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1-6-3. 子会社の経営方針 / A列車で行こう3D攻略情報

前2ページで、子会社を「建てる」ことについての解説をしてまいりました。お次は、建てた後に子会社を「経営する」ことを学びましょう。

経営すると申しましても、まさか自分で従業員の配置を決めて、商品を開発して、広告を作って、従業員を指導して……なんてやるワケじゃありません。そんなの親会社の社長の役目じゃござんせんし、そんな全部ひとりでやってたら過労でハゲちゃいます。これは「太平洋の嵐」ではなく「A列車」なので、そこまでは要求されません。ご安心を。

では社長であるプレイヤーは何をするか。基本的には、「経営方針」を3つの中から選ぶというだけです。意外と楽そう。

そうはいっても、漫然とやっていては損してしまいます。ここでは、この経営方針の決め方をお教えしたいと思います。

3つの経営方針

図1: 経営方針選択画面(下画面)。下に方針を切り替えるバーがある

まずは、基本的な説明から。

経営方針は、次の3種類です。

まず標準の「バランス重視」。子会社を建設・買収すると、初期状態ではこの経営方針になっています。

続いて、その左隣にある「売上追求」。バランス重視よりも経費が増えますが、その分売上も伸ばすことができます。大きく黒字が出ている物件は、「売上追求」にすると利益が増える場合が多いです。逆に利益があまり出ていなかったり、赤字だったりすると、経費増加の方が大きくなって、経営が悪化してしまいます。

最後に、バランス重視の右隣の「経費節約」。売上追求とは逆に、売り上げは落ちますが、経費をきつく絞ることができます。赤字の子会社の場合、赤字額を小さくできますが、たくさん儲けている子会社にこの方針を出してしまうと、利益が大きく減ります。

要は、この3つを利益率に応じて使い分けていくのが、プレイヤーの仕事となるワケです。

経営方針のさじ加減

図2: 経営方針選択画面(上画面)。経営方針を変えた方がよさそうな場合はこのようにアドバイスしてくれる

プレイヤーは上述の経営方針の決定権が与えられるワケですが、そうはいってもどうしたらいいやら。

そうはいっても、難しいことはありません。難易度標準以下であれば、麻布営業部長が経営方針を変えるかどうかを判断してくれます。それに従えば、だいたい問題なく経営できます。

ただ、ボクの感覚からして、部長の判断の信頼度は100%ではないように思います。前作の高田部長なら100%だったんですが、今作だとたまに部長の判断を無視した方がいい場合があるような気がします。

部長の判断以外に、ボクが参考にしている目安をお話すると、まず赤字なら経費節減。そりゃそうですね。次に、利益率(営業利益÷売上)が50%を超えていたら売上追求。あくまで目安ですがね。

ただ、微妙なゾーンというのもあると思います。厳密に計算していたら本当にハゲちゃうので、そういう時はとりあえずバランス重視にして、しばらく様子を見るというのがいいと思います。

経営判断を変えるときの注意点

少々補足的な説明をします。

第一に、子会社が営業を開始したら、1週間くらいは経営方針を変えずに様子を見ましょう

というのは、子会社がどのくらい儲けてくれるかを見極めるには、1週間かかるからです。

子会社の大半は、平日と土休日で成果が異なります。オフィスが入る雑居ビルは平日の利益が大きく、娯楽は土休日に真価を発揮します。

したがって、最初の1日で赤字が出たからといって、1週間スパンで見たときに赤字とは限らないんです。その逆もまた然り。

ボクは前作をプレイ中に、平日の売り上げだけを見て、立地がいいはずのタワーの売り上げが悪いなと思って「経費節約」を指示して、10億単位の損をぶっこいたことがあります。二の舞は演じないでいただきたい。

そげなわけで、子会社の建設が終わったら、まずは「バランス重視」のままで様子見です。

第二に、だいたい3か月、長くても1年ごとに、経営方針を見直しましょう

子会社の売り上げは、その年の景気や産業比率の変化、立地の変化などに影響され、変わっていきます。

ガンガン稼いでいたはずの子会社が、近くに同じ建物が建って、産業比率が100%に乗って、景気が悪くなって、と悪条件が重なってお荷物に転落することもじゅうぶんにありえます。

思い出したときでいいので、子会社の経営方針を見直すようにしましょう。

また時間を早送りするときは、何年も一気に飛ばさないようにしましょう。いつの間にか赤字、という事態もありえなくはありません。というかそれ以上に電池切れって話もあるのでね。ええ、一晩放置して一気に何年も進めようとしたら朝起きたら3DSがうんともすんとも言わなくなってたってのが一回ありましてね……。

ただ、そんな頻繁に見直す必要はありません。株じゃないので、状況がそんなにポンポンと変わるものではありません。それに、頻繁に経営方針を変えていると、方針変更のための販売費がかさんでしまいます。

港の経営方針

子会社の中で、唯一だけが、経営方針の項目が他と違います。

港の経営方針は、「高頻度」「低頻度」「休止」の3つです。これらは、すなわち港に貨物船がやってくる頻度を変更するものです。

これは、「高頻度」固定でいいです。船が来る頻度は高頻度でも5日に1回くらい。5日もあれば港に積むぶんの資源を集めることができるでしょうからね。

もちろん、使っていない港については「休止」にしましょう。取り扱う資源がないのに船を来させては、余計に経費がかかるだけです。

鉄道経営ほどではありませんが、子会社の経営も、適当ではいけない部分があります。子会社を楽しく上手に使いこなして、会社の利益につなげましょう。

子会社に関する話もあと少し。次のページでは、子会社を売却することについての解説とまいりましょう。

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