任期満了に伴う三浦市長選が13日、告示され、無所属で現職の吉田英男氏(65)以外に届け出がなく、吉田氏が無投票で歴代最多の5選を果たした。無投票は前々回の2013年以来。
吉田氏は05年に初当選し、現在4期目。5月に出馬を表明し、二町谷埋め立て地の売却や魚市場改修など4年間の実績を強調して市政の継続を訴えていた。
吉田氏は届け出が締め切られた夕方、事務所(南下浦町上宮田)前に集まった支持者らに当選を報告。「(無投票は)多くの市民に支援してもらった結果だと思う。これからはさらに全力疾走で市民の期待に応えられるよう、三浦市らしい政治をしていきたい」とお礼のあいさつをした。
吉田英男氏の横顔 三浦市で生まれ育ち、1979年に東京国際大を卒業。横浜銀行に入り、県庁支店長などを歴任した。2005年の市長選で現職を破り初当選。座右の銘は「初心を忘れず」。趣味はゴルフと庭の手入れ。妻と次女の3人暮らし。南下浦町上宮田。
三浦市議補選 千田氏が初当選
辞職に伴う三浦市議補選(欠員1)が13日告示され、唯一届け出た自民公認で新人の千田征志氏(52)が無投票で初当選した。