よく交通違反の検挙案件の報道をする
際に、マスコミ等は交通法規に無知の
まま「マナーを守りましょう」報道を
為す事が多い。
一番多いのが「はみだし禁止」と「追い
越し禁止」の区別がついておらず、交通
ルールを誤認して煽り報道をしている
ケースだ。
交通違反や危険運転行為を社会的に批判
するのはよいだろうが、自ら交通法規を
を誤認していながらの報道はあまりにも
いただけない。
峠での二輪車の暴走行為、競争型共同
危険行為は絶対にやってはならない事
だが、マスコミと同じように二輪車中古
販売業者のインフルエンサーなども「はみ
禁」と「追越し禁」の区別が一切ついて
おらず、超低速で走っている自分のバイク
を車線内で抜いたバイクに対し「おいおい、
ここは追い越し禁止だぞ」とドヤ顔で
動画配信したりしている始末。追い越し
禁止ではなく、はみ出し禁止規制の道路で。
しかも、「二輪はコーナーではハンドル
を切って曲がる」などという危険運転を
宣伝したりしている。
峠道での暴走行為、ローリング行為に対し
敵意むき出しで非難動画をアップしている
が、まず自分が交通法規をきちんと知って、
走行中の二輪で内側にハンドルを切って
カーブを曲がるなどという超危険行動を
改める、襟元を正す事をしないとならない
のではなかろうか。
バイクに限らず、四輪でも交通事故が
少しでも減るのは誰もが望んでいる事
だろう。誰でも棺桶に入るよりもバス
タブに入りたい。
また、家族が出かけたまま死んで帰って
来ないのは、たとえ運転者の自己の責任
だろうと、他人に強制させられた事だろ
うと残された遺族からすると理不尽だ。
40km/h速度規制の道路を40キロ未満で
走るのは当たり前、規制表示のない道路
では60km/hの法定速度未満で走るのは
当たり前の事だ。
しかし、速度超過をしなければ安全かと
いうと決してそんなことはない。
無謀な追い越しや上述した「嘘の乗り方
の実行」で一気に危険度は増す。
二輪車でハンドルを内側に切って進路を
変えるのは超低速の駐車場や下りて車両
を押したり引いたりする時のみだ。
二輪中古車販売業者が超危険な運転方法
を思い付きで広めるのはとても危険を
増殖させる悪しき行為だ。
法定速度や標識の制限速度以内でも
二輪車は十二分に操作操縦運転を楽し
める。
それは、正しい運転操作方法によって
はじめてもたらされる。
嘘を広めて、よく二輪の事を知らない
新たな参入者たちを危険に導く「指導」
などは絶対によろしくない。
オートバイは、走行状態が開始された
ら、ハンドルは曲がる方向に切ったら
車体は起きるのでコーナーを曲がれま
せん。法定速度、制限速度内であって
も車線をはみだしたりして対向車に激突
したり、自車線内や対向車線のガード
レールに激突します。簡単に死んじゃう。
峠などでは谷から落ちたりする。(谷
落ち、側溝落ちは結構発生しています)
事故を減らすために交通法規を守る事
は大前提ですが、危険な嘘乗りの運転
操作方法を広める事はやめましょう。
これは二輪も四輪も。
公道の峠で200km/h出すとか論外よ。
今年に入って何件か各地の峠で集団
逮捕者が出ているけど。
標識が無い道路は法定速度=60km/h
未満、速度規制表示のある道路はその
速度未満で走行するのは法律遵守とし
ては当たり前。
しかし、決められた速度を守りさえす
れば安全かというと決してそうではない。
はみ出し禁止の場所でははみ出しを
しない、はみ出し禁止・追い越し禁止
ではない場所でも無理な追い越しは
しない、とかの意識行動をやらないと
危ない。
自分が安全だろうと思って抜いても、
抜かれた人が危険と感じたら、それ
は危険に属する構造が生まれる。
物理的に危険ではなくとも、そうした
感性と物理的真実の乖離が発生する。
それが一般公道での交通の構造となって
いる。
私もあります。私個人が安全だと判断
して抜いて行った後、抜かれた人から
「あの抜き方は危ないですよ」と指摘
されて、はっと気づいた事が。
そして、自分が個人的に安全だと確信
して行なうという意識そのものが危険
なのだと気づいた。
私はその構造実態に気づかされて、
危ないと人に思わせた行動について
その場でその人に謝ったが、ごめんで
済めば警察いらない。
その抜かれた人は抗議もあって指摘
したのだろうが、要は「何が危険か」
という事。物理的な事実としての危険
と、人間の意識は必ずしも合致しては
いない。人が危険と感じたら、それは
危険行為を構成するという現実がある。
物理的事実と人の意識の合致はみない。
でも、一般公道とはそういうものなん
です。
そこを私も近年まで取り違えていた。
しかし、それとは別に「絶対危険」と
いう行動があります。もうこれは物理的
に絶対的な存在として。
それが、「誤った車両の操作方法」。
ブレーキディスクにオイルを塗るくらい
に危険な事柄がある。
そして、一番困るのが、危険で誤った
車両の操作方法を広める人の存在。
これはさらに危険を増幅させる。
一般公道はサーキットと違って道路
の断面構造がカマボコ型なので路面
の摩擦係数=ミューが同一車線内で
も複雑に変化する。
公道での二輪車の安全ベストライン
は、砂利や危険物が多いラインの左
ベタでもアウトインアウトでもない
んです。
キープレフトでもやや車線内の中央
よりで、カーブのRに添って、同じ
ミューのラインをあくまで規制速度内
でトレースして峠を走るのが安全度が
高い。法定速度内、制限速度内でも
車体は結構バンクします。
しかも一切ハンドル操作はしません。
二輪はセフルステアで曲がる乗り物
です。四輪とは構造が異なる。
車体を傾けると自然に適正舵角を
フロントが作ってくれるという構造の
乗り物です。
走行中にハンドル切ったら、死に
ますよ。いや、ほんとに。
高等二輪テクニックでスライド時の
逆ハンや倒し込みでの当て逆舵という
のがあるけど、通常使いません。
まして、二輪では走り出したら曲が
りたい方向に舵を切るという操作は
物理的に絶対にありません。これは
車両の構造上「絶対事項」です。
やったら危険です。やめましょう。