ラズパイ Zero WH にRaspbian Lite をインストール


ラズパイ Zero WHにはLANポートがないのでちょっと厄介。

 

16GB程度のMicroSDカードを用意してRaspbian Liteを焼いておきます。

Raspberry Pi Imagerなどを使います。

焼いたばかりのMicroSDはこのままではSSH接続しようとしても拒否されるので、ひと手間かけます。MicroSDをエクスプローラーなどで開きます。

最初に見えている場所(/boot)にsshという名のフォルダーか空ファイルを作っておきます。

Wi-FiルータのSSIDとパスワードを確認しておきす。

/bootにwpa_supplicant.confというファイルを作成して以下を追記。

 

で、このMicroSDをラズパイZeroに挿入して起動。

NetEnumやDOSプロンプト(arp -a コマンド)で新しいIPアドレスを探します。

それらしいIPアドレスを使って、Tera TermなどでSSHログイン。

それらしいアドレスがなかったら、pi@raspberrypi.local でも入れます。

最初のユーザーIDはpi、パスワードはraspberryで入ります。

手順に問題ないはずなのに、SSHで入れない(IPアドレスが見えない)場合があります。

SDカードのバーニングに失敗している可能性もあります。もう一度イメージを焼き直してみましょう。

 

パスワードの設定しておきます。

sudo raspi-config

1で、パスワード変更

System Options -> Password

 

設定が終わったら一度抜けます。

IPを固定しておきます(例:192.168.0.28)。

name_serversは以下のコマンドで調べておきます。

 

設定ファイルを開きます。

最後尾に追記

interface wlan0
static ip_address=192.168.0.28
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=122.197.254.137

 

以上


上記の方法でうまくいかない場合

たいがいIPアドレスが取得できないでうまくいかないケースが多いです。

その場合は、別途MicroUSB-LAN変換アダプターを使うか、別途LANポートを持ったラズパイで設定してからZeroに戻すという手もあります。


Appendix

電源投入しても緑の通電ランプが点かない….。

「私のZeroが壊れたのか?」と考える前に、「単にSDカードの破損じゃ?」と考えた方がいいかもしれません。

通電ランプはSDカードが破損した場合も点きません。


Appendix2

LiteはヘッドレスなOSです。

デスクトップも使ってみたい方は、ちょっと古いですがStretch を使ってみましょう。

2018版のバージョンをダウンロードして、balenaEtcher などで焼けばOKです。

なお、zeroにはUSBポートが1個しかないので、キーボードとマウスが1個のUSBアダプタで使える、ロジクールのWireless Combo MK245 NANO MK245nBKのようなものがいいかもしれません。

 


 

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