が切り捨てられるようです・・・手打ち!?
以上、カメラボーン用のモーションを標準カメラに変換する方法でした。
なななななななさんに検証・補足していただきました
→ 多段カメラを標準カメラに変換する技 の補足
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vmd編集の作業を逆にすれば標準カメラをカメラボーンvmdに変換することも可能です。
外部親の登録・解除はIK焼き込みなど他のことにも応用可能です。
実は今回の記事は当初、MMDBridgeを使ったIK焼き込みを想定してたのですが・・・
・カメラボーンの構造によってMMDBridgeでエラーが出る
・多段ボーンで複雑な操作(任意中心回転など)をすると多段統合が困難
ということでそちらの記事はボツになりました。。。
MMDBridgeでエラーが出るIK構造は特定していませんが、
IKリンク内のボーンを親にする構造や付与親・変形階層が複雑だと起きるようです。
(どらさんのIKカメラは大丈夫だけど、ソフィーさんのIKカメラはダメ)
(そもそもIKカメラを焼き込みたいって人は2人くらいしか見かけたことないんですけど)
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【MMD】ボーン関連の講座や記事のまとめ【多段・IK・特殊構造etc】
注意
・興味のあるところから見た方がいいです。
・言うほどまとまってません(≠沼)。
・秘密結社の構成員リストではないから大丈夫。
ボーンの基本
Bourbon Houseさん MNさん
水道屋様 - ぬっぽんで書いた何か(2)変形階層を整える
ぺんぎん様 - MMDのIKのまとめ
Bourbon Houseさん - MMDでのボーン変形のイメージ
準標準ボーン関連
プラグインの使い方と説明(そぼろさん) 肩Pの作り方と説明(ナントナさん)
Rickさん - 【MMD】準標準ボーンの追加方法について
さわさん - 超初心者向けボーン改造の方法
腕IK関連
・kirikoさん/ねるどらP 腕IKの作り方 ・kazさん/IKMakerX(腕IKプラグイン)
光線P - 腕IK派の腕IK派による腕IK未使用の方への腕IKの説明(その1)
・6666aaP - 腕切り腕IKボーンの説明 ・T0R0さん - 腕切IKプラグインの説明と配布
・PACさん - 腕切IKボーンの応用1 ・PACさん - 腕切IKと外部親の応用2
・ニクニムさん - 腕切IKと外部親操作 ・ゴロゴロウさん - 腕切IKと外部親操作
・MEAさん - 両手持ち構造
フルIK関連
・ミーフォ茜さん - フルIKプラグイン配布 ・dondonさん - フルIK化(モデル配布あり)
T0R0さん - フルIKテスト版の適用方法について(プラグイン配布)
フルIK化テスト版のボーンの使い方
多段ボーン関連
・shushuさん - BoneDoublerの説明 ・PACさん - 多段ボーンの使い方
マシンガンP - 多段ボーンの使い方 ・6666aaP - 多段によるモーションブレンド
切な顔P - 多段ボーンでのモーション修正 kumさん - 多段ボーンについて
T0R0さん - 多段の活用方法
指関連(連動・IK)どらさん - 【MMD】指握り拡散ボーンプラグインの仕様についてのあれこれそれどれ
kazさん - 握り拡散ボーンプラグイン(配布)
mntyさん - 指IKなどピアノ演奏 T0R0さん - 指IK・指連動など
つま先・足キャンセル関連
マシンガンP - つま先立ちの1ボーン化 T0R0さん - 足首キャンセル
倶楽部P - 下半身キャンセル dondonさん - つま先IKの拡張
T0R0さん - 足拡張プラグインにdondon式ミクさんの足機構追加プラグインを追加しました。
T0R0さん - 自動つま先曲げ機能の作り方
T0R0さん - 闇鍋プラグイン 自動つま先曲げ機能追加
付与親(連動ボーン)など
かんな様 - PMXギミック:任意中心回転ボーン
キングMさん - 会話仕様プラグインNEO ニクニムさん - 呼吸・会話・カメラなど
ろくさん - 単純多段化と回転付与
カメラ関連
490powerさん - カメラボーン そふぃさん - IKカメラの説明
ジュウさん - IK+物理カメラ
どらさん - カメラ用IKボーンを少しだけアップデート&取説のような何か
視線IK
T0R0さん - 視線IK・まぶたIK・眉IK作成プラグイン公開
水道屋さん - 頭遅延連動視線IK(分配率可変視線IK)
オートグルーブボーン・揺らぎ
donburiroomさん - オートグルーブボーン donburiroomさん - 揺らぎ追加ボーン
PMX2.1のボーン機能(MMMのみ、MMD非対応)
かんなさん - PMX2.1
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