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この記事をお読みの方の中には、「留学って本当に効果はあるのかな?実際のところ、どれくらい英語力が伸びるんだろう……」
と思っている方もいるのではないでしょうか。
一般的には、英語力の上達させるのに必要な時間の目安として「TOEIC450点の人が600点まで伸ばすのに450時間の学習が必要」と言われています。これは1日5時間の学習を行えば、約3カ月で達成できるラインです。
とはいえ、実際のところ英語力の伸び方は1人ひとり異なり、短期間で英語をマスターできるようになる人もいれば、習得に時間がかかる人もいます。自分の英語力に合わせて効果的な学習をするには、いくつかポイントを押さえておくことが重要です。
そこでこの記事では、
などをご紹介します。
英語を上達させることはハードルが高そうに思えますが、押さえるべきポイントはそれほど多くありません。
まずはこの記事を読んで、英語力アップのコツと期間ごとの目安について知りましょう!
[目次]
まずは留学して英語学習を進める中で、効果を感じやすい瞬間についてお伝えします。自分自身で効果を感じることができれば、それを糧にしてさらに英語学習のスピードを加速させることが可能です。
ここでは、
の3つをお伝えします。
1つ目の瞬間が、TOEICのスコアが大幅にアップした時です。
語学留学をする人の大多数は「何としても英語力を高めたい」と感じていると思います。英語力が身に付いたかどうかを客観的に評価できるのが「語学資格」です。語学資格にはさまざまなものがありますが、日本では「TOEIC」が英語力の指標としてよく知られています。
TOEICで高得点が得られれば、自分自身で自信を持てますし、日本に戻ってから就職する段階でも役に立ちます。自分自身の成長を証明するためにも、TOEICで結果を残すことはおすすめです。
2つ目の瞬間が、ネイティブとスムーズに会話ができた時です。
留学生の多くは、外国人との会話を通して英語の楽しさを知ります。
初めは相手が何を言っているのかわからず意思疎通ができなかった状態から、徐々に話している内容が理解でき、自分からも話掛けられるようになる。こうなると断然英語は面白くなります。
もちろんTOEICなどの語学資格も重要ですが、やはり1番の醍醐味は外国人と会話のキャッチボールができるようになることでしょう。英語学習を進めるうえでは、できるだけ外国の友人を作り、一緒に学んでいくことをおすすめします。
3つ目の瞬間が、国際的なコミュニケーション能力が身についた時です。
「英会話は英語力さえ高めれば大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、実際のところは「表情」「ボディランゲージ」「異文化への理解」などが組み合わさって、本当のコミュニケーションが可能になります。
もちろん英語力を身につければ表面上の会話は成り立ちますが、できればその1歩先にあるお互いの信頼関係や友情関係を作ることができるコミュニケーションを目指すべきです。
これができるようになると、「本当に留学をして良かった」と感じることができますよ。そのためにも、レッスン中だけでなく休みの日なども積極的に外に出て外国人とコミュニケーションを取るようにしましょう。
逆に「留学の効果がない……」と感じてしまう瞬間はどんな時なのでしょうか。留学に対して失望を抱きやすいタイミングをあらかじめ知っておくことで、予防策を取ることが可能です。
ここでは、
の2つについてお伝えします。
1つ目の瞬間が、TOEICのスコアが思うように伸びない時です。
先ほどもお伝えした通り、TOEICは多くの日本人留学生が1つの目標とする英語資格として知られています。TOEICは就職時のアピールにも使うことができ、
・TOEIC500点:新卒が履歴書でアピールできる最低ラインの点数。英検で換算すると「英検3級~準2級レベル」
・TOEIC600点:社会人が履歴書でアピールできる最低ラインの点数。英検と換算すると「英検準2級~2級レベル」
など、点数ごとに大まかな基準があります。さらに上を目指す人も多く、国際部門配属に必要とされる「730点」や、海外出張や海外赴任に必要とされる「860点」など、目標とする点数は人それぞれです。
成果が点数ではっきりとわかることはメリットですが、逆に点数が伸び悩むとそれがプレッシャーになり、モチベーションが低下してしまう人もいます。
2つ目の瞬間が、生活環境がストレスで学習に集中できない時です。
語学留学は日本とは異なる文化・気候・食事をともなった生活を送ります。最初は「自分なら平気だろう」と思っていたことでも、意外に精神的にキツくなることが多いです。
など、さまざまな要因が重なってストレスとなり、学習にも悪い影響を与えてしまいます。
あらかじめ自分のウィークポイントを洗い出し、それをカバーできるような生活環境を整えておくことが必要です。
意気揚々と留学に飛び立ったは良いものの、十分な英語力を得られずに帰国する人も多いです。
ここでは、私の周りにいた留学生を参考に、留学の効果が出にくい人の特徴や原因についてお伝えします。ポイントを押さえておけば同じ失敗をせずに済みますので、ぜひチェックしてください。
1つ目が、英語力アップではなく「留学すること」が目的になっていることです。
留学はとても大きなアクションなため、それ自体に満足してしまい、そもそもの目的を忘れてしまいがちです。当然のことながら、留学しただけでは英語は上手に話せるようになりません。英語を習得にするには、日々の地道な学習が何よりも必要です。
渡航前に今一度「自分は何のために留学するのか」をしっかりと考え、それに必要な準備をしておきましょう。
2つ目が、語学学校のレッスン以外で勉強しないことです。
語学学校にもよりますが、学校で1日に勉強する時間はおよそ6~9時間といったところです。もちろんこれだけの時間勉強すれば、英語力は確実に身に付いていくと思います。
しかし周りの友人を見てみると、結果を出している人は学校以外でもしっかりと勉強時間を作っていました。
レッスンをまじめに受けたとしても、その時間内にすべてを理解し身につけることはなかなか難しいです。
デキる友人はレッスン後に自宅で、その日の復習をしっかりと行っていました。それにより習熟度が高まり、次のレッスンも理解しやすいという好循環を作っていたのです。
3つ目が、英語の基礎を固めていないことです。
留学に失敗する人の大多数は、事前の学習が不足しています。たしかに語学学校でレッスンを受ければ英語力は身につきますが、その成長スピードは事前学習によって大きく差が出ます。
確実に英語を習得するためにも、事前学習は十分にすべきです。
ちなみに一般的な英会話は「中学レベルの基礎英語」が身についていれば大丈夫、と言われています。留学前に中学レベルの英語を復習しておくことで、留学後のレッスンにおいてスピーキングやリスニングに集中して取り組むことが可能です。
4つ目が、英語を使ってコミュニケーションを取っていないことです。
英語力を効果的に高めるには、常に英語を使う環境に身を置くことが大切です。しかしながら、語学留学をすると自分と同じように日本からやってきている学生もいます。
海外に来た寂しさから、ついつい日本人同士で過ごす時間が増え、コミュニケーションの大半が日本語になっていた、なんてことも。
留学に行くのであれば、できるだけ英語しか話せない状況を作るべきです。
5つ目が、1カ月ほどの短期留学だったことです。
語学留学は留学する期間を自由に選べることが1つの魅力ですが、語学習得にあたってはできるだけ長期間の留学をおすすめします。
1カ月ほどの短期留学の場合、現地の生活になじんだと同時くらいに留学が終わってしまうため、英語力を高めることはなかなか難しいです。個人的には最低3カ月、できれば半年以上の留学が結果を出しやすいと思います。
ここでは、留学期間に応じてどの程度の英語力が身に付くかについて解説します。基本的には留学期間が長ければ長いほど語学習得できる可能性は高まりますが、逆に陥りやすいポイントなどもあるため、その点には注意が必要です。
先にお伝えした通り、1カ月の語学留学はかなり厳しいです。海外に1度も行ったことがなく、語学力も自信がないようであれば、 英語習得のハードルは相当高くなります。
短期間の留学の場合、
・英語で質問されていることが分かる
・簡単な会話の受け答えができる
程度の英語力はつきますが、それ以上を望む場合は入念な事前準備が必要です。
1カ月の短期留学って効果ある?英語力はリスニングやスピーキングが伸びやすい!
ワーキングホリデーでの滞在や、社会人の方の留学で最も多いのが3~4カ月の留学です。TOEICのスコアアップを目指している人は、1日3時間程度の勉強を目安に、3カ月で100点のスコアアップが期待できます。
簡単な日常会話ができるようになり英語脳が鍛えられ始める時期なので、さらに英語力を高めたい人は3カ月からがさらに重要になります。日常会話ができるようになると安心してしまうのか、勉強に身が入らなくなる学生もいるので注意が必要です。
6カ月の語学留学は、英語力を身につけるうえで十分な期間と言えます。英語環境であることに違和感を感じることも少なくなり、英語が上達している実感が湧いてくるはずです。
出発前に「英語が全然できない」と言っていた人たちでも、この段階では現地でアルバイトできるレベルの語学力に到達していることがほとんどです。
TOEICでは出発前に200~300点くらいの人も、6カ月間しっかり海外で勉強すれば600~700点を狙えるようになります。
ビジネスに使える語学力や、ハイレベルな語学資格を狙いたい人は、1年の留学をベースに考えると良いでしょう。半年までの学習で基礎語学力が身についているので、そこからさらに
を身につけることができます。
ゆくゆくは外国や外資系の企業で働きたいと考えている人に必要な、TOEIC730~860点も十分に狙うことが可能です。
語学学習に集中する留学に比べて、ワーキングホリデーなどで「留学+アルバイト」をする場合は、通常よりも語学習得の時間が多めに必要です。
もちろんアルバイト先で英語を使う機会もあると思いますが、英語力が無い人はそもそも英語を使うような仕事を得ることができません。
・バックヤードでの掃除や整理
・農作業
などでは、英語力を高めることは難しいでしょう。仕事で疲れて勉強の質も落ちやすいので、ワーキングホリデーなどの場合は「通常の語学留学の1.5倍~2倍」ほどの時間を要すると考えるべきです。
1年の留学でどれだけ英語力が伸びるの?効果から費用まで徹底解説
「留学で最大限に効果を出したい!」
そんな方のために、ここでは必要なポイントを5つにまとめてお伝えします。これまでお伝えした内容とかぶる部分もありますが、どれも重要なポイントなのでぜひチェックしてください。
1つ目が、日本人が少ない国や学校を選ぶことです。
英語を学習するうえで大事なポイントが「いかに日本語を使わない環境に身を置くか」ということ。海外に行くと心細さから、日本人がいればついつい仲良くなってしまいます。しかし、それではせっかく留学に来たのに、効果が半減しかねません。
そんな状況を作らないためにも、あえて日本人が少ない国や学校を選ぶことがおすすめです。留学先として人気の国でも、少し地域をずらせば日本人がいない環境で語学を学ぶことができます。
2つ目が、目的に合った語学学校を選ぶことです。
語学学校には大きく分けて、
・大学付属語学学校
・民間語学学校
の2つがあります。
大学付属語学学校は大学が設けている留学生のための語学学校で、半年以上の長期留学に最適です。授業の内容もアカデミックでレベルが高く、学校によっては上級コースに進むと大学の正規の講義を受けられるところもあります。
レポートの書き方や、プレゼンテーションのためのスピーキングなどのスキルを学べるのも特徴です。
一方、民間語学学校はいわゆるプライベートスクールで、社会人の多くはこちらを選びます。
私立ということもあり学校の方針はさまざま。コースが多様化していて、さまざまな選択が可能です。
一般英語コースだけでなく、アクティビティなどと組み合わせた魅力的なコースもたくさんあるので、楽しく語学を習得したい人におすすめできます。
学校の特徴を理解して、自分に合った語学学校を選ぶことが重要です。
3つ目が、レッスン以外でも勉強することです。
語学学校のレッスンを受けるだけで英語力がぐんぐん伸びる人は、もともと基礎的な英語力を持っていた人か、相当頭の良い人だと思います。レッスンで学ぶことは多く、正直その時間内ですべてを身につけるのは難しいです。
など、レッスン以外の学習時間を設けることで、語学習得のスピードをアップさせることができます。
4つ目が、現地のイベントやコミュニティに参加することです。
何も語学学校でがんばることだけが、英語習得の近道ではありません。せっかく海外に来ているのですから、それを活かした英語学習の方法を実践しましょう。
語学留学が盛んな都市では、
など、毎週さまざまなイベントが用意されています。
そのようなイベントに積極的に参加することで、外国人の知り合いが多くなり、コミュニケーションの量も自然と増えるため「スピーキング」と「リスニング」の力をアップさせることが可能です。
机にかじりついての勉強だけでは息が詰まりやすいので、気分転換にもとてもおすすめですよ。
留学中の英語学習や友達づくりにおすすめ!「Meetup」イベントに参加するメリットと参加方法をレポート
5つ目が、留学前の事前学習で中学英語まで復習することです。
日常英会話は、実は中学英語まで身につけていれば十分に対応できます。基本的な文法や基礎単語をあらかじめ学習しておくことで、現地では日本では学びづらい「スピーキング」や「リスニング」に集中して時間を割くことが可能です。
効果的に英語学習を進めるためにも、日本にいるうちに基礎英語を復習しておきましょう。
事前の準備が重要!留学前にやっておくべき勉強5選
留学する国を選ぶことは、英語を学ぶうえでとても重要です。ここでは、短期留学でも効果が出やすい国をご紹介します。
語学留学先として、最近人気が急上昇しているのが「フィリピン」です。
日本から距離的にも近く、物価も安いため、留学のハードルが低いのが魅力といえます。欧米などと比べると3分の1ほどの費用で留学することができるので、予算が限られている人には特におすすめです。
またフィリピン留学の大きな特徴は「マンツーマン」のレッスン。留学生一人ひとりに専属の先生がついてくれるため、自分のペースで学習を進めることができます。気候も良く、海が近いのでマリンスポーツも楽しめますよ。
カナダは「キレイな英語が身に付く」として、留学生に人気です。
もともとイギリスの植民地だったカナダは、隣国アメリカの影響も受けつつ、とてもバランスの良い英語が話されています。英語の発音にこだわりたい人は、カナダはとてもおすすめです。
アメリカに比べて物価も安く、大自然に恵まれた環境で語学学習に集中することができますよ。
またカナダは多くの移民の受け入れを行っている多民族国家として知られています。そのためカナダ人は協調性が高く、外国の人に対して差別や偏見がない国民性を持っており、日本人も安心して留学することが可能です。
オーストラリアは、ワーキングホリデーで毎年人気ナンバーワンの国で、留学にもおすすめです。
物価はそれほど安くありませんが、その分時給が高く、働きながら勉強するのであればオーストラリアほど良い環境は無いかもしれません。
オーストラリアもカナダと同じく多文化主義で世界中から移民を多く受け入れている国です。加えて、日本への関心が強い親日家が多く、日本からの留学生に対しても寛容でフレンドリーに接してもらえます。
学生ビザで留学した人であれば、オーストラリアの学生と同じ教育が保証される「ESOS法」という法律も用意されているなど、留学生にやさしい体制が魅力の国です。
ここまで、英語力アップのコツと期間ごとの目安についてお伝えしました。
英語力を効果的にアップさせるためには、
ことが重要です。まずは留学の目的をあらためて整理し、「何のために留学するのか」をはっきりさせたうえで留学準備を進ましょう!
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