高齢者施設の職員が、入所者の飲み物に下剤を混ぜていたことがわかり、市は、施設に対し行政処分を下した。
処分を受けたのは、北海道・函館市の「認知症高齢者グループホーム秋桜」。
市によると、2021年3月、女性入所者が下痢の症状を繰り返し、調べたところ、女性職員が、飲み物に下剤を入れる様子が防犯カメラに映っていた。
女性職員は「苦手な入所者だった」と行為を認め、2021年5月に自主退職した。
女性入所者の体調は回復しているが、市は、虐待行為だとして、施設に対し3カ月間、新規入所者の受け入れ停止処分を行った。