
「営業で人と交流する面白さに目覚め、社会人サッカーチームに入りました。交友関係が広がり楽しみが増えましたね。仕事も充実しています」(竹内さん)
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飼料作物、野菜などの種苗の生産販売、配合飼料の製造と販売、環境緑化・造園事業の設計と施工、それが当社の手掛ける事業です。環境をテーマに、幅広い分野で総合的に事業を運営しています。私と当社の出会いは、環境緑化事業にあります。札幌ドームのサッカーステージの芝生管理に携わっていると知り、サッカーをずっとやってきた身として興味を抱いたんです。生まれ育った北海道の一次産業と密接に関わる仕事内容にも魅力を感じ入社を決めました。
入社後、配属されたのは、十和田営業所でした。担当エリアの青森県南部は、北海道と同様に酪農が盛んな地域。基本的には酪農家のお客様を訪問して、牛に給与する配合飼料や牧草・デントコーンの種子、牧草ロールを作るための資材などを販売しています。ただ販売するのではなくアフターフォローの中で、技術情報を提供したり改善策を提案する側面が強いですね。乳量をどうしたら伸ばせるか、乳価に直接影響する乳脂肪値をどのように上げるか、牛の疾病にどう対処するか――お客様からはさまざまな相談が寄せられます。酪農家さん一戸一戸の経営に直結する問題ですから、責任をもって問題解決に当たっています。
私は工学部出身で、入社するまで酪農畜産のことは全く分かりませんでした。でも当社には、培ってきた技術ノウハウがあります。各分野に専門スタッフがいるので、どの問題をどこに聞けばいいのかも明確。酪農専門に技術支援するトータルサポート室もあり、牛のことも牧草のことも総合的にお客様をサポートできる体制が整っているんです。この幅の広さが当社の強みであり、他社にない長所だと感じています。また、当社ではノルマという形ではなく、部署目標に基づいて個人で目標を設定し、達成のために部署全員で取り組みます。スケジューリングも自分で行い、個人の裁量に任せてもらえる部分が大きいのでやりがいを感じます。
酪農家さんとは付き合いが密になるので、仕事を超えた連帯感が生まれます。お役に立ちたい思いは常に強くあります。その分、当社の製品や技術情報を使った自分の提案で問題が改善されたときは本当に嬉しくて、モチベーションにつながります。さらにこの分野を極めて、これからも全面的に酪農家さんの力になりたいと思っています。
十和田営業所/竹内 健人さん※2020年取材時 (北海学園大学 工学部卒、2017年入社) ※現在、帯広営業所
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