ナビ用マップ付きで紹介する、マイナー観光地コース。今回は山口県周南市の新南陽駅から徒歩で巡る観光ルートを紹介します。
工場夜景観光スポットでもある「永源山公園」に建つ、大きな風車「ゆめ風車」がトレードマークの新南陽駅。
毛利元就ゆかりの神社仏閣もあり、昭和期の建物でカフェと雑貨購入も楽しい街。全国的な観光雑誌には殆ど乗らないスポットの数々を紹介していきます。
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観光モデルルート(GoogleMyMap)
観光地一覧
[地図B]勝栄寺
地図Aの新南陽駅を出発し、一番近くにあるお寺に来訪。サッと見て終わるタイプのお寺です。
このお寺は毛利元就が一揆を鎮静するための本陣にされた場所とされています。
また、毛利元就が息子三兄弟に一致団結することを諭した「三本の矢」の教訓状をしたためた地でもあります。
[地図C]フジ新南陽店 ほうえい堂
街中にあるスーパー「フジ」内には、山口県の銘菓や名産品を扱う老舗「ほうえい堂」が入っています。
山口県の銘菓となる外郎(ういろう)を扱っており、真空パッケージをしない生の外郎もあります。
1本86円。散策途中の軽食として楽しむのもオススメです。
[地図D]旧日下医院
昭和期に病院として建てられた日下医院。
石を用いられた外観に縦開閉の窓が特徴的です。
現在は雑貨屋さんとカフェが入った、地元の方も利用する憩いの場。若い方が多く立ち寄っている印象です。
おそらく建築基準に満たない様子で、2階は立ち入り禁止となっています。
[地図E]永源山公園正門入口(管理事務所)
坂道を少し登った先にある、永源山公園の入口。
上り階段で奥へと伸びるメインの公園内通りは、緑豊かで綺麗に整備されているもの。
[地図F]永源山公園
永源山公園の中央広場からハイキング道を登った先にあるのが、姉妹都市デルフザイル(オランダ)との友好を祈念して建設された「ゆめ風車」。
間近で見ると大きすぎて、写真に収めるのに苦労するほど。どうやら日中は風車の内部を見学することができるようですが、筆者来訪時は閉まっていました。
風車の横には展望台があり、徳山、周南の市街地と海を見渡すことができます。
特に徳山地帯の工場煙突が多いのが展望の左手で、徳山の中心街に当たるのでしょう。右手には周南大橋が見えます。
[地図G]建咲院
この新南陽エリアは武将の陶氏一族が移住して治めていた地だそうで、厳島合戦で陶晴賢が毛利元就に敗れてから毛利氏の勢力になったとか。
陶晴賢の父、陶興房が建てたのがこのお寺。陶興房の両親が亡くなった冥福を祈るために建てたのだそうです。
建咲院本堂の脇から高台の観音像へと伸びる、階段続きの風景が実にのどかで心地よいです。
観音像の近くは地元の方のお墓が並んでおり、奥には陶興房の墓があります。
観音像付近からの景色も良くて、徳山地帯の工場煙突を奥に臨む市街地を眺めることができます。
[地図H]川崎観音(ゴール)
川沿いを経て国道2号の下をくぐり、これまた高台にある川崎観音に到着。
ここは俗に「おっぱい観音」と呼ばれており、縁日には女性の参拝者が多く訪れる場所。乳房をあしらった飾り物が沢山奉納されている光景を見ることができます。
また、本堂の右手から階段を上がると小さい観音像があり、そこから見る景色が良くて夕陽が沈む光景がなかなかのものです。
飲食店一覧
[地図1]勝平お好み焼き
広島県の「広島風お好み焼き」の文化が山口県まで広がっており、このお好み焼き屋さんでも「そばorうどん」を入れた広島風を楽しむことができます。
なんたって豚玉550円とリーズナブルで、地元のお客さんが日常使いで利用するお店という印象。
カウンター席、テーブル席に加えて、奥に座敷テーブル席があって、ゆったりできます。
[地図2]コーヒーボーイ ナギサ店
地図Dの旧日下医院1階にあるカフェ。
世界各国から仕入れた珈琲豆を自家焙煎で用意し「本日のコーヒー」として、日替わりで色々な品種のコーヒーを楽しめます。
[地図3]日日(にちにち)
新南陽駅から西へ徒歩約30分ほどかかり、今回のルートから大幅に逸れる場所にあるお店。
お寺のような庭を有している町屋カフェだそうで気になったのですが、今回、筆者が来訪したときはお休みということで断念。
補足とまとめ
今回紹介しませんでしたが、永源山公園の南に山崎八幡宮という神社もあります。
この界隈は山陽道(参勤交代で使われた旧道)があるため、神社仏閣が発展してきたとも言えます。歴史も深いですし、もっと知名度が高くてもいいような気がします。
徳山駅からわずか1駅という都会の立地でありながら、のどかな市街地の風景が続く街中散策は予想以上に心洗われるもの。
ちょっと地味なので山口県初来訪だとオススメできませんが、地元の方や旅慣れた人にオススメできる個人的にかなりお気に入りの場所です。