この記事を読んでいるあなたは、
- どんなライブ配信用のエンコーダーがあるか知りたい
- ライブ配信用のエンコーダーを比較したい
- ライブ配信に使えるエンコーダーの機能や料金を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「おすすめのライブ配信エンコーダーと、目的・配信サイト別のライブ配信エンコーダーの選び方」をお伝えしていきます。
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ライブ配信エンコーダーとは?
ライブ配信エンコーダーとは、コンテンツを取り込み動画をライブ配信できるように変換するソフトのことです。
ライブ配信エンコーダーを使うことで、配信に関する様々な細かい設定をすることができるようになります。
例えばYouTubeでライブ配信をするときにエンコーダーを使用する際に、配信中にシーンの切り替えを行ったり、テキストや画像、画面キャプチャなどを挿入できるようになったりします。
もちろんライブエンコーダーを使わなくてもライブ配信を行うことは可能ですが、ライブ配信エンコーダーを使うことで配信をよりカスタマイズでき、視聴者が楽しめるようになります。
ライブ配信エンコーダーの選び方
エンコーダーを使ってみようかな考えている方に、ライブ配信用のエンコーダーを選ぶときに確認すべき3つのポイントをお伝えしていきます。
①対応プラットフォーム
最初に確認すべきなのは、自分がライブ配信をおこなう予定のプラットフォームにエンコーダーが対応しているかどうかです。
例えばYouTubeでライブ配信をする予定の人は、YouTubeに対応しているエンコーダーを使う必要がありますし、ニコ生でライブ配信をする予定の場合は、ニコ生に対応しているライブエンコーダーを使用する必要があります。
このようにエンコーダーには、それぞれ対応しているプラットフォームに違いがあるため、自分が配信する予定のプラットフォームに対応したエンコーダーを選ぶ必要があります。
②対応OS
ライブ配信用のエンコーダーは、それぞれ対応しているOSに違いがあります。
WindowsとmacOSのどちらでも利用が可能なエンコーダーもあれば、片方のOSでしか利用できないエンコーダーもあるので、自分が使っているパソコンのOSに合わせてエンコーダーを選ぶようにしましょう。
③無料版 or 有料版
ライブ配信用のエンコーダーには、有料のものと無料のものがあります。
ほとんどのエンコーダーは無料で利用できるため、まずは無料で利用できるものを試してみるのがおすすめです。
それでも、もっと高機能なエンコーダーを使ってライブ配信をしたいという場合は、有料のエンコーダーを利用してみるのがいいと思います。
おすすめのライブ配信エンコーダー早見表
おすすめのライブ配信用のエンコーダー4選の特徴についてまとめてみました。
対応プラットフォーム | 対応OS | 料金 | おすすめ度 | |
---|---|---|---|---|
OBS Studio | 全て対応 |
| 無料 | ◎ |
XSplit Brodcaster | 全て対応 |
| 有料 ( $24.95/3ヶ月〜) | ◎ |
Streamlabs OBS | 全て対応 |
| 無料 | ○ |
N Air | 全て対応 (ニコ生との相性◎) |
| 無料 | ○ |
おすすめのライブ配信エンコーダー4選
おすすめのライブ配信用のエンコーダーを紹介していきます。
OBS Studio(OBS)
出典:https://obsproject.com/ja
OBS Studio(以下OBS)は、定番のエンコーダーとして多くの人に利用されている、無料かつオープンソースのエンコーダーです。
OBSは一定のルールを守れば、自由に改造・改変して配布することができるオープンソースソフトウェアであり、ユーザーや開発者が自分好みに設定して利用することができるという特徴があります。
OBSは無料にも関わらず多くの機能を搭載しており、さらに高性能。
特に欠点もないため、これからエンコーダーを利用するという人に、一番オススメできるエンコーダーになっています。
ライブ配信をOBSでもっとカスタマイズしたい! でもOBSの設定方法が難しい… OBSで最低限設定しておくべきことって何?OBSに関して、上記のような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?この記事で[…]
XSplit Brodcaster (XSplit)
出典:https://www.xsplit.com/ja/broadcaster
XSplit Brodcaster(以下XSplit)は、OBSと並ぶ人気のエンコーダーです。
ほとんどの配信者が、XSplitかOBSのどちらかのエンコーダーを利用しているといっても過言ではないほど、人気のエンコーダーとなっています。
XSplitは今回紹介する中で唯一の有料エンコーダーとなっていますが、その分使いやすさは抜群となっています。
有料でも構わないといった方には一番おすすめできるエンコーダーです。
XSplitってどんなソフト? XSplitをライブ配信で使用するメリットは何? XSplitの使い方が知りたいこちらの記事は、上記のように考えている方に向けた内容を解説しています。ライブ配信を行う上で使[…]
Streamlabs OBS (SLOBS)
出典:https://streamlabs.com/streamlabs-obs
Streamlabs OBS(以下SLOBS)は、OBSをベースにして開発されたエンコーダーです。
SLOBSがOBSと大きく異なるのは、StreamlabsというWebサービスが組み込まれているという点です。
Streamlabsが組み込まれていることによって、
- 「〇〇さんがフォローしました!」
- 「〇〇さんが登録しました!」
- 視聴者さんからのコメント
などをライブ配信中に表示することが可能になっています。
SLOBSがリリースされる以前は、一度Streamlabsのサイトにアクセスして設定する手間があったのですが、SLOBSを使うことでいちいちサイトにログインして設定する必要がなくなります。
Streamlabs OBSって何? Streamlabs OBSとStreamlabsの違いは? Streamlabs OBSを使うと何ができるの?今回は上記のような疑問に詳しく答えていきます。ライブ配[…]
N Air
出典:https://n-air-app.nicovideo.jp/
N AirはSLOBSをベースにして開発されたエンコーダーで、ニコニコの運営会社であるドワンゴによって運営されています。
N Airの特徴は、なんといってもニコ生との相性が良いという点です。
N Airを使ってニコ生で配信をするときには、URLやストリームキーを自動設定することができるなど、特有のメリットがあります。
目的別におすすめのライブ配信エンコーダー
利用する目的に合ったライブ配信用のエンコーダーを紹介していきます。
画面をキャプチャして動画配信したい
出典:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1801/05/news031.html
ゲームの実況の配信や絵描き動画の配信などの、パソコンに映っている画面をそのまま配信したいという場合に、もっとも使い勝手の良いエンコーダーは「XSplit」です。
パソコン画面の配信は、今回紹介している他の3つのエンコーダーでも行うことは可能ですが、XSplitは他のエンコーダーと比べて非常に画面の配信がやりやすくなっています。
なぜならXSplitなら、パソコン画面の好きな範囲を簡単に選択してすぐに配信することができるからです。
例えば、パソコン画面の真ん中の辺りだけをライブ配信したいといった場合に、XSplitならその範囲を直感的に指定すれば、すぐに画面を切り取ってライブ配信をすることができます。
OBS系列のエンコーダーだと、先にパソコンの画面全てを取り込んでからライブ配信したい画面の範囲を指定しなければいけないため、かなり手間が掛かってしまいます。
XSplitならそういった手間が掛からないため、画面の動画を配信する予定の人は、XSplitを利用すると良いでしょう。
XSplitってどんなソフト? XSplitをライブ配信で使用するメリットは何? XSplitの使い方が知りたいこちらの記事は、上記のように考えている方に向けた内容を解説しています。ライブ配信を行う上で使[…]
高画質の動画を配信したい
高画質な動画でライブ配信をしたいといった人向けに、どのエンコーダーを選べばいいのかを説明します。
結論、どのエンコーダーを選んだとしても、設定が同じならどれも同じ画質になってしまいます。
つまり動画の画質は設定次第で変化するため、どのエンコーダーを選んでも画質に違いは生まれません。
高画質の動画を配信したい場合は、カメラを高性能なものに替えるなどして対応しましょう。
サクサク動作するライブエンコーダーを使いたい
すでにライブ配信をしたことがある人は、配信中にパソコンの動作が遅くなってイライラしたなんて経験があるかもしれません。
そんな人の中にはエンコーダーを使って、動作が遅くなるのを軽減させたいと考えている人もいるでしょう。
しかし結論、エンコーダーを使ってもパソコンがサクサク動くようになる訳ではなく、どのエンコーダーを使ってもライブ配信中はどうしてもパソコンの動作は重くなってしまいます。
ライブ配信で動画を変換する行為は、パソコンにかなりの負荷をかける作業のため、重くなってしまうのは仕方のないことだと割り切ったほうがいいでしょう。
そのためどのライブエンコーダーを使えば、パソコンの動作が軽くなるかという点はあまり考える必要はないのですが、今回紹介した4つのエンコーダーの中だとOBSを使うと比較的にサクサク動くことが確認されています。
どうしてもパソコンの動作を軽くしたい人は、高性能のパソコンを使う、もしくはエンコーダーの設定を軽負荷にすることで動作の重さを改善させることができます。
ライブ配信をOBSでもっとカスタマイズしたい! でもOBSの設定方法が難しい… OBSで最低限設定しておくべきことって何?OBSに関して、上記のような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?この記事で[…]
高品質のライブエンコーダーを使いたい
今回紹介した4つのエンコーダーのうち、XSplitのみ有料となっています。
XSplitは無料でも使用が可能なのですが、無料版だといくらか制限が掛かってしまうため注意が必要です。
中でも無料版ではステレオ音声で配信ができず、モノラルでしか配信ができないといった点には特に注意したほうがいいでしょう。
ステレオ音声では左右のイヤホンやヘッドホンから別々の音を出すことで臨場感のあるサウンドで配信可能なのですが、モノラル音声では左右で別々の音声を流すことができないため、どうしても淡白なサウンドになってしまいます。
そのため、ゲームの実況配信や歌ってみたなどの配信、雑談配信などをしていく予定の人は無料版のXSplitだと音声に不満を感じてしまうかもしれません。
もし有料でも構わないという場合、XSplitは今回紹介した4つの中で一番使い勝手の良いエンコーダーになっています。
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【配信プラットフォーム別】おすすめのライブ配信エンコーダー
配信プラットフォーム別に使いやすいライブ配信用のエンコーダーを紹介していきます。
YouTube LIVE、Twitchでライブ配信する場合
YouTube LIVEとTwitchでライブ配信をする予定の人は、N Air以外のエンコーダーを利用しましょう。
OBSとXSplit、Streamlabs OBSは、最初からYouTube LiveとTwitchに標準で連携可能になっているので、簡単に配信ができます。
N AirもYouTube LiveとTwitchに対応自体はしているのですが、最初から標準で連携されているという訳じゃなく、自分で連携させる必要があるため、少し手間が掛かってしまいます。
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ニコ生でライブ配信する場合
ニコ生で配信する場合は、N Airを利用することをおすすめします。
N Airはニコニコ生放送の公式のエンコーダーの為、画質設定をニコ生用に自動で最適化させたり、N Air上でコメントの閲覧ができたりするなど、ニコニコ生放送との連携のしやすさはピカイチです。
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ツイキャスでライブ配信する場合
出典:https://twitcasting.tv/
ツイキャスでライブ配信をしていく場合は、どのエンコーダーを使っても大丈夫です。
ツイキャスのヘルプ画面では、XSplitが例として挙げられていますが、今回紹介しているエンコーダーなら全て利用できるので、心配する必要はありません。
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【結論】どのライブエンコーダーを使うべきなのか
この記事では、4つのおすすめライブ配信用のエンコーダーと選び方の注意点や、目的・プラットフォーム別の使い勝手の良いエンコーダーについて紹介していきました。
現在人気で多くの人に利用されているエンコーダーは、OBS系とXSplitの2種類です。
まずは無料で利用したいといった場合はOBSを、有料でもいいから本格的に配信を行いたい場合はXSplitを選べば問題はないでしょう。
ライブ配信をOBSでもっとカスタマイズしたい! でもOBSの設定方法が難しい… OBSで最低限設定しておくべきことって何?OBSに関して、上記のような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?この記事で[…]
XSplitってどんなソフト? XSplitをライブ配信で使用するメリットは何? XSplitの使い方が知りたいこちらの記事は、上記のように考えている方に向けた内容を解説しています。ライブ配信を行う上で使[…]
OBS系のエンコーダーは、どれもベースは同じなため、基本的にはどれを使っても同じような感覚で操作することができます。
XSplitは有料という点では少し敷居が高いかもしれませんが、使いやすさは1番となっているため、OBS系の操作が難しいと感じたら一度使ってみるのも良いかもしれません。
また、OBSとXSplitの両方を使えるようにしておくと、例えばOBSで障害が起きたときでもXSplitを使うことで問題なく配信ができるようになる為、余裕があるなら両方使える様にしておくのがベストです。