新型コロナウイルス感染症モニタリング状況

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2021年8月10日

コンテンツ番号118267

最新のモニタリング状況


※1 入院患者及び重症患者並びにその病床数は、令和3年5月4日公表分から、「疑似症患者を含む」から「陽性確定例」に変更して公表
※2 入院率は、神奈川モデルに基づき、入院優先度判定スコア等を用いて入院適応を総合的に決定しており、「入院率」の指標では病床ひっ迫状況を計ることができないため、参考数値
※3 
ステージ分類の指標は、新型コロナウイルス感染症対策分科会(令和3年4月15日)の資料参照

新型コロナウイルス感染症対策分科会資料

変異ウイルス検出状況


※4 従来株からN501Y変異株にほぼ置き換わった一方、市内においてもL452R変異株が増加しつつあることから、厚生労働省通知に基づき、L452R変異株の監視体制を強化するため、健康安全研究所によるN501Yスクリーニング検査は、7月19日以降、実施しないこととしました。
※5 民間検査機関等による検査実施数は不明のため、検出数のみ掲載
※6 ゲノム解析の検査結果は不定期で報告されている。

評価

令和3(2021)年8月2日(月)~8月8日(日)(令和3年第31週)の川崎市内における新型コロナウイルス感染症のモニタリング状況は、第30週(先週)に続いてステージ分類の6項目中6項目すべてがステージ4であり、しかもその数字は増加が続いています。感染者数が急増するにつれて、入院患者数、重症者数も急増しています。治療は医療機関で行いますが、新型コロナウイルスに感染しないようにするのは市民お一人お一人の注意によります。ご自分が重症者にならぬよう、身の回りの方が重症者にならぬよう、感染リスクが高まる行動はしばらくの間避けるよう、よろしくお願いいたします。

<感染の状況:直近1週間>

(1)新規陽性者数は、第24週(6月14~20日)の305人まで減少しましたが、第25週339人から、349人→526人→831人と増加しました。第29週は1156人と第1週のピーク1123人を上回り、第30週(前週)2680人、第31週(今週)は3283人と急増しています。

(2)対人口10万人あたりの累積新規陽性者数も、第24週(6月14~20日)の19.8人まで減少しましたが、第25週22.0人から、22.7人→34.2人→54.0人と増加しました。第29週は75.1人と増加し、第1週のピークを上回り、第30週(前週)174.0人、第31週(今週)は213.2人と急増しています。ステージ分類では、5週連続してステージ4相当(25人以上)となっています。

(3)前週との増加比は、第24週(6月14~20日)は0.87と低値でしたが、第25週1.11から、1.03→1.51→1.58と増加しました。第29週は1.39と一時減少しましたが、第30週(前週)は2.32と急増し、第31週(今週)は1.23とやや低下が見られましたが、1.0を上回っています。

(4)感染経路不明者の割合は、第20週以降は50%以上、第27週62%、第28週61%、第29週70%、第30週(前週)は72%とさらに上昇、第31週(今週)は73%と高値のまま停滞し、ステージ分類で14週連続してステージ3・4相当(50%以上)となっています。

(5)検査陽性率は、第17週より第20週までステージ4相当(10%以上)が4週間連続し、第21週以降はステージ3と4を交互に繰り返していました。第27週は12.9%、第28週は20.2%と上昇、第29週37.2%、第30週(前週)41.9%、第31週(今週)は46.1%とさらに上昇し、5週連続してステージ4相当となっています。(検査陽性率の急上昇については、一部医療機関における検査実施状況の影響を受けていると考えられるもので、詳細調査中です。)

<医療提供体制等の負荷:報告日8.8現在>

(6)入院中の患者数は、第22週より90人→75人→69→76人→70人と増減していましたが、第27週79人、第28週99人、第29週113人、第30週(前週)150人、第31週(今週)202人と急増しています。

病床使用率は、第25週に入院患者数は増加したものの確保病床数が241床から284床に増加したことにより病床使用率は第25週26.8%、第26週24.6%と減少しましたが、第27週27.8%、第28週34.9%、第29週39.8%と増加。第30週(前週)は病床数が4床増加され合計288床となりましたが、病床使用率としては52.1%に増加し、第31週(今週)は70.1%とさらに増加しています。ステージ分類では、記録を開始した第17週以降13週連続してステージ3相当(20%以上)でしたが、第30週(前週)から2週連続してステージ4となっています。

(7)重症入院患者数は第21週に24人となりましたが、第23週から第29週(前週)まで10~14人を増減していました。第30週(前週)は23人と急増し、第31週(今週)は42人とさらに増加しています。重症者の病床使用率は確保病床30床のうち、第20週53.3%、第21週80.0%、第22週76.7%と3週連続してステージ4相当(50%以上)でしたが、その後はステージ3(20%以上)状態を7週間維持していました。しかし第30週(前週)は、76.7%と急増して再びステージ4相当となり、第30週(今週)は140%に増加し、2週連続してステージ4となっています。(病床は重症確保病床外の集中治療室(ICU)等を使用しているため、病床使用率としては100%を超えた数となっています。)

(8)陽性確定例の入院・自宅及び宿泊療養者総数は、第20週から第25週389人まで5週連続して減少が続きましたが、第26週476人→ 606人→935人、第29週1325人、第30週(前週)2331人、第31週(今週)2692人と急増しています。

(9)陽性確定例の入院・自宅及び宿泊療養者数の対人口10万人は、第25週25.3人とそれまで9週連続してステージ3相当(20人以上)でしたが、第26週30.9人から、39.4人→60.7人→80.6人、第30週(前週)151.4人、第31週(今週)174.8人と急増し、6週連続してステージ4相当(30人以上)となっています。

<変異ウイルス検出状況>

N501Y株スクリーニングについては、従来株からN501Y変異株にほぼ置き換わった一方、市内においてもL452R変異株が増加しつつあることから、厚生労働省通知に基づき、L452R変異株の監視体制を強化するため、健康安全研究所によるN501Yスクリーニング検査は、7月19日以降、実施しないこととしました。したがって前々週、前週及び今週についてはいずれの項目もゼロとなっています。

L452R株(デルタ株と考えられる)スクリーニングは川崎市健康安全研究所では第24週3件から、1件→2件→6件→20件→52件と増加し、第30週(前週)170件、第31週は207件と急増しました。なお民間検査機関からは第26週4件から、11件→29件→57面と増加し、第30週(前週)102件、第31週(今週)298件と報告を受けており、こちらも急増しています。

国立感染症研究所による詳細なゲノム解析による分類結果は、第30週(今週)は届いてはおらず、アルファ株(α:英国株)、ベータ株(β:南アフリカ株)、ガンマ株(γ:ブラジル株)、デルタ株(δ:インド株)について新たに確認されたものはありませんでした。これまでの累計は、アルファ株203件、ベータ株0件、ガンマ株0件、デルタ株9件となっています。

8月9日現在、東京都、埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府・沖縄県の6都府県が8月31日まで緊急事態宣言、これまでの北海道、石川県、京都府、兵庫県、福岡県に8月9日より福島県・茨城県・栃木県・群馬県・静岡県・愛知県・滋賀県・熊本県が加わった13道府県が同じく8月31日までのまん延防止重点措置地域となっています。

本市におきましては、第20~21週あたりをピークに新規陽性者数は第24週まで減少しましたが、第25週、第26週は微増、第27週、第28週(前週)は明らかな増加、第29週より急峻な増加となり現在(第31週)に至っています。

入院中患者数は、第27週、第28週、第29週(前週)そして第30週(前週)、第31週(今週)と明らかに増加。重症入院患者数は第29週までは大きな変化はありませんでしたが、第29週13人から第30週(前週)は23人、第31週(今週)42人急な増加となっています。高齢者の新規陽性者数、クラスター例は少なくなっていますが、中年層、若者層での患者数、中~重症者数の増加が目立ってきており、十分な注意と警戒が必要です。

ステージ分類の指標となっている6項目(参考数値を除く)(2)対人口10万人当たりの新規陽性者数、(4)感染経路不明割合、(5)検査陽性率、(9)対人口10万人当たりの療養者数、(6)の入院患者病床利用率、(7)の重症患者病床利用率のいずれも第30週(前週)からすべてステージ4となっており、またその中の数値はいずれも第31週(今週)は第30週(前週)を上回っています。

神奈川県が緊急事態宣言地域となったことに伴い、本市もまん延防止措置から緊急事態宣言地域となっております。大変なご不便、ご迷惑をおかけしておりますが、新規感染者及び入院者、重症者、はさらに増加をしています。治療は医療機関で行いますが、新型コロナウイルスに感染しないようにするのは、市民お一人お一人の注意によります。ご自分が重症者にならぬよう、身の回りの方が重症者にならぬよう、感染リスクが高まる行動はしばらくの間避けるよう、よろしくお願いいたします。夏休み、お盆休みの期間ではありますが、人の動きの低下は感染症の減少に一致しますので、不要不急の外出はできるだけ抑えてくださるよう、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。一方、屋外での運動や散歩などは、健康の維持のためにも必要です。また、もしどちらかへお出かけになる時には、感染リスクの高い所や混雑する場所・時間帯はできるだけ避けて、家族単位などの少人数で過ごされますようお願いいたします。

三密を避ける、適切な距離が保てないなどの時はマスクをつける、換気に気をつける、手洗い・手指の消毒をこまめにするなどは、飲食の場あるいは日常生活において、感染の拡大を予防するための基本的なかつ重要な注意点であり、これまでのウイルスであっても変異型のウイルスであっても共通の、また有効な予防対策法です。

関東地方は、厳しい残暑が続く日々となっております。暑さ対策、水分の補給、場所に応じたマスクの使い分け、そして風水害などへの注意・用意もお忘れないようお願いします。

過去のモニタリング状況

過去の公表データ

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川崎市 健康福祉局保健所感染症対策課

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ファクス:044-200-3928

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