羽ばたけ。めざす、高みへ。
皆さんは、いま、どんな目標をもっていますか。その目標が高ければ高いほど、きっと充実した時間を過ごしているはずです。「自分はこうなりたい!」と心から願うことが、目標を叶えるための大切な一歩であり、大きな力になります。皆さんはまだ自分の中にある豊かな可能性の種に気づいていないかもしれません。その一つひとつを着実に大きく育む環境が、大阪桐蔭にはあります。難関国公立大学への進学実績も、様々なクラブの全国レベルでの活躍も、高い目標を持ち続け、その達成を信じて努力を積み重ねた結果に他なりません。着実に成果を出していく先輩や友達の姿は、きっと皆さんにとって大いに刺激になるでしょう。「偉大なる平凡人たれ」という本校の建学の精神にもある通り、地道な努力の先に、目指す目標の実現があることを自然に学びながら成長していくのです。一番大切なことは、目標の達成にあるのではなく、そこに辿り着くまでのプロセスにあります。「成果は何によって生み出されるのか。」「目標達成のために自分に足りないものは何なのか。」その問いと実践の繰り返しが、たくましく生きる知恵となって、やがてはその先の長い人生を豊かにする力となることでしょう。
日々の勉強や学校生活では、壁にぶつかることもあれば、目標を見失いそうになることもあるかもしれません。そんなとき、本校には、生徒一人ひとりの心の支えとなり、道しるべとなる、皆さんの成長を全力でサポートする教員がいます。教員もまた大阪桐蔭の一員であることに誇りを持ち、信頼関係に基づく情熱的な指導を実践しています。丁寧な対話を通して、多感な時期を過ごす生徒の心の変化や成長に常に目を向けています。そして生徒の自主性を引き出しながら成長のきっかけをつくりだし、学習面のみならず学校行事や日々の様々な関わりを通して、徳育、知育、体育をバランスよく育みます。
学校教育は、様々な危機管理への対応など、時代や社会の動きを敏感に捉える一方で、生徒の成長に「本当に必要なものは何なのか。」を見極めることが何よりも重要です。昔も今も、私たちが追い求めることに変わりはありません。すべての生徒が、迷うことなく目標へと突き進めるより良い環境をつくるために、本校も挑戦を続けています。本校から多くの生徒たちが、各々がめざす高みへと羽ばたいていくことを期待しています。