テレ朝社員宴会で“闇営業”騒動のカラオケパセラ渋谷店を直撃してみた
午前4時に不可解な転落も「20時終了」と回答東京五輪閉会式が行われた8月8日から翌朝にかけて、テレビ朝日の五輪番組スタッフ10人がカラオケパセラ渋谷店で飲酒宴会を開催したことについて、8月11日、パセラ渋谷店はホームページ上で「お知らせとお詫び」を掲載した。
それによると、
「一部報道やSNS上にて鍵の施錠に関する質問がございましたが、各階から外階段及び1階公道への避難路の安全確保に問題はございませんでした」
という。少し回りくどい言い方をしているが、普通に読めば「鍵はかかっておらず、外に出ることができた」とも読めるが、2階から転落した20代女性は、酔っ払っていて鍵がかかっていると勘違いしたのだろうか。
一方、闇営業をしてながら営業協力金を受け取っているとの疑惑もネットで持たれたが、同店は明確に否定している。
「カラオケパセラ渋谷店は申請致しておりません」
SAKISIRU編集部でも同店の責任者に直撃取材すると、こう答えた。
「ご利用内容に関しては守秘義務があるので対応できないんです。公式な見解は当社のホームページに掲載しておりますので、そちらご確認頂ければと思います。もう問題も大きくなってきていますので」
8月8日の営業時間は、12時〜20時だったという。ではなぜ、朝4時までテレ朝社員が店内にいたのだろうか。20時になったら退店しなくてはいけないのではないかと聞くと、こう濁された。
「時短要請が来ておりますので。事前の予約といいますか、ご利用に関しては20時で終了という形です。ご来店されて20時はもうご案内していないという形です」
闇営業をしていたのだろうか。
「私どものほうでは調査中の部分も多くて。不確かなことはお伝えできないんですよ。お答えできないので、申し訳ございません」
問題が大きくなり、上層部から箝口令が敷かれているのだろう。これ以上質問することはできなかった。
同店は時短要請に従わず“闇営業”を行なっていたとも考えられる。だが、政府が乱発している時短要請は有効性を疑問視する声も多く、「従う必要はないのではないか」という意見も強まっている。ありのままを公表するほうが、世の中から支持されるのではないだろうか。
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