真の幼児教育は、人間性の根幹(土台)としての知性・感性を育てる教育です。保護者様が気になる「読み・書き・計算」が早期にできることではなく、五感を使い、理屈ぬきで感覚を育てる教育のことです。お子様の将来を決めるといっても過言ではありません。知・情・体のバランスのとれた総合教育で、目で見る、耳で聞く、体や指先を動かすなどが、大脳神経を刺激し脳の発達を促進します。いわゆるセンスの部分です。「センスが良い」とは、特別に優れていることではなく、スムーズにこなせる能力のことなのです。
そして、6才以後(小学校入学以後)は、知識や技術を教える教育に移行するのです。
乳幼児期は、模倣期と言われるほど、とにかく幼児はまねを好みます。「学ぶ」の語源は「まねる」とありますから、子どもたちは真似ながら学んでいきます。言葉も行動も指示をするよりもお見本を示すことに心がけています。そして、反復(くりかえし)を何度もしながら吸収し、その回路が強化されることでスムーズになっていきます。
子どもたちは、ちょっとした競争が大好きです。プチ集団でゲーム的要素を取り入れて、刺激します。「負けて悔しい」「わたしもやりたかった」などの悔しい気持ちを経験するからこそ、人に優しくなれるのです。また、探求心が強く、常に前向きな時期ですから、何か新しいことへの挑戦を好みます。いま、できることをふまえて「ちょっと難しいこと」へ働きかけることにより、より成長します。言葉がけも「できない~」に対しては「どうしたらできるか、考えよう」、失敗したら「次はこうすれば(例を出す)できるよ。」と、ネクストチャンスにつなげます。
3才~6才時期は人間の一生の間でもっとも吸収力の高い時期です。暗記力の天才、記憶力の天才ですから、知的な環境、豊かな生活経験、規則正しい生活習慣が必要です。子どもの脳は大人の脳とは違いますから、この時期にテレビやゲームに何時間を費やすなんて、もったいない過ごし方はしたくないですね。
私たちは、常にお子様を観察し、特に一生の土台となる言語能力を育むことに努めて参ります。
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自分で課題を見つけ、解決できる子
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右脳、左脳のバランスが取れた、総合的能力のある子
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自分の考えをもち、自分の言葉で表現できる子
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五感を使って学習ができる想像力、創造力のある子
当校は、児童福祉法第53条の認可外保育施設として、同法第59条の2に基づき、東京都への設置届出を義務付けられた施設です。