「苦手な入所者だった」認知症女性に職員が"下剤"入れる…虐待行為防犯カメラに記録 函館市が行政処分
北海道函館市にある高齢者施設の職員が、入所者の飲み物に下剤を混ぜていたことがわかり、函館市はこの施設に対し行政処分をしました。
処分を受けたのは函館市の「認知症高齢者グループホーム秋桜」です。
函館市によりますと3月、女性入所者が下痢の症状を繰り返し調べたところ、女性職員が飲み物に下剤を入れる様子が防犯カメラに映っていました。
女性職員は「苦手な入所者だった」と行為を認め、5月に自主退職しました。
現在、女性入所者は体調は回復していますが、函館市は虐待行為だとして、施設に対し3か月間新規入所者の受け入れ停止処分を行いました。
一方、施設側も警察に被害の相談をしているという事です。