球磨焼酎をはじめとした歴史の深い場所、人吉球磨エリア。今回はくま川鉄道の駅「多良木駅」から終点「湯前駅」まで、のどかな風景を堪能しながら歩いてみました。
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1.まずは下準備(便利なリンク集)
この付近を歩くための詳細マップは無さそうですが、一番詳しいのが多良木町の公式サイトに掲載されている「奥九州を行く」のPDFファイルでしょうか。多良木町と周辺の観光名所が記載されています。
・多良木町サイト 奥九州を行く
2.観光レポート
のどかな国道沿いの商店街、そして金色の稲穂を実らせる広大な畑。そんな多良木町を歩くローカルの旅です。
ということで旅の出発は朝……ではありません。知る人ぞ知る「走らない寝台列車」こと「多良木ブルートレイン」で一泊するため夜到着です。
(1)多良木駅
人吉駅と湯前駅を結ぶローカル鉄道「くま川鉄道」。球磨川の流れる近くを走る電車で、のどかな田園地帯を走る単線の路線です。
くま川鉄道の途中駅、多良木駅に到着。9月の線路沿いには赤い彼岸花が咲きます。電車は2両なのにホームが長い、ということは昔はもっと車両連結数が多かったのかな?
ホーム改札近くには恵比寿様の像が置かれています。
この駅の駅舎は結構オシャレなもので、煉瓦で彩った改札前、木造の美しさを備えた待合室、駅舎の頭上にステンドグラスを配したあたりなど綺麗なものです。
学生を少し見かけるのですが、このあたりは親が車で迎えに来る文化みたいですね。
ちなみに熊本と多良木を結ぶ高速バス「ひとよし号」があったのですが、2014年7月末で廃止。
(2)多良木物産館
駅から道路を挟んだ向かいにある観光物産館。左手に人吉の郷土玩具「きじ馬」の大きな模型があり、ナニコレ珍百景で杉村太蔵が紹介していたのを思い出します。
いわゆる「道の駅」的な施設で、入口近くには花や地元農家で収穫した野菜などが並んでいます。
この物産館でぜひ購入をオススメするのが「とうふの味噌漬け」。平家の落武者の保存食、と書かれているとおり大豆、豆腐の長期保存として考えられたものです。人吉地域の郷土食で、写真の製品は水上町で作られたもの。秘密のケンミンショーでも紹介されたのだとか。
これ、豆腐とは思えない食材。イカのようなチーズのような練り物のような。ほのかに味噌が染みた香りがあり、酒の肴にピッタリです。
(3)多良木ブルートレイン
かつて寝台特急「はやぶさ」として東京-熊本間を走っていた電車。2009年に引退したのですが、今はこの多良木駅の近くに常時停車したホテルとして再利用されています。素泊まり1泊で1人3,080円と結構安い点も魅力で、個室タイプと二段ベッドタイプがあります。