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留学の最短準備期間はどのくらい?出発前にすべき5つのステップを徹底解説

「留学の準備はどのくらい前から始めればいいのかな……」
と思っている方。

留学をするには、

・事前の英語学習
・学校選定や渡航の準備
・持ち物の準備

など、たくさんの準備が必要です。

しっかりと準備を整えておくことで、トラブルなく渡航でき、現地でも満足のいく留学生活を送ることができます。留学の成否を分けるのは「準備」にあると言っても過言ではありません。

とはいえ、具体的にどのように準備すればよいのかは、わかりにくいですよね。

そこでこの記事では、

・おすすめな準備期間
・留学準備のステップ
・最短での留学に必要な準備期間

についてお伝えします。

留学の準備はどこから手を付ければよいのか難しく感じますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。

これから留学をしようと考えている人、またまさに今留学の準備を始めようとしている人もいると思います。
まずはこの記事で、留学に必要な準備期間について知りましょう!

留学の準備期間って何をすればいいの?

ひとくちに留学の準備といってもさまざまなものがあります。

主なポイントとしては、

・事前の語学学習
・学校選び
・パスポートやビザの取得
・航空券や保険の手配
・持ち物の用意

です。

1つずつポイントを押さえながら準備を進めることで、抜けや漏れなく留学にチャレンジできます。

準備期間の過ごし方は留学において重要

留学するにあたって、準備期間の過ごし方はとても重要です。
準備次第で留学の充実度や、留学から得られる結果が大きく変わります。

準備を進めるにあたって、まず重要なのが「留学の目的」をはっきりさせること。

・留学を通じて何を達成したいのか
・留学中はどのようにして過ごしたいのか
・留学することでどのような変化を求めているのか

このような質問にはっきりと答えることができれば、迷うことなく準備を進めることができます。

また留学の目的を決めるにあたっては、「帰国後にどうするのか」も視野に入れて考えるようにしましょう。

留学準備でやるべきことってなに?

留学準備でやるべきことは、今回お伝えする内容に沿って

・準備に必要な内容を具体的にリストアップする
・カレンダーを使って行動予定を書き込む

ことです。

こうすることで、準備をスムーズに進めることができ、いたずらに「次はどうしたらいいんだろう……」と不安を感じることも少なくなります。

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留学の準備期間を半年取るのがおすすめな3つの理由

留学の準備期間を半年取るのがおすすめな理由として、

  • 1. イレギュラーにも余裕を持って対応できる
  • 2. ムダなコストを抑えることができる
  • 3. 人事上の手続きにも対応できる

の3つをお伝えします。

理由1. イレギュラーにも余裕を持って対応できる

留学に行くまでには、

・パスポートの準備
・ビザの手配
・学校の選定

など、さまざまな手続きがあります。特にこの3つは重要なので、注意点をお伝えしますね。

パスポートの準備

パスポートを申請してから交付されるのは、「申請した日から数えて土日祝日などの休日や年末年始を除いた6日目以降」と決まっています。

つまり、おおむねね1週間~10日は必要ということです。休みの日が絡んでくると遅くなるので、急いでいるときは注意しましょう。

ビザの手配

ビザは国によって発行されるまでの時間がまちまちなため、渡航する国によってはビザの取得に想像以上の時間がかかります。またワーキングホリデービザの場合は、ビザの申請時期が決められているところもあるため、その期間に合わせて申請をしなければなりません。

申請書類の不備によって再申請しなければならない場合も想定し、余裕をもって申請手続きを進めることが必要です。

学校の選定

留学に行く場合、語学学校に行くか、海外の大学や大学院に行くかで必要な準備期間は異なります。

語学学校はある程度自分の都合のよい時期に留学できるため、半年ほど見ておけば大丈夫です。海外の大学や大学院に行く場合は、留学の手続き自体は半年ほど前からでも大丈夫ですが、

・留学に必要な語学検定のスコア獲得
・留学に必要な学校の成績(GPA)

などを考えると、もう少し前から準備が必要となります。

理由2. ムダなコストを抑えることができる

留学準備を計画的に進めることで、金銭的なメリットがあります。

例えば航空券は同じエコノミーの座席であっても、早いタイミングで購入することによって割引率の高いお得な航空券が購入可能です。

語学学校に関しても、コスパの高い人気の学校は早めに募集を打ち切るため、学校選びは早い段階で済ませておくのがよいでしょう。

理由3. 人事上の手続きにも対応できる

社会人で留学を考えている人の中には、会社を休職もしくは退職して留学へ行こうとしている人もいると思います。

休職および退職時の注意点としては、

・休職:許可するかどうかは会社が決めるため、どの程度時間がかかるかわからない
・退職:会社の就業規則によるが、おおむね1~3カ月前までに申し出が必要

の2点。仕事を離れる場合は引継ぎなどの調整が必要になるため、余裕を持って6カ月前から動き出すことがおすすめです。

留学準備のステップ

ここでは、留学準備のステップを5つに分けてお伝えします。
ステップはそれぞれ、

  • 1. 目標設定・英語の勉強を開始(6カ月〜1年前)
  • 2. 学校選定と申し込み(6カ月前)
  • 3. パスポート取得・ビザ準備(3カ月前)
  • 4. 航空券の購入・海外保険の準備(2カ月前)
  • 5. 持ち物の準備(1週間〜2週間)

の5つです。1つずつ説明しますね。

ステップ1:目標設定・英語の勉強を開始(6カ月〜1年前)

冒頭でもお伝えしたとおり、もっとも大切なポイントは「目標設定」です。
自分が留学を通じて達成したいポイントを明確にすることで、具体的な計画を立てられるようになります。

そして留学に必要な英語の習得も、前もって進めておくべきです。
一般的にTOEICで600点を目指す場合、400~600時間の学習が必要と言われています。
留学生活を充実させるためにも、基本的な英語学習は可能な限り進めておきましょう。

特に日本にいながらにしても勉強ができる単語や文法などはしっかりとカバーしておくべきです。基礎英語をマスターしていれば、海外での学習が効果的なリスニングやスピーキングに時間を割くことができます。

ステップ2:学校選定と申し込み(6カ月前)

学校選定は自分でインターネットを使って調べることもできますし、専門の留学エージェントに相談して調べてもらうこともできます。

留学エージェントであれば、

・資料請求
・学校の選び方
・宿泊先やビザの手配

など、困ったことがあれば何でも相談できるので安心です。

ステップ3:パスポート取得・ビザ準備(3カ月前)

入国や出国に必要なパスポートの残存有効期間は国によって異なります。留学などを長期滞在が前提の場合、予定されている滞在期間より長い有効期間が必要です。

またビザにおいても、たいていの国では3カ月を超える滞在で取得が必要です。
参考:留学に必要な各国ビザ情報

ステップ4:航空券の購入・海外保険の準備(2カ月前)

航空券は基本的に往復での購入をおすすめします。もし帰りの帰国日が決まっていないという場合でも、日時を変更できる「オープンチケット」であれば安心です。

海外保険については、留学する際のビザ取得などの条件に入っていることがほとんどなので、必ず加入するようにしましょう。
参考:留学するなら絶対に必要!オススメの保険を徹底比較

ステップ5:持ち物の準備(1週間〜2週間)

5つ目のステップでは、持ち物の準備をします。目安の期間は留学の1週間〜2週間前です。

持ち物は可能な限り現地で調達するのがおすすめですが、中には日本にいるうちに用意しておきたいものもあります。

例えば、薬やコンタクトレンズなどは自分の体に合ったものが必要なため、普段使っているものを持っていくべきです。

また変圧器や変換プラグなども、現地到着後にすぐ必要になるため、事前に持っていきましょう。カメラやパソコンなどの電子機器は現地でも買えますが、日本で購入したほうが割安なことが多いです。
参考:留学に必要な持ち物リスト

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留学の準備期間は最短何カ月必要?

留学の準備を最短でしたい場合、必要な期間は「留学する期間」によって異なります。

【最短の留学準備期間の目安】
・3カ月未満の留学:数週間~1カ月
・3カ月以上の留学:3~4カ月

短期留学であればビザが不要な国が多いため、比較的短い期間で準備が可能です。

もちろんこれはあくまで最短の準備期間。留学を成功させるためには半年以上の準備期間を設けることをおすすめします。

フィリピン留学

フィリピンは日本から距離的に近く、「マンツーマンレッスン」が好評なことから留学先として人気の国です。

フィリピンでは1週間以内の短期留学であればビザが必要ありません。そのため渡航の1週間前から準備しても間に合います。

1週間を超える留学の場合はSSP(Special Study Permit)と呼ばれるビザの取得が、60日を超える留学の場合は加えて外人登録証(ACR I-Card)が必要です。
参考:フィリピン留学前の準備の流れ

欧米留学

英語圏の国が多い欧米留学は、英語の正しい発音を学びたい人から人気を集めています。

欧米留学においても、ほとんどの国で1週間以内の短期留学であればビザが必要ありません。そのため渡航の1週間前から準備しても間に合います。

中長期の留学に関しては、留学の3カ月~6カ月前からの準備がおすすめです。

まとめ

ここまで留学の準備期間についてお伝えしました。

おさらいしますと、準備を進めるにあたってまずすべきなのが「留学の目的」をはっきりさせることです。

・留学を通じて何を達成したいのか
・留学中はどのようにして過ごしたいのか
・留学することでどのような変化を求めているのか

具体的にイメージすることで、必要な準備が見えてきます。

留学の準備期間に必要な期間として「半年」をおすすめしていますが、その理由は

  • 1. イレギュラーにも余裕を持って対応できる
  • 2. ムダなコストを抑えることができる
  • 3. 人事上の手続きにも対応できる

の3つです。特に社会人の方は会社との調整があるため、余裕を持って準備を進めるようにしましょう。

具体的な留学準備期間のステップは、

  • 1. 目標設定・英語の勉強を開始(6カ月〜1年前)
  • 2. 学校選定と申し込み(6カ月前)
  • 3. パスポート取得・ビザ準備(3カ月前)
  • 4. 航空券の購入・海外保険の準備(2カ月前)
  • 5. 持ち物の準備(1週間〜2週間)

の5つです。

今回お伝えした内容に沿って、

・準備に必要な内容を具体的にリストアップする
・カレンダーを使って行動予定を書き込む

ことで抜けや漏れなく準備を進めることができます。

準備をしっかりと整えて、自分の目標を達成できる留学を実現しましょう!

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この留学ブログを書いた人

長濱 裕作

長濱 裕作

学生時代はお金を貯めて海外各地を放浪。異文化に触れる楽しさや多様性の価値を知る。学生結婚を経て12年に渡り大手アミューズメント企業に勤めるも、家族と過ごす時間を増やすために退職。現在は田舎に引っ越して古民家を購入、半農半ライターとして生活。子どもたちの留学の在り方についても勉強中。妻ラブな3児の父。

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