マサムネメモ帳

とりあえず一錠に

歴史の練習問題に目を通しておけ！

■ [ 2002. 1. 30 ]　道路横断中の女性はねられ死亡、容疑の運転者逮捕　東京

　　　　　　２８日午後８時半ごろ、東京都文京区千駄木３丁目の交差点で、横断歩道を渡っていた同所２丁目、
　　　　　　泉川悦子さん（６１）が２トントラックにはねられ間もなく死亡した。トラックは泉川さんをはね
　　　　　　た後、対向車線のタクシーや乗用車など６台に接触しながら約３キロ逃走を続けたが、同区大塚３
　　　　　　丁目の路上で緊急配備していたパトカーに捕まった。
　　　　　　運転していたのは台東区池之端４丁目、とび職木村歳一容疑者（２０）で、駒込署に業務上過失致
　　　　　　傷で逮捕された。逮捕当時は酒気帯び状態だったという。同署では道交法違反（ひき逃げ）や業務
　　　　　　上過失致死容疑などでも調べている。

＜松本被告公判＞「弟子の暴走」強調　改めて無罪主張　弁護側

　オウム真理教（アレフに改称）の松本智津夫（麻原彰晃）被告（４７）の第２２２回公判が２３日、東京地裁（小川正持裁判長）で開かれ、初公判から６年１カ月を経て、弁護側の反証が始まった。
弁護側は冒頭陳述を行い「弟子たちの一部が教義を誤解し、一連の事件に走っていった」
と松本被告の無罪を主張した。

　弁護側は松本被告の教義について「殺人を肯定するものではなく、具体的犯罪行為と結びつくものではない」と位置付けた。そのうえで「弟子の一部は、真意を誤解し、被告の意に反して、殺害行為を肯定するようになった。
事件は村井秀夫元幹部（故人）を中心とする弟子たちの暴走」と述べ、松本被告の指示・関与を否定した。

　松本被告の責任については「組織の長として、宗教的指導者として道義的責任を負うのは当然だが、法的責任を意味するものではない」と強調した。

　冒頭陳述は午後も続き、弁護側は実行行為者との共謀を否定して、審理対象の全１３事件について無罪を主張する。冒頭陳述終了後、証人１８人を含む証拠請求をする見通し。

　午前１０時１分に開廷したこの日の公判の冒頭で、小川裁判長が「被告人、今日は弁護人が基本的な主張や立証の計画を述べるので、よく聞いていなさい」と告げても、松本被告は無言のままだった。

　松本被告の公判は、１月１０日の第２１８回公判で検察側申請の証人調べ（計１６２人）がすべて終わり、検察側立証が実質的に終了していた。４月９日の第２２１回公判で、証拠の整理も含めて検察側立証がすべて終わり、
弁護側の反証準備のため約１カ月半、休廷していた。

　ＶＸで襲撃された被害者の一人で、この日の公判を傍聴したオウム真理教家族の会（旧・被害者の会）の会長、永岡弘行さん（６３）は
「麻原の命を受けて大罪を犯した弟子たちが次々と死刑判決を受ける中で、これまでの麻原公判の進行の遅さは納得できない。一日も早い結審に向け、
弁護団は訴訟の引き延ばしなどはせず、納得いく進め方をしてほしい」と話した。

　審理対象の１３事件（発生順、カッコ内は死者数）　（１）信者の田口修二さん殺害（１人）（２）坂本堤弁護士一家殺害（３人）（３）サリンプラント製造（４）元信者の落田耕太郎さん殺害（１人）（５）サリンによる滝本太郎弁護士殺害未遂（６）
自動小銃密造（７）松本サリン（７人）（８）信者の冨田俊男さん殺害（１人）（９）ＶＸによる水野昇さん殺害未遂（１０）ＶＸによる浜口忠仁さん殺害（１人）（１１）ＶＸによる永岡弘行さん殺害未遂（１２）
公証役場事務長の仮谷清志さん監禁致死（１人）（１３）地下鉄サリン（１２人）（毎日新聞）
[5月23日15時31分更新]

＜オウム真理教＞松本被告弁護側は全１３事件の無罪を主張

　オウム真理教（アレフに改称）の松本智津夫（麻原彰晃）被告（４７）の弁護側は、２３日午後も東京地裁の公判で冒頭陳述を行い、審理対象の全１３事件について無罪を主張した。
弁護側はさらに、松本被告の妻の知子服役囚（４３）ら１８人を証人申請した。検察側の論告求刑は、早ければ来年にも行われる可能性も出てきた。（毎日新聞）
[5月23日23時36分更新]

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８７年の説法ビデオ再生＝オウム松本公判、妻ら５人証人採用−東京地裁

　オウム真理教をめぐる一連の事件で殺人などの罪に問われた教団元代表松本智津夫（麻原彰晃）被告（４７）の公判が２４日、東京地裁（小川正持裁判長）で開かれ、弁護側が証拠申請し、採用された同被告の過去の説法ビデオが再生された。
　ビデオは１９８７年１月に開かれた信者向けセミナーを録画したもので、弁護側は「検察はセミナーで松本被告が殺人行為を容認する発言をしていると指摘しているが、一部分だけをつまみ食いしており、全体ではそうした趣旨の発言はしていない」と主張している。
　また、同地裁は弁護側から申請のあった証人１８人のうち、松本被告の妻知子受刑者（４３）や元教団「法皇官房」幹部（３３）ら教団関係者５人を採用。残りについては、審理の進行状況をみて判断することにした。　（時事通信）

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裁判は誰でもいつでも傍聴できるということを知らない人間が案外多い。
いや、知ってても裁判所のイメージに恐れをなしてしまうのだろう（私もそうだった）。
ネットでの情報公開が進んできた、とはいえ裁判所の「みんなに見せたくないよ〜みんなに教えたくないよ〜」体質はまだまだ根強いものがある。
ネットなんてみんなが繋げるもんじゃないんだから、新聞に載せるぐらいでちょうどいい。