人のしょうもない免罪符を真っ向否定し自分のメンタルを守るための俺的心得です。
「言いにくいことを言うけど」
コレ、「今から言いたい放題テキトーなこと言うけど、絶対にワタシは悪くないからね、黙って聞いてね」
という意味の、人が人に対する宣戦布告に使うためのフレーズです。
「言いにくいことを言うけど」
コレを分解すると以下のような具合となります。
①「言いにくい」
＝事実ではない、事実を証明しにくい、ただの誰かの個人的感想である、もし反論された場合に対処ができないようなことがら
※事実（たとえば、あなたの今月の営業成績は〇万円です、や、誰々がいついつに○○と発言しました、など）であれば特に言いにくさは無いはずです。
②実行しにくいことを実行する（言いにくいことを言う）
⇒他の人には困難であることを自分（発言者）はこれから成し遂げるのだから、たとえあなたが傷付こうともその想いを汲み取ってほしい
＝自分（発言者）の真意について、あなたでなく自分（発言者）の都合の良いように受け取って解釈してほしい、というニュアンスを含む
③「けど」
＝その後に続くニュアンスは「自分（発言者）は悪くない、自分（発言者）を恨まないでくれ、悪いのはあなたである」です。
上記①②③の組み合わせで、
「言いにくいことを言うけど」というフレーズは
発言者にとっては何でも言いたい放題の黄金の武器を得る魔法の言葉であり
聞く側にとっては何にも言えず黙って聞くしかないうえに反撃も封じられているメンタル大崩壊の幕開けです。
このフレーズが相手の口から出そうになったら電光石火、脊髄反応ぐらいの応答速度で対処します。
対処は、「言いにくいことを言うけど」の「けど」を相手が発音するかしないかのタイミングで
「言わんでええ」と初手のブロッキング動作を完了させる必要があります。
文字で表現すると
「言いにくいことを言ぅ「言わんでええ！」
↑という感じのスピード感での対処を求められます。
「言いにくいことを言うけど」のフレーズについて相手にすべての発音を完了させてしまい、
かつこちらがそれでも黙っていてコンマ何秒でも相手に間を与えてしまうと、
相手はあらかじめ準備していたあなたを刺すための本命の武器である、
「言いにくいことを言うけど」の続きを気持ちよくペチャクチャ話し始めます。
こうなれば防戦一方となり、メンタルが削られ奪われるのは間違いありません。
「言わんでええ！」の応答速度の向上について、危機感を持って日ごろの訓練に励んでください。という提案でした。
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