コロナウイルスの登場によって、地球上の多くの人々が、物理的な交流を制限されました。アスリートもまた、人との ディスタンスをとることが義務づけられ、コーチもライバルも観客もいない中で、自身の内面と肉体と向き合いながらト レーニングを続け、今日という日を迎えました。 コロナ禍のアスリートの心の中には、不安、焦り、疑い、哀しみ・・・様々な思いが交錯しています。そのように葛藤を抱えながらも、やるべきことをやり続ける選手の情熱は、同じように困難と向き合う人々の心を動かし、結びつけてきました。そう、物理的にはつながれなくても、希望を持って前を向く人の存在を知ることで、心はつながることができます。離れていることは、必ずしも孤独ではありません。内へ外へと張り巡らされる赤い線から、あなたはどんなメッセージを 受け取るでしょうか?