ややこしい人を素早く察知しさっさと逃げておくための俺的心得です。
信じるとか言う人をAさん、言われた側をBさんとします。
■「信じる」編
たとえば、AさんがBさんに対し
「ワタシはアナタが○○であると信じています」という場合
・AさんはBさんに対し「○○であり続けてほしい」と願っているだけ
・Aさんは、どのような状況になっても○○が保たれ続けるべきであると内心思っている
・Bさんが○○を達成できなかった場合、理由を問わずAさんは「裏切られた」と感じる
上記のような希望的観測の押し付けのニュアンスを含むのが「信じる」という言葉です。
将来についての予想を述べるのであれば
「ワタシはアナタが○○であると思っている(あるいは予想している)」
今後の希望を述べるのであれば
「ワタシはアナタに○○であってほしい」
予想を裏切られたくないのであれば
「○○をしてくれ」
と言えば済む話です。
わざわざ「信じる」という言葉を選んで使うAさんは危険人物の傾向アリです。
いずれメンタルを奪いにやってきます。
■「信じない」編
たとえば、AさんがBさんに対し「アナタのことを信じない」という場合
・Aさんには何かしらの理想像があることがわかります
・Bさんはたまたま上記の理想像には該当していないということもわかります
・AさんはBさんに対し、自分の思う理想像を適用したくてもそれは叶わないと思っている
・自分で思う理想像が適用できないだけで、AさんはBさんのことを平気で批判する
上記まとめると
「ワタシが持つ理想像は人類共通の願いであり、その理想像にそぐわないアナタは人類共通の敵である」
あたかもこの認識が正しいことであるという押し付けを他人(アナタ、Bさん)に平気で行う
というニュアンスを含むのが「信じない」という言葉です。
自分の理想を述べるのであれば
「ワタシはコレコレこういう人が好きである」
自分の理想にそぐわないことを伝えるのであれば
「アナタはワタシにとっての理想ではない」
騙されたくないのであれば
「ウソをつくな、事実を話せ」
と言えば済む話です。
わざわざ「信じない」という言葉を選んで使うAさんは危険人物の傾向アリです。
その矛先が自分に向く前にダッシュで逃げるべきです。
■「信じられない」編
たとえば、Aさんが自分にとって都合が良くない現象や事実に「信じられない」と発言した場合
・AさんにはAさん独自の過去知識と経験と自問自答や知覚の積み重ねで構成される世界(リトル・ワールド)があります。
※リトル・ワールドは誰しも持っている「各自の認識の限界」のことです。
・Aさんは自身のリトル・ワールドを世界のすべてであると誤認しています。
・Aさんは他人にもそれぞれ独自の認識領域があるということを理解していません。
・Aさんは、他人も自分と全く同じリトル・ワールドで生きていると思って生きています。
・Aさんが自身のリトル・ワールドの認識外の事態に遭うと「信じられない」という単語が口から出てきます。
「ワタシの認識が世界のすべてであるべきで、それ以外のことは誤りであり、承認できない」
というニュアンスを含むのが「信じられない」という言葉です。
予想外なのであれば「予想外だ」
驚いたのであれば「驚いた」
知識外、無知のことであれば「知らなかった(あるいは『教えてくれ』)」
対処がわからなければ「対処が思いつかない(あるいは『教えてくれ』『整理させてくれ』)」
と言えば済む話です。
わざわざ「信じられない」という言葉を選んで使うAさんは危険人物の傾向アリです。
Aさんの信じる・信じないの範囲を考えて振舞いをするのは長期的にはシンドイので距離を置くのが吉です。
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