既存事業で基盤を整え、新規事業でグローバル展開を目指す!
ライブラ株式会社は、WEBメディアの運営、コンサルティングを主な事業とする会社である。同社が運営するWebメディア『editeur』『ALICEY』『美BEAUTE』の月間PV数は合計で4,000万~5,000万を数える。
2013年7月に創業して以来、順調な成長を果たしてきた同社が目指しているのは世界中の人々が使うWebサービスを創ることだ。そんな同社は現在、世界中の人々を対象とした旅行者向けWebサービスの企画・開発に注力中だ。
同社が現在企画開発しているのは、ユーザーの希望をもとに、最適な旅行プランを提案するwebサービスである。旅行は世界中の誰もが体験する普遍性のある活動であると同時に、人生の幅を広げる究極のエンターテインメントと言えるが、特に外国旅行では言語や文化、道徳観の違いなど様々なハードルが存在する。同社が開発しているのは、そのようなハードルを越えて、旅行体験で享受されるべき魅力を余すことなく楽しんでもらうための新しいサービスだ。
ビジネスモデルは、旅行のプランニング段階で接触したユーザーの「最適な旅程の作成」をサポートし、その旅程に紐づいた各種旅行商品の予約等に繋げることで収益化するというもの。まずは訪日外国人旅行者を対象に日本国内で展開するが、地域が限定されるビジネスモデルではなく、将来的には複数国での展開を予定している。
「分け隔てなく全ての人がWebのメリットを享受できる世の中を」
代表取締役・鈴木康裕氏が、東京大学法学部を卒業後、リクルート社および関連子会社の企画職ゼネラルマネージャーを経て、同社を設立したのは2013年7月だ。以来、「分け隔てなく全ての人がWebのメリットを享受できる世の中を創る」をミッションに、スケールの大きな事業を創り出すことを目指してきた。そしてアプリやWeb広告ソリューションの開発、Webメディアの経験・成功を経て、よりスケール感のある新規事業として構想したのが、「Magical Trip」だ。
世界の旅行市場は、所得の向上、グローバル化、ITによる情報化の進展などに伴い確実に拡大基調にある。また旅行の個人化によってオンラインでの情報収集や旅行商品の購買(予約等)は爆発的に増加することが見込まれており、特色ある観光地の開発や、文化体験など体験型商品へのニーズも高まっている。同社はこのような市場背景を睨み、「普遍性」と「スケーラビリティ」をキーワードに、構想段階からグローバル展開を前提として事業創出に取り組んできた。また、旅行というありふれた体験に対して、独自の視点で、激しい競争とは一線を画した新しいサービスを常に志向してもいる。
2015年、同事業に本格着手して以来、そのビジョンに共感する人材が着実に集まってきた。コアメンバーとなり得る人材も揃い始めると同時に、提携先など外部ネットワークも増えている。今後もよりスピード感を持って事業を遂行するために、開発やマーケティングを加速するためのメンバーを積極的に採用していく考えだ。
年齢・性別・国籍に捉われない実力主義・合理性を重んじる社風
ライブラ社は、年齢・性別・国籍に捉われない実力主義・合理性を重んじる社風を育ててきた。各自が自分のタスクに責任を持つ限り、仕事の進め方や働き方に不合理な制限は設けない。また、年齢や役職などによって遠慮することなく、誰もが意見を発信できる環境を保つ。
そのような環境・文化を作り、発展させるため同社は以下のような方針を掲げている。
【自由と責任】
自分のアウトプット・スケジュールに責任を持とう。自律的に責任が果たされている限り進め方は自由だ。
【チームワーク】
誰の仕事であれ、チームのためになることはサポートしあおう。
【先を見る】
スピードを出すには最初が肝心。アウトプットイメージを持ち、プロセスを想定し、必要なら早く議論しよう。
【思考】
何であれ仮説を立てて、自分の意見を持っておこう。そして妥協なく検証してチームで学ぼう。
【休息・インプット】
働き方にはメリハリを効かせよう。自分に必要なインプットは惜しまず、会社もサポートする。
周りには経験豊富かつ意思決定・行動スピードが早い経営陣と、推進力と問題解決能力の高いチームメンバーや外部パートナーがいる。「世界中の人々が使うWebサービスを創る」という共通の目標に向かって思いっきり仕事ができる環境が魅力だ。