無料化の旗降ろせぬ高速料金 道路行政の矛盾手つかず
編集委員 谷隆徳
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2065年までを期限とする高速道路の有料期間が再び延びる方向になった。国土交通省の審議会が再延長を求める中間答申をまとめた。事実上の「永久有料」に一歩踏み出したともいえるが、答申の内容は玉虫色だ。国交省には「将来の無料化」という旗を降ろせない事情がある。高速道路料金はどうなるのか。
Nikkei Views
高速道路は人々の移動や物流を支える国土の大動脈だ。普通...
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