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2021年8月8日 02:04公開 / 2021年8月8日 02:05更新
ゴゴジャンでメッセージを送る時に
外部リンクへの誘導、メールアドレスの記載、直接取引を促すなど利用規約に違反する行為を確認した場合、アカウント利用を制限させていただきますのでご注意ください。
という注意が表示されます。
ゴゴジャンの外で取引されるとゴゴジャンが儲かりませんので、これを規制する規約です。
まず、出品者の立場でこの問題を考えてみます。
購入者に修正版のインジケーターやEAを提供する時に自分のサイトやアップローダーのURLを提示すると
「外部リンクへの誘導」に抵触してしまいます。
ですので、ゴゴジャンでパスワード会員限定ページを作ってそのURLを提示する必要があります。
ゴゴジャンなら外部ではありません。
自分のサイトならURLをクリックするだけで、アップローダーでもクリック1~2回で商品をダウンロードできますが、
パスワード会員限定ページだと、商品をダウンロードするために以下の手順が必要になるため、
ダウンロードに手間がかかります(購入者が面倒)。
ゴゴジャンにアクセス
ゴゴジャンのパスワードを入力
ログインボタンをクリック
記載されたURLにアクセス
パスワード会員限定ページのパスワードを入力
パスワードを解除をクリック
カートに入れるをクリック
レジに進むをクリック
注文を確定するをクリック
商品名をクリック
商品ファイルをクリック
結果としてゴゴジャンの利益を守るために購入者が不利益を被ることになってしまいます。
客にケツを向けて運営のケツの穴を舐めることがビジネスとして健全なのかという指摘もあります。
次に、購入者側の問題ですが、ダウンロードが面倒なだけではありません。
購入者もメッセージを送る時に「外部リンクへの誘導」の注意が表示されますので、
インジケーターやEAに不具合が発生した時、画像アップローダーを使ってその不具合を説明すると、「外部リンクへの誘導」に抵触してしまいます。
注意が表示されている以上、出品者だけでなく購入者も規約の適用対象になります。
購入者も出品者に問い合わせをするという形で売り込み(ゴゴジャン外での決済)は可能ですので、
購入者も適用対象になってしまうのは仕方ありません。
ゴゴジャンのブログをアップローダーとして使えば対処できますが、かなり面倒です。
結論:金融庁の目は節穴
2021年8月8日 02:04公開/ 2021年8月8日 02:05更新