2007年10月29日
isaki.の10大小説
少し前に、著名な読書サイトな方々の間で盛り上がっていた、己が愛してやまない小説、誰がなんと言おうと自分にとってこれは特別な作品と言い切れる、そんな10作品を発表しようという企画。
便乗して自分もやってみようかと。
1.『MOMENT』本多孝好/集英社
ひとつのまとまった物語としては著者の最高傑作だと思う。自分自身が“こうあろう”と憧れる男性象は本書の主人公だったりする。(なんてどーでもいい情報なんだ……)
2.『FINE DAYS』本多孝好/祥伝社
短編集は選ばないつもりだったけど、本書は特別。ごく普通な日常生活の中で、たったひとつの非日常な要素が主人公に重要な転機を与える。それをさらりと流してゆくような四つの物語。
本書は単行本版を洗濯機で洗ってしまい、文庫で新たに買いなおしたことも忘れられない思い出ですね(よい子のみんなー、本は洗っちゃダメだぜ)
3.薔薇のマリアシリーズ
『薔薇のマリアⅢ 荒ぶる者どもに吹き荒れろ嵐』十文字青/角川スニーカー文庫
現在、本書の動向と新刊争奪イベント(?)が自分の最優先事項なのです(マテ
このⅢは特に薔薇マリのエッセンスが凝縮された傑作。
4.戦う司書シリーズ
『戦う司書と荒縄の姫君』山形石雄/スーパーダッシュ文庫
おそらく本書「~荒縄の姫君」が、自分の今年読んだラノベタイトルNo.1に輝くだろう。計算され尽くした構成力はラノベ屈指。特にこの巻は、衝撃のあまり言葉を失うような怒濤な展開で、絶対に忘れられない……や、忘れてなるものかー!!(無駄にテンションを上げてみる)
5.『ロードス島伝説』水野良/角川スニーカー文庫
ロードス島シリーズには熱中したけど、特にこのシリーズは中学時代にリアルタイムで追いかけていたので思い出深い。個人的に主人公ナシェルは、シリーズ屈指の英雄だと思います。
6.『武田信玄(1)~(4)』新田次郎/文春文庫
学生時代に読み込んだ新田次郎の好著。
7.『シャングリ・ラ』池上永一/角川書店
超!テンション沸騰型SF!?とでもいいますか(そんなジャンルは無いって……)。ただ者じゃない奴らが雄叫びを上げながらチャウ・シンチー以上にあり得ない行動で突っ走る。常識?え?何それ?そんな作品。
8.『影武者徳川家康』隆慶一郎/新潮文庫
隆慶一郎の作品はすべて選びたいくらいなんだけど、あえてこの長編小説を。『一夢庵風流記』と双璧をなす超大作ですな。
──とこんな感じですね。ん?あれ……、10冊に満たないや(苦笑
特別な作品となるとやはり敷居は高い訳で。他にも好きな作品はたくさんあるのだけど、“10大”と銘打たれると選びずらいものですねぇ。
万城目学の『鹿男あをによし』とか森絵都『永遠の出口』、米澤穂信作品、『図書館戦争』、“文学少女”シリーズとかも入れたかったけど、そうすると“10”では収まらなくなる気がしましたしね。
ま、盛大な独り言だったわけですが、さらに調子にのって近いうちに「10大短編小説」を選んでみたいと思います。これはいつかやろう!と思っていたので良い機会かと。
便乗して自分もやってみようかと。
1.『MOMENT』本多孝好/集英社
ひとつのまとまった物語としては著者の最高傑作だと思う。自分自身が“こうあろう”と憧れる男性象は本書の主人公だったりする。(なんてどーでもいい情報なんだ……)
2.『FINE DAYS』本多孝好/祥伝社
短編集は選ばないつもりだったけど、本書は特別。ごく普通な日常生活の中で、たったひとつの非日常な要素が主人公に重要な転機を与える。それをさらりと流してゆくような四つの物語。
本書は単行本版を洗濯機で洗ってしまい、文庫で新たに買いなおしたことも忘れられない思い出ですね(よい子のみんなー、本は洗っちゃダメだぜ)
3.薔薇のマリアシリーズ
『薔薇のマリアⅢ 荒ぶる者どもに吹き荒れろ嵐』十文字青/角川スニーカー文庫
現在、本書の動向と新刊争奪イベント(?)が自分の最優先事項なのです(マテ
このⅢは特に薔薇マリのエッセンスが凝縮された傑作。
4.戦う司書シリーズ
『戦う司書と荒縄の姫君』山形石雄/スーパーダッシュ文庫
おそらく本書「~荒縄の姫君」が、自分の今年読んだラノベタイトルNo.1に輝くだろう。計算され尽くした構成力はラノベ屈指。特にこの巻は、衝撃のあまり言葉を失うような怒濤な展開で、絶対に忘れられない……や、忘れてなるものかー!!(無駄にテンションを上げてみる)
5.『ロードス島伝説』水野良/角川スニーカー文庫
ロードス島シリーズには熱中したけど、特にこのシリーズは中学時代にリアルタイムで追いかけていたので思い出深い。個人的に主人公ナシェルは、シリーズ屈指の英雄だと思います。
6.『武田信玄(1)~(4)』新田次郎/文春文庫
学生時代に読み込んだ新田次郎の好著。
7.『シャングリ・ラ』池上永一/角川書店
超!テンション沸騰型SF!?とでもいいますか(そんなジャンルは無いって……)。ただ者じゃない奴らが雄叫びを上げながらチャウ・シンチー以上にあり得ない行動で突っ走る。常識?え?何それ?そんな作品。
8.『影武者徳川家康』隆慶一郎/新潮文庫
隆慶一郎の作品はすべて選びたいくらいなんだけど、あえてこの長編小説を。『一夢庵風流記』と双璧をなす超大作ですな。
──とこんな感じですね。ん?あれ……、10冊に満たないや(苦笑
特別な作品となるとやはり敷居は高い訳で。他にも好きな作品はたくさんあるのだけど、“10大”と銘打たれると選びずらいものですねぇ。
万城目学の『鹿男あをによし』とか森絵都『永遠の出口』、米澤穂信作品、『図書館戦争』、“文学少女”シリーズとかも入れたかったけど、そうすると“10”では収まらなくなる気がしましたしね。
ま、盛大な独り言だったわけですが、さらに調子にのって近いうちに「10大短編小説」を選んでみたいと思います。これはいつかやろう!と思っていたので良い機会かと。
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この記事へのコメント
1. Posted by くぅ 2007年10月29日 22:43
洗濯機で本を洗ってしまったとは…さすが本好きですね。(笑)ロードス島シリーズは私も中学生の時に読んでいたのに、内容が思い出せない。(^-^;)
そういえば以前好きな作家のベスト10みたいなのを書こうと思ったのに忘れて放置してました。年末には今年読んだ本のベスト10をぜひぜひやって下さい♪(≧∀≦)
そういえば以前好きな作家のベスト10みたいなのを書こうと思ったのに忘れて放置してました。年末には今年読んだ本のベスト10をぜひぜひやって下さい♪(≧∀≦)
2. Posted by isaki. 2007年10月31日 20:52
>>くぅさん、こんばんは~。
お気に入りの本が脱水済みの洗濯機から発見された衝撃は、なかなか経験できないと思うんです。(なんの自慢にもなりませんね)
ロードス島は戦記(パーンとディードが中心)、新~戦記(スパークとニース)など、前作読んできましたがやっぱり伝説が1番お気に入りですね。
はい!年間読書特集(大反省会?)はきっとやります!くぅさんもやられます……よね?(笑
お気に入りの本が脱水済みの洗濯機から発見された衝撃は、なかなか経験できないと思うんです。(なんの自慢にもなりませんね)
ロードス島は戦記(パーンとディードが中心)、新~戦記(スパークとニース)など、前作読んできましたがやっぱり伝説が1番お気に入りですね。
はい!年間読書特集(大反省会?)はきっとやります!くぅさんもやられます……よね?(笑