「一瞬迷ったが殺そうと決心」小田急線刺傷の容疑者[2021/08/09 12:23]
東京・世田谷区の小田急線の車内で乗客が切り付けられて10人が重軽傷を負った事件で、逮捕された男が「牛刀を持っていたので捕まると思い、人を殺そうと決心した」と供述していることが分かりました。
対馬悠介容疑者(36)は6日、小田急線の車内で、女性(20)を刃物で切り付けて殺害しようとした疑いが持たれています。
車内には、凶器とみられる刃渡り約20センチの牛刀が残されていました。
捜査関係者によりますと、対馬容疑者は「一瞬、実行するか迷ったが、牛刀を持っていたので実行しなければ銃刀法違反で捕まると思い、人を殺そうと決心した」などと話しているということです。
また、これまでに「渋谷のスクランブル交差点を爆破しようと思っていた」などとも供述しています。