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ナポリの和音についてです。 以下のサイトでのナポリの和音についての解説は正しいのでしょうか。 https://windbandpress.net/16695

クラシック | 作詞、作曲・166閲覧・xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">250

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回答(2件)

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要らんこと書きすぎたので、原文に沿う形で最初から書き直しますね。すいません。 コードシンボルはポピュラー式で書きます。 原文の書き方を擁護するわけじゃなくて、書いてあることをどうにか筋が通るように解釈しようとしてみます。 それで間違ってるかどうか判断してください。 >・短調である >・ii度の和音である。(ii度の和音=音階固有音の2番目の音の上にできる和音) →短調のii度を最低音とし、その上にできる和音ってことですね。iiが最低音あるいは根音となるかも含めて、和音のクオリティはまだ触れられてません。単にiiに基づく和音、という曖昧なことを意味してるのでしょう。 >・根音(音階の中では2番目の音に当たる)が半音下げられている → "音階の"という言い方には引っかかりますが、iiを仮に根音とした場合、これが♭iiになるということですね。 >・半音下げられた根音は、必ず下行する。下行して進む音は「主音」か「導音」になる →iiが♭した場合、下行してiか導音♮vii(♭iiの減3度下)に進む、ってことですね。 >・ほとんどの場合、バス音は和音の第3音で「6の和音」の形で用いられている →最低音(バス音)の♭iiが根音ではなくて、第一転回型の形で用いられる、ってことですね。 下から[♭ii, iv, (♭)vi]ではなくて[iv, (♭)vi, ♭ii]。 あるいは、この文が「♭iiが最低音で、かつ和音の第三音である」ということを意味しているのだとすれば、そうした和音として考えられるのは[♭ii, iv, ♭vii]→♭VIIm/♭IIです。つまり♭VIImにとっての第三音(短3度)が♭iiで、これが最低音になってるってことですね。 どちらにせよ最低音の3度があり5度がなく6度がある(=6の和音である)ことには変わりありませんが、普通は♭II/IVの方を指すはずです。そういう誤解を招く書き方と言えるかもしれませんね。 >本来短調のii度上の和音は短3和音ですので短調の響きになりますが、根音が半音下がることにより増3和音(根音と5音の音程が増5度の3和音=オーグメント)になり、響きが変化します。 →"本来"って言い方には引っかかりますが、ii上の和音として旋律的短音階においてIIm(7)またはIIm6の形があり得ます。長三度にしたII(7)の形の方が使われる、ってこととは今はあんまり関係ない話です。 ともかくそれらが短和音ですね。そして、これらの根音を半音下げるとそれぞれ ♭II+(△7)ないし♭II+7になります。増和音ですね。 ただし♭II+7の7度は厳密には増6度です。 ちなみに後者は機能的な意味において増6度の和音に相当します。厳密にはVを仮のトニックとした場合の機能上の短2度上のコード、すなわち♭VI+(△7)または♭VI+7として使われ、このときの7度も厳密には7度とは記されず、長6度よりも半音広い増6度となります。 >ほとんどの場合は6の和音(バス音が第3音になり、バス音と根音の音程差が6度の和音)として使用されるため「ナポリの6の和音」と呼ばれます。 →先述したように、♭iiを根音または最低音とする和音としてではなく、ivを最低音とする♭II/IV、または♭iiを第三音とする和音♭VIImの第一転回型♭VIIm/♭IIで現れることがほとんどで、その場合、最低音ivの上に短6度の♭iiがある、または最低音♭iiの上に長6度♭viiがある、という解釈ができます。 繰り返すようですが普通は前者のはずです。 このときの和音(♭II/IV)は、大きな括りの「ナポリの和音(ナポリ諸和音)」というより、それに含まれる狭い意味範囲を表す「ナポリの6の和音」ってことですね。ナポリ(=♭IIの諸和音)の第一転回型。 いってみればネコ科にライオンやらチーターがいる中で、ネコ、とピンポイントに指し示すような言葉です。 この文意の裏を返せば、ナポリの和音にはナポリの6以外の和音があることを示唆してることになります。 それが要するに先述した♭II+(△7)やら♭II+7などの増和音類を意味するのでしょう。本来♭II△7や♭II7ってのも含まれるはずですが、どっちかというとフリギア(フリジアンモード)の文脈で語られることが多いですね。 >また、人によっては根音が音階固有音のvi度上の音なので、vi度の和音であるかのように混同してしまう人もいたようです。 →これは正直かなり意味不明なんですが、そういう誤解をする人がいる、って話として受け止めとけばいいんでないでしょうかね。 誤解をする人がなんで誤解をするのかは理解する必要は無いと思います。 強いて言うなら、ドミナントに向かって半音上から降りてくるフリギア終止に属調からの借用としてナポリの和音を用いる(増6の和音の由来)ことが多いのですが、このときの下行導音♭vi(vをiと見たときの短二度♭ii)が音階固有の6度、すなわち主音のiから数えたときの6番目なのでそう誤解されちゃう、っていう意味合いでしょうかね。

するにアレですね、第一転回型の6の和音ではない方の「ナポリの和音」をVにとっての♭II+である♭VI+として使うわけですが、「6の和音」じゃない♭VI+の方はナポリの6の和音とは呼ばないでしょ!って話ですね 言葉足らずなんだよなぁ。

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>以下のサイトでのナポリの和音についての解説は正しいのでしょうか。 正しくないと思います。 >「短調のii度上の和音」とは減三和音ではないのでしょうか? 基本(自然短音階上)はその通りです。 旋律的短音階なら短三和音になりますが、あまり使われない(使うなら三度も長音程にしたドッペルドミナントの方が使われる)ので、もし旋律的短音階のii度上の和音との比較であったのならその旨付記すべきだったと思います。 >ナポリの和音はその減三和音の根音を半音下げたもの、オーグメントではなく長三和音ではないのでしょうか? その通りですね。 >「また、人によっては根音が音階固有音のvi度上の音なので、vi度の和音であるかのように混同してしまう人もいたようです。」とありますがこの意味も分かりません。 ナポリ和音は、短調の下属和音(短三和音)の転位和音(下属和音の5度=iが短2度上の短6度=♭iiに置き換えられた和音)とも解されます。 そして六の和音(第1転回形)で使われるのが基本だそうです。 (よって「ナポリの六」の「六」は、単音としては短調の下属音上の短六度を指し、和音としては六の和音を指すことになります。) ということから、 「根音」は「バス」の書き間違えで、「vi度」は「iv度」の書き間違え である可能性を考えられると思います。 「バスが音階固有音のiv度上の音なので、iv度の和音であるかのように混同してしまう人もいたようです。」 なら意味が分かりますから。 それと下の回答者さんの 「オルタード(viが♮の場合)かコンディミ(viが♭のままの場合)」も 「オルタード(Ⅴのviが♭の場合)かコンディミ(Ⅴのviが♮のままの場合)」の書き間違えではないかと思います。 それと、私が無知なだけかもしれませんが、 「増六の和音」も意味がちょっと違うはずですし、 「ナポリ諸和音」は聞いたことありません。 もっとも、私もポピュラー出身なので、クラシック出身で和声学に詳しい人の回答をお待ち下さい。