ゲニウス(北)のA列車で行けばいいじゃないか3D

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1-3-1. 基本は複線 / A列車で行こう3D攻略情報

このページからは、具体的なテクニックなどについて述べていきます。

まずは、基本中の基本、鉄道の線路の引き方です。もちろん、ただ野放図に引いてはうまくいきません。少しばかり計画的に引いていきましょう。

計画といっても、大ざっぱなもので十分です。大まかなイメージを思い描いて、必要なら3DSの「ゲームメモ」にでも書いておきます。

具体的には、大まかな路線網や、駅の位置、線路の本数なんかを考えておきましょう。

本題の前に……初心者に向けて

A列車シリーズは初めてで、あまつさえ鉄道のこともようわからん、という方へ向けて、本題の前に少々説明をば。

ニコニコ動画で初心者のプレイ動画を見ていると、どうも初心者に多いプレイングとして、マップに初期からある路線を放っておいて、自分で新たに別の場所に線路を引くというのがあるようです。これはもったいない。

既存の設備を活用しましょう。すでにある線路をさらに延長したり、途中に駅を設けたりするというように、既存路線のテコ入れという形で開発を始めた方が、資金面からも発展の速さの点からもいいと思いますよ。

きちんと列車が流れているところに手を加えるのは怖いかもしれませんが、むしろスクラップ&ビルドで、壊しては作り、壊しては作り、という感じでやった方が、感覚もつかめると思います。

それに、以下で説明するような線路の引き方をして、ちょっと列車の進行設定をしてやれば、列車は動いてくれます。おそれずに、手を加えてみましょう。失敗したらロードし直せばいいんですし。


そのようにして、まずはひとつめの路線を伸ばしていって、立派な路線にしていきます。

で、いい按配になったら、路線のどっかの駅のホームを増やして(ホーム増設のための土地は事前に押さえておきましょう)、そこから分岐する路線を作ってみましょう。

新たな路線を作るときは、すでに周りが発展している駅から伸ばした方が、乗客がうまく増えるので有効です。

そうやって、最初の路線から分岐させる形で路線網を構築し、マップを広く発展させるのです。

イメージとしては、(どこでもいいんですが)例えば京急の路線網。まず本線があって、途中の駅から空港線や大師線、逗子線や久里浜線が分岐していきます。だいたいそんな感じ。あ、そうそう、京急みたいな凄まじいダイヤが組めなくてもプレイできますよ。


「ニコニコ鉄道」の本家の動画を見てゲームを始めた方は、まず「初音環状線」のような環状線を作ってみたいと思うでしょう(かく言う自分がそうだった)。環状線は列車の本数を増やしやすく、町を発展させやすい反面、あとで取扱いに苦労します。特に貨物列車の扱いに苦労することになるのではないでしょうか。

上達するためにも、ゲームに慣れてきたら、その次のマップからは環状線以外の路線を構築するようにした方がいいように思います。

基本的に、線路は2本

ようやく本題です。

ここで説明するのは、線路を何本引くかの計画の立て方についてです。

図1: 単線と複線

基本的には、線路は2本並べて引きましょう。そのような線路を「複線」と言います。初心者の方は、列車を1日1往復しか走らせないとか、特段の理由のない限り、複線で引いた方がいいでしょう。

複線をオススメするのはなぜかと申しますと、複線ドリフトをするためです その方が列車を走らせやすいからです。

複線なら、道路のように左側通行にすることで、簡単に多くの列車を走らせることができます。右側通行でも構いませんが、あとあと困るので左側通行にすることをおすすめします。

単線(線路が1本)だと、違う方向に向かう列車が1本の線路を共用することになるので、うまく時間を調整してやらないと、下手すると列車どうしが正面衝突してしまいます。また、列車をたくさん運行することができません。

実際の鉄道路線を見ると、イメージがつかめるでしょう。山手線は内回り(大崎→東京→上野→池袋→新宿→大崎)と外回り(逆)で線路が分かれていますよね。そんな感じで、方向別に使う線路を分けてあげれば、それだけで使いやすくなります。

複線を引くコツ

実際に線路を引いてみましょう。といっても、難しいことはありません。チュートリアルでやった通りに、直感的に画面をタッチすれば引けます。

ふつうは、2本の線路はぴったり隣り合わせに引きます。斜めに引くとき、間が空くとスペースが無駄になるほか、距離が無駄に伸びるので、2本ぴったり並んでいるか確認しましょう。

図2: 隙間が空いている例

図3: 隙間をなくしてぴったりと引けている例

線路の終点では、片方の線路を走ってきた列車を、隣の線路に移して折り返させる配線が必要です(環状線なら要りませんが)。

図4: 簡単な折り返し設備

簡単な方法は、(左側通行の場合)図4のように、左の線路を右の線路に合流させるように配線する方向です。こうすれば、特に設定しなくても列車が自動で逆の線路に移って折り返します。それは、ポイントを分岐するかどうかの設定は初期状態で「直進」になっているからです。

しかし、これでは終点の駅に列車が1本しか止まれません。あとあとのことを考えて、ホームは2本用意し、そのどちらからも出られるようにしてみましょう。

図5: シーサスクロッシングを使った折り返し設備

その方法は、駅の手前に図5のような両渡りの分岐を設けるというものです。以下、このようなポイントを「シーサスクロッシング」と呼びます。

この場合、きちんと折り返すように、列車の方に設定をしてやります。列車を選んで、「運行計画」をタッチし、当該ポイントを選んで「進行設定」をタッチ。駅に進入するときに通るポイントの方を「分岐」に設定すれば、(左側通行の場合)右のホームに入ります。駅から出てすぐのポイントは「直進」のまま。反対のホームに入れるなら、逆をやればいいのです。

このとき、駅に入ってくる列車と駅から出る列車がぶつからないようにする必要があります。前作のようにすり抜けたりはしません。車間距離を十分にとるか、反対のホームに列車が到着したら発車する設定にしてやるといいでしょう(この場合は反対のホームに列車が来ないと発車できないのでめんどくさいです。正直あんまり使いません)。

なお、列車を駅で折り返しさせるなら、駅の進行設定を「折り返し」にすると、よりスムーズに折り返しができます。

隣町との接続も複線で

線路は、隣町にも接続することができますよね。この接続部分も、今作では複線にすることができます。

線路をマップの端まで引っ張って、工事の人に「この線路を隣町まで敷設しますか?」と聞かれたら、画面左下の「接続線切替」をタッチ。すると、複線で接続ができます。

片方の線路からマップ外に列車が入ると、もう片方の線路から出てくるようになります。A列車シリーズ初搭載のこの機能は、プレイヤーの多くが待ち望んでいたものです。

しかし、対応しているのは左側通行のみ。先ほど左側通行を推奨したのはこのためです。

なお、一度繋げた接続部分を複線(もしくは単線)に変えたい場合は、一度撤去して引き直しとなります。もったいない。

隣町に接続すると、旅客列車や貨物列車を行き来させることができるようになります。貨物列車で資源を売りつける使い方(ただし今作では売価が変動するので注意)のほかに、大都市に接続した場合、旅客列車が客を大量に乗せて帰ってきてくれるので、発展を大きく促進できます。上手に使ってみてください。

単線を引く場合は

何かの都合でどうしても単線を引かなければならない場合(もしくは複線を引くほどの列車本数がないから単線にする場合)は、以下の点に注意してください。

図6: 行き違い設備……信号場を使う場合

一度に複数の列車を走らせる場合は、列車どうしがすれ違えるような設備を設けましょう。駅や信号場を使って、図6のように行き違いができるようにしましょう。どうせ列車を停めるのだから駅を置いて客扱いをし、周りを発展させるのもいいでしょう。

ホームの長さは、列車が入りきれる長さにしてください。そうでないと、行き違いができなくなる場合があります。

そして、列車の本数が増えたら、早めに複線化を検討してください。単線には限界があります(慣れた方なら限界に挑んでみてもいいですが)。列車の本数を増やす予定がまったくないならともかく、単線を引いた場合にも、複線化のための土地だけは押さえておきましょう。

ここまでの解説にはついてこれていますか?(つっても授業じゃなくてWebサイトだから、わからなかったらもう一回読めばいいんですが)次のページでは、駅について解説します。

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