1-3-2. 駅の種類とその選びかた / A列車で行こう3D攻略情報
前のページでは、線路の基本について述べてまいりました。お次は、駅の基本です。
メニューから「駅」のコマンドを選択し、「建設」をタッチすると、建てることのできる駅が表示されます。数が多いので、どれを建てればいいかわかりづらいかと思います。
まずは、駅の種類を知りましょう。その後、どの駅を建てればいいかをお教えします。
駅の種類
まずは、どんな駅があるのか、ざっと見てみましょう。
最初は旅客駅。名前の通り、お客さんが乗り降りすることができる駅です。貨物も扱えます。
旅客駅にも数種類ありますね。上から見ていきましょう。まず、ターミナル駅。行き止まりになっている駅です。実際の駅だと、上野駅の特急ホームや、高松(JR四国)、函館がこの構造です。行き止まりにすることは少ないですし、行き止まりにするにしてもターミナル駅を使う必要はありません。若干の「いらない子」臭が漂います。
次に地上駅。何の変哲もない、ふつうの駅。駅舎は片方にのみあります。
その下の橋上駅は、跨線橋の上に駅舎がある駅です。駅舎(につながる階段)は両側にあります。白石(JR北海道)がこの形です。
お次は高架駅。ホームが地上2階以上にあり、1階部分に駅舎があります。新幹線の駅っぽい感じ。北海道だと、琴似(JR北海道)や千歳などが高架駅です。
もっともお値段が張るのが、駅びるっ 駅ビル。地上駅の大型版のような感じですが、線路は高架にもできます。
「事業プラン」の中にある地下鉄道技術を獲得していると、地下駅が建設可能になります。あんまり出番はないです、おそらく。
旅客駅は以上です。続いて、貨物駅を見ていきます。貨物駅は旅客は扱えませんが、旅客駅よりも広範囲の貨物を取り扱うことができます。以上。
では、残る「その他」を説明します。
まず、仮乗降場。駅と同様に使えないことはないのですが、ホームは1本限定で、周囲は発展しません。普通プレイでは出番はありません。
その下が信号場。前ページで少し出てきましたが、列車をすれ違わせたり、お昼寝させておくための施設で、駅ではありません。つまり、客扱い・貨物扱いはできません。また、貨物列車の機回しもできません。なぜなのでしょう。
最後に説明するのが車庫です。読んで字のごとく、列車をしまう場所です。信号場との違いは、貨物列車の機回しができ、列車の老朽化を防ぐ効果がある一方、維持費がかかる点です。
旅客駅の選び方
では、町を発展させるのに最適な駅はどれでしょう。
答えはズバリ、駅ビルです。
なぜか。ここで、「1-2. 町を発展させるには」で説明した「産業分布」の話を思い出してください。町を発展させるのに最も手っ取り早いのは、運輸の比率をグイグイ伸ばす方法でしたね。高価な駅ビルは運輸の比率を一気に上げてくれるので、町を大きく発展させることができると言えます。
また、駅ビル自体の発展効果も大きいです。基本的に、駅の発展効果は(地下駅を除いて)値が張るほど大きいと考えてくださって結構です。
駅を新設する際、思い切って駅ビルをいきなり建てるのも十分アリです。最初は赤字かもしれませんが、すぐにまわりが発展し、大きな収益源になってくれることでしょう。
資金などの都合で駅ビルが建てられない場合は、高架駅・橋上駅C・ターミナル駅Bあたりも選択肢に入ります。
コストを考えるなら、主要な駅以外は地上駅や橋上駅にして、「こここそ発展させたい」というところにドンと駅ビルを建てるという戦略もアリでしょう。
貨物駅は必要か
貨物は旅客駅でも扱えると言いました。では、貨物駅を使う意義はあるのでしょうか。
答えはイエス。貨物駅は何といっても資源範囲が広いです。この一点だけでも十分な意義があります。
さらに、地上駅Aより維持費が安いです。貨物しか扱わない駅なら、旅客駅よりも貨物駅の方が使い勝手がいいと言えるでしょう。
その他、補足など
ターミナル駅と車庫は地上6Fに建設できないようです(他の駅などは建設できますが、もちろん高架駅はNG)。バグの可能性もありますがね。
これで、線路と駅についての基本的な説明は終わりです。足りないところはwikiなどで補ってください。次のページからは、もう少し応用的なお話です。