• トップ
  • 社会
  • 小田急刺傷 事件前“女性が通報”引き金か

小田急刺傷 事件前“女性が通報”引き金か

2021年8月10日 01:38

  • ツイートする
  • シェアする

小田急線で乗客が無差別に襲われた事件について、「幸せそうな女性を殺してやりたい」などと供述している男が、確保の直前に話していたこととは、どのようなものだったのでしょうか。

記事全文

小田急線で乗客が無差別に襲われた事件について、「幸せそうな女性を殺してやりたい」などと供述している男が、確保の直前に話していたこととは、どのようなものだったのでしょうか。

    ◇◇◇

6日、東京・世田谷区を走る小田急線の車内─。

「ナイフ持った男が」
「ナイフ!?」

乗客が刃物で刺されるなど、10人が重軽傷を負った事件が起きました。

逮捕された對馬悠介容疑者は「幸せそうな女性を見ると、殺してやりたいと思っていた」と話しているということです。

對馬容疑者は、刃渡り20センチほどの牛刀で、面識のない女子大学生を突然、数回刺したといいます。最初に女子大学生を刺した理由については「いわゆる勝ち組の女に見えた」と話し、事件を起こす引き金は、女性に関する出来事だったと供述しています。

事件の8時間ほど前、都内の食料品店で万引きしたといいます。通報をしたのは女性店員でした。「店員が女性で殺してやりたいという感情が芽生えた」と話しているということです。

    ◇◇◇

對馬容疑者は、他にも「幸せそうなカップルが歩いている場所だから、渋谷のスクランブル交差点を爆破しようと思っていた」と話しているということです。

犯行後、身柄を確保されたのは、コンビニでしたが、直前に会話をしたという男性は─。

確保前の對馬容疑者と会話した男性
「(コンビニ店内の)おにぎりの前のところで、犯人らしき人に手をさしのべられて、『多分ぼく有名になると思うんで、今のうちに握手しておきますか』と(言われて)、気味悪かったんで『大丈夫です』と断ったら、『そうですよね。やめときますよね。悪いニュースだと思うので』って」

    ◇◇◇

對馬容疑者のバッグからは着替えも見つかっていて、警視庁は、現場から逃走する用意をするなど、犯行の計画性があったとみて調べています。

8月9日放送『news zero』より。
  • PR
  • PR

今、あなたにオススメ


見出し、記事、写真、動画、図表などの無断転載を禁じます。
当サイトにおけるクッキーの扱いについてはこちら
『日テレNEWS24 ライブ配信』の推奨環境はこちら