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27歳、マーケターの道へ。大手信託銀行からの転職

池田 祐太郎

マーケター

プロダクト開発

こんにちは、池田です。MFSのマーケティングマネージャーとして不動産投資チームのウェブ施策やオフライン集客を担当しています。 前職では三井住友信託銀行でリテール(個人向け)営業を行なっていました。

写真のインパクトが強すぎて、何のこっちゃわからない人もいるかもしれませんが、これはMFSに入社して約3ヶ月がたった頃の僕です。 入社早々社内から登壇のご指名をいただき、日本最古のフィンテックイベントで、ブルゾンちえみこと「ブルゾン・モゲ美」になりきり演説を行いました。 ちなみに他の登壇者はみんなスーツでした。

ベンチャーに来て、銀行員という殻を破ったこの日のことを、今でも昨日のことのように思い出せます。

<一緒に登壇した、不動産投資事業部・部長の浦濱さんはスーツだった>

「お金」に興味を持った原体験は高校生時代

さて、「MFSってもしかして体育会系?」と不安になった方もいるかもしれませんが、MFSは知的派のプロフェッショナル集団です。 派手な飲み会や厳しい上下関係はなく、フラットな関係で意見交換しつつ戦略を練るカルチャーがあります。強制で女装させられることはないので安心してください。

僕がなぜMFSを転職先に選んだかと言うと、原体験は高校生の頃まで遡ります。 親から定期預金を命じられ、半ば無理やり貯金を始めさせられたことがあったのですが、当時の定期預金の利率は0.15%ほど。1万円を1年間預けて得られる利息はたったの15円です。利息の少なさにびっくりした僕はもっと良い利率を求め、そのほかの投資についても勉強を始めました。 大学の専攻もお金について学びたく、経営学部を選びました。

大学ではIPO(新規公開株)についての講義もありました。それまでIPOの制度について知りませんでしたが、会社を上場させることへのメリットを知った時には思わず釘付けになりました。 株式公開で得られる売却益はもちろん、その会社の信用力や資金調達力がグンと跳ね上がることに対して「夢があるなぁ」と純粋に感じたことが理由です。

その時からまだ上場を果たしていないベンチャー企業に対する興味が湧いてきました。

新卒で選んだ就職先は大手投資信託銀行

大学時代からベンチャーで働きたい気持ちは強かったのですが、なんせ青二才の大学生だった自分は不安も強く、新卒では大手企業である三井住友信託銀行を就職先に選びました。 初めは大手に行ったほうが社会人的基礎が築けるだろうという推測と、現場で金融商品について学べるという面白さ、三井住友信託銀行には「証券代行部」という部署がありIPOの支援を行なえるという魅力を鑑みた結果です。

入行して3年がたった時にもっとベンチャー企業へどっぷりと浸かりたいと思うようになり、VC(ベンチャーキャピタル)への転職を意識するようになりました。 なぜVCだったかと言うと、VCはベンチャー企業に対して投資を行う投資ファンドであり、ここに転職すればベンチャー企業への目利き力を養うことができると思ったからです。 でも、残念ながら結果はことごとく不合格。書類審査すら通らないという苦い経験をしました。明らかなる実力・経験不足でした。

VCがダメなら、実際にベンチャー企業に飛び込もうと決意!

VCへの転職はほぼ絶望的だなと自分でも感じていましたが、ベンチャー企業との関わりが深く持てる「ワクワクする転職」は諦めきれませんでした。 どうしたら次のステップへ進めるか考え抜いた結果、「次の基準をすべて満たすベンチャー企業へ転職しよう」と考えを改めました。

<池田式・ベンチャー企業選別の3つの法則>

その1:VCから出資を受けている

VCは様々なシード期のベンチャー企業に投資をし、その成長を見届けています。 投資の経験豊富なVCが選んだベンチャー企業であれば、今後の成長に期待できるだろうと考えたからです。

その2:上場を目指しているが、まだ小規模の段階である

サービスの初期段階から携わったほうが様々な経験ができると思ったからです。 大きいところではストックオプションがもらえない可能性もありますが、初期段階であれば参入の余地は大きいとも言えます。

その3:フィンテック分野に属している

金融には今後も携わっていきたいと考えていました。これからはテクノロジーが伸びる分野でもあるので、金融もテクノロジーも両方持ち合わせているフィンテックが候補にあがりました。

MFSは、YJキャピタルやゴールドマン・サックス、マネックスベンチャーズといった著名なVCから資金調達を行なっていて、なおかつ規模もまだ大きくなく、フィンテック分野に属しているベンチャーです。 これらの条件をあわせ持つMFSは、僕にとってとても魅力的に映りました。

27歳からの挑戦。マーケター・ゆーたろーの誕生

入社当時は、住宅ローンコンサルタントとしてお客様からの借り換え相談にお応えする職種に就きました。 その時から、ずっとCOOの塩澤さんには「いつかマーケティングのポジションにもジョブチェンジしたい」というリクエストを言い続けていました。

転機は入社してから1年後に訪れました。それまではお客様からの相談には電話でコンサルタントが回答する仕組みだったのですが、すべてオンラインで完結するように変更しようという決定が社内でなされました。 それに伴い、マーケティングでの集客を強化することになりました。その時に、オンライン、オフライン含めたマーケティング担当を任命されました。

最初の頃は、マーケティングに関する知識がまったくなく手探り状態でした。誰に聞いたら良いかもわからない状態で、独学をしても自分がやっていることが合っているかどうかもわかりませんでした。 ネットで情報収拾をする、本を読み漁る、セミナーに行く、詳しい人にアポを取る、などなど考えつくことはただガムシャラに行いました。 SEOに関しても、インプットするよりアウトプットしてみなければわからないと思い、自分でアフィリエイトサイトをオープンしたり、SNSの有効活用方法を探るため自分のtwitterアカウントを公開にしたりもしました。試行錯誤の毎日でした。

<銀行員の転職と資格取得に特化したサイト「ユタログ」。開始7ヶ月でPV数は月間5000を突破しました>

<twitterアカウント。マーケターのゆーたろーとして活動しています>

目標は与えられるものでない。作っていくものだ

マーケターになり1年半が経ちますが、今でも日々新しい施策を実践しています。 オフラインであれば、不動産会社との共同セミナー企画や連携の提案。 オンラインであればLPの改修やメールマーケティング、新しいウェブ広告代理店との連携やSEO記事の執筆開始など、思いついて効果がありそうなものはとにかくトライしてみる毎日です。 全部が全部うまく行くわけではないですが、なかには予算をもらえるほど集客に大きく貢献できた施策も出てきました。

ベンチャーで働くということは、上から提示された数値目標を達成することだけが役割ではありません。 経営陣との距離が近いからこそ、数値設定の段階から一緒に練り上げていくものです。これは、銀行員時代との大きな違いだと感じています。 お陰で、経営に近い視点から事業を見ていくという感覚は少しずつ備わってきていると感じています。

マーケティングを利用して、昨日より1%でも集客の改善ができること、これを働く上で強く意識しています。

<女装を解いた僕はこんな感じです>

MFSへの入社を検討されている方へ

僕の話を聞いて、もしかしたら「初心者でも新しい職種にチャレンジできる会社なんだな」と感じた方もいるかもしれませんが、それは少し違うかなと思っています。 採用ページにもあるように、MFSは各分野のプロフェッショナル集団でもあります。 僕には銀行員時代の経験があって、その経験が少なからず「金融のプロフェッショナル」としてコンサルタントという立場で会社に還元することができたので、そこからジョブチェンジへの道も拓けました。

世の中には、マーケティングや採用、エンジニアなど様々な分野でのプロフェッショナルの方がいらっしゃるかと思います。 自分の知識を十分に活かしつつ、自分の守備範囲を広げたい方は実現できる環境かもしれません。

なんだかお堅い締めくくりになってしまったので、最後に僕の渾身のモゲ美で締めくくりたいと思います(3:45頃からが見どころです)。

「真にユーザーサイドに立った新しいフィナンシャルサービスを作る」のミッションに共感できて、明るくワイワイ一緒にお仕事できる方をお待ちしています!

とある1日の流れ

11:00 出社

〜11:30 昨日のWEBページ流入確認・分析

〜12:30 施策の振り返り・代理店に指示出し

〜13:30 休憩

〜15:30 メールマーケティングの施策作成・実施

〜17:00 打ち合わせ

〜18:00 不動産会社やアフィリエイトメディアへの連絡

〜20:00 SEO記事構成・執筆

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