国土交通省では、国民の価値観が変化・多様化している中で、文化のうちこれまで光が当てられていない部分にも着目し、従来よりも広い新たな概念(=Way of Life)に立った上で、国土交通行政の手法に対するヒントを抽出していくため、有識者からの講演及び委員、省内幹部とのディスカッションを行う懇談会を開催してきました。
懇談会では、文化を「知る(文化資本として認識)/育む(保全・創出)/活かす(地域振興・環境)」の3つの観点から、文化資本としての価値・重要性、施策としての展開の可能性、国土交通省の関与のあり方等について検討を深めてきたところです。
この度、懇談会における有識者から頂戴した話題と、懇談会委員の提言をまとめた小冊子「持続可能な暮らし文化のために」を作成いたしました。
提言
持続可能な「暮らし文化」を支える国土交通行政に関する懇談会委員
(50音順、敬称略) ◎:座長、○:座長代理
飯笹佐代子 (財)総合研究開発機構主任研究員 (社会科学分野)
岸 由二 慶応義塾大学経済学部教授 (自然環境・流域分野)
○西村 幸夫 東京大学先端科学技術研究センター教授 (都市計画分野)
藤井 聡 東京工業大学大学院教授 (交通計画分野)
◎村上 周三 (独法)建築研究所理事長 (建築分野)