「伝統」と「革新」で時代をデザインしてきた商学部。 「Society5.0」のビジネスパーソンに求められる力を身につけるため、様々なプログラムを開発。なかでもアカデミー×ビジネスの連携による「PBL(課題解決型学習)」の拡充にチカラを注いでいます。
伝統的な学び舎にあふれる、革新的な教育をご紹介します。
アカデミー×ビジネスのチカラを身につけるための、豊富な課題解決型学習。実務の例を参考にした題材を基に、ケーススタディを通じて、企画提案力と課題解決能力を強化します。
PBLの授業は、講座形式ではなくワークショップ形式で行います。活躍されている外部プロフェッショナルの方を招いて行う授業は実践力を養うことができ、知識のみならず実務を身につけることができます。
SDGs の基礎知識とビジネスとの関わりを理解し、グローバル課題をビジネスを通じて解決。パームオイル・ビジネスのケーススタディで問題を見える化し、企画提案力・課題解決能力を身につけます。
実務の例を参考にした題材(監査、コンサルティング、税務)をもとに、ケーススタディを通じて企画提案力や課題解決能力を強化します。
「ビジネス&SDGs:ケーススタディ・プロジェクト」に参加
高校時代に模擬国連に参加し、ジェンダー平等について議論したことがあります。参加国はそれぞれに思惑や事情があり、政治の力だけで問題を解決するのは難しいことを知りました。また、ビジネスを通して、お金を回しながら課題解決を図るというアプローチがあることも学びました。このことがきっかけで企業活動や運営を学びたいと思うようになり、商学部を志望しました。プロジェクトに参加したのは、SDGsに対して、「本当にちゃんと理解しているのだろうか」という疑問があったからです。印象的だったのは、カードゲームを通してSDGsの各テーマを体感したこと。経済成長というテーマはゲーム内でもクリアしやすいのですが、環境問題はなかなかクリアできないのです。なぜなら、お金や時間がかかる割には成果が上がりにくいから。ゲームで苦戦することで、「これと同じことが世界で起こっているんだ」と実感することができました。そのうえで環境問題への取り組みを学んだので、これまで以上に深く理解することができました。プロジェクトに参加して以降、食糧問題やゴミ問題が以前よりも気になるようになりました。知らないことがたくさんあって、「もっと学びたい」という気持ちでいっぱいです。ボランティア活動にも興味があり、特に子ども食堂の運営に携わってみたいです。気づきや成長のきっかけが豊富で、「何かしたい」と思ったときにその実現をサポートする体制が整っていることが、関西学院大学の魅力です。
「公認会計士・税理士実務業務およびケーススタディ・プロジェクト」に参加
2年生の夏にプロジェクトに参加しました。授業では、経営不振のお店を題材にして業績回復の手法を考えたり、財務諸表に隠されたミスを見つけ出したりと、実際に会計士・税理士が行っている業務を体験。大学の授業で学んでいた知識が、実務と結びついていることを実感できました。講師を務めてくれた実務家の方々からは、「税理士は街のクリニックのように、企業を支える身近で心強い存在」と教えてもらいました。いま、コロナ禍で飲食店をはじめたくさんのお店や会社が苦しい状況にあります。身につけた会計の知識でそういった事業者さんの力になりたいと思うようになり、税理士を目指すことを決めました。実は以前から資格を目指したい気持ちはあったのですが、勉強が大変そうで一歩を踏み出せずにいました。それが、講師の方々が語る仕事への思いに触れ、迷いがなくなりました。2年の秋から勉強を始め、今年から試験にチャレンジしていきます。現在、国際ビジネスコースのゼミに所属しています。コースの枠を超えて学べることが、関西学院大学のいいところです。事前に資料を読み込んでクラス内で議論を深めるゼミを通して、本質を見極める力を養えているように思います。これまでに留学には2回チャレンジし、イタリアでは「英語でビジネスを学ぶ」というプログラムに参加しました。ゼミや留学など、選択肢が豊富なのが関西学院大学です。「使わないなんてもったいない!」という気持ちで、これからもいろんなチャンスに飛び込んできます。
外部プロフェッショナルの皆様をご紹介します。スタートアップ、公認会計士、税理士などさまざまな職業の視点からビジネスが学べます。2022年度は幅広い業界のプロフェッショナルと連携し、多数のプロジェクト・ベースド・ラーニングを開講予定です。