この記事ではXiaomiからKDDIと共同で開発し発売されたRedmi Note 10 JEと、同じくXiaomiで同時期に発売されているMi 11 Lite 5Gについて、どちらがコスパ観点で総合的に優れているか徹底比較していきます。
Redmi Note 10 JEは2021/8発売で、シャオミ初の『日本専用モデル』端末となっており、製品名のJEは「Japan Edition」の略です。名称の通り、おサイフケータイ対応など、日本仕様にカスタマイズされた機能が搭載されています。
一方のMi 11 Lite 5Gは2021/07にSIMフリー版が発売されており、前世代と比較しておサイフケータイ対応から5Gなど様々な機能面の強化と、発売当時には世界最薄のスマホと、発表された薄さが魅力の良コスパスマホです。
どちらもXiaomiから発売された良コスパのスマホとなっています。
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Redmi Note 10 JEとMi 11 Lite 5Gのスペック比較
早速、両者のパフォーマンス比較を始めます。価格はRedmi Note 10 JEは2万円台のエントリーモデル機種、Mi 11 Lite 5Gは4万円台と、価格差のある2機種の比較となります。項目 Redmi Note 10 JE Mi 11 Lite 5G OS Android11 Android11 カラー グラファイトグレー
クロームシルバートリュフブラック
シトラスイエロー
ミントグリーン価格 約28000円 約40000円 ディスプレイ 6.5インチ フルHD+
(2400x1080ピクセル)6.55インチ フルHD+有機EL
(2400x1080ピクセル)リフレッシュレート 90Hz 90Hz プロセッサー Qualcomm® Snapdragon 480 5G
(オクタコア)Qualcomm® Snapdragon 780G
(オクタコア)RAM 4GB 6GB アウトカメラ メイン:4800万画素
マクロ:200万画素
深度:200万画素メイン:6400万画素
超広角:800万画素
テレマクロ:500万画素インカメラ 800万画素 2000万画素 ストレージ 64GB 128GB サウンド ハイレゾ対応 ハイレゾ対応
※ハイレゾ対応の出力が必要SIMカードスロット nanoSIM nanoSIM デュアルSIM 非対応 あり(DSDV) SDカードスロット microSDスロット(最大1TB) microSDスロット(最大256GB) 認証 指紋認証、顔認証 指紋認証、顔認証 バッテリー 4800mAh 4250mAh コネクター USB-C™ USB USB-C™ USB 重さ 200g 159g 幅 高さ 厚み 76mm 163mm 9.0mm 75.73mm 160.53mm 6.81mm ヘッドホンジャック あり なし 通信機能 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax Bluetooth Bluetooth 5.1 Bluetooth 5.2 ネットワーク 5G(sub6) 5G(sub6) 防水 IPX8 IPX3 防塵 IP6X IP5X おサイフケータイ 対応 対応 FeliCa⁷ 対応 対応 NFC 対応 対応 ワイヤレス充電 非対応 非対応 急速充電 対応 対応
Redmi Note 10 JEとMi 11 Lite 5Gのスペックの違い
OS
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
Android11 | Android11 |
Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5Gともに発売時点で最新OSとなるAndroid11が実装されています。
新OSのほうが動作性能や機能アップデートが行われるものの、既に主要機能は搭載されており使い勝手が大きく向上するものではありません。強いこだわりがない方以外は他の性能で見ることをお勧めします。
ディスプレイ性能
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
6.5インチ フルHD+ (2400x1080ピクセル) | 6.55インチ フルHD+有機EL (2400x1080ピクセル) |
リフレッシュレート:90Hz | リフレッシュレート:90Hz |
ディスプレイサイズはRedmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5Gともに約6.5インチと、ともに大型のディスプレイサイズとなっています。
Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5GともにフルHD+に対応しており、ともにリフレッシュレート90Hzに対応しているため、滑らかな動作になっています。
さらにMi 11 Lite 5Gは有機ELディスプレイに対応しており、ゲーム利用やスポーツ動画の閲覧などにもおすすめです。
プロセッサー、RAM(性能)
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
Qualcomm® Snapdragon 480 5G (オクタコア) | Qualcomm® Snapdragon 780G(オクタコア) |
4GB | 6GB |
プロセッサーのAntutuスコア性能はRedmi Note 10 JEが約28万、Mi 11 Lite 5Gは約54万台前半と、動作性能面ではMi 11 Lite 5Gのほうが大きく優れています。
※Antutuスコア=性能を数値化したベンチマークスコア
Mi 11 Lite 5GはSnapdragon 780Gが搭載されており、ハイエンド機種には多少劣るものの、価格から考えると非常に高いスマホ動作性能で、重たいゲームもサクサク動作します。
ただ一方のRedmi Note 10 JEも、通常のブラウザによるWeb閲覧、動画閲覧には全く問題なく、各種ゲームもストレスなく楽しめる充分な性能です。
カメラ性能
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
メイン:4800万画素 マクロ:200万画素 深度:200万画素 | メイン:6400万画素 超広角:800万画素 テレマクロ:500万画素 |
メイン:800万画素 | メイン:2000万画素 |
Mi 11 Lite 5Gはフロントカメラはトリプルカメラが搭載されており、メインカメラも6400万画素搭載と、同価格帯のAndroidスマホの中では高いカメラ性能となっています。
さらにインカメラが2000万画素と非常に高いカメラ性能であることが特徴です。
比較するとRedmi Note 10 JEは、フロントカメラは同じトリプルカメラが搭載されているものの、比較すると性能面では劣る結果となっています。
デュアルSIM仕様
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
非対応 | DSDV対応 |
Mi 11 Lite 5GはDSDV形式に対応しているため、SIMカードの2枚利用が可能になっています。一方のRedmi Note 10 JEはシングルスロットであり、デュアルSIMには非対応です。
内部ストレージ・SDカードスロット対応
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
64GB内部ストレージ | 128GB内部ストレージ |
microSDスロット(最大1TB) | microSDスロット(最大256GB) |
内部ストレージは、64GBと128GBで違いがあります。また対応している外部ストレージの容量にも違いがあり、Redmi Note 10 JEは1GBの大容量に対応できている点が特徴的です。
今回紹介する2機種は、カメラ性能が高いこともあり、大容量の外部ストレージ対応できている点は嬉しいポイントです。
認証方式
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5Gともに指紋認証+顔認証に対応しています。
昨今の顔認証技術の進歩は早く、誤検知無し・一瞬でロック解除できるため、顔認証だけでも何不自由ないですが、暗闇だったりマスクや眼鏡有無などで効きづらい場面もあるため指紋認証もあるのは嬉しいポイントです。
各アプリ内の認証は指紋認証のみ対応しているケースも多いため、利用シーンによっては指紋認証機能があることは大きなメリットとなります。
Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5Gともにサイドの電源ボタンに指紋センサーが搭載されています。
バッテリー性能
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
4800mAh | 4250mAh |
Redmi Note 10 JEは4800mAhのバッテリーが搭載されており、同価格帯のAndroidスマホと比較すると大容量のバッテリーが搭載されています。
比較すると容量面では劣るものの、Mi 11 Lite 5Gも4250mAhと一般的なAndroidスマホと同等以上の容量が搭載されており、さらに急速充電性能はMi 11 Lite 5Gのほうが優れています(33W対応)
重さ、幅、高さ、厚み
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
重さ:200g | 重さ:159g |
幅・高さ・厚み 76mm 163mm 9.0mm | 幅・高さ・厚み 75.73mm 160.53mm 6.81mm |
ディスプレイサイズはいずれも約6.5インチの大型サイズとなっていますが、比較するとMi 11 Lite 5Gのほうが各サイズ・重さともにコンパクトな作りとなっています。
Mi 11 Lite 5Gの評価が高いポイントの一つでもあり、発表時点で「世界最薄のスマホ」と発表された通り、7mmを下回る6.81mmと驚異的な薄さを実現しています。
さらにPixelシリーズに匹敵する159gと非常に軽いスマホとなっており、大型のディスプレイサイズを考えると、iPhoneを含めた全スマホの中でもトップレベルのスマホサイズ性能となっています。
4.7インチディスプレイの「iPhone SE(第2世代)」が厚さ7.3mm、重さ148gであることを考えると、驚異的なサイズ仕様であることが分かります。
防水・防塵機能
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
防水:IPX8 防塵:IP6X | 防水:IPX3 防塵:IP5X |
Redmi Note 10 JEは最高レベルの防水・防塵機能に対応しています。
防水機能はIPX8で水面下での使用が可能という定義であり、お風呂場や台所でも利用は全く問題なく利用可能です。防塵性能にも優れており、防水・防塵機能はトップクラスの性能です。
一方のMi 11 Lite 5Gも規格上は劣るものの、防水・防塵機能に対応しています。
特に2年以上の長期利用を考えている方には、防水・防塵機能も重視して検討しましょう。
おサイフケータイ、Felica、NFC対応
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
おサイフケータイ、Felica、NFC対応 | おサイフケータイ、Felica、NFC対応 |
Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5Gともにおサイフケータイに対応できています。
価格帯で考えると、おサイフケータイ対応できている機種は増えてきており、対応出来ている点は今回紹介する2機種の特徴の一つです。
急速充電・ワイヤレス充電対応
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
急速充電:対応 ワイヤレス充電:非対応 | 急速充電:対応 ワイヤレス充電:非対応 |
Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5Gともにワイヤレス充電に未対応、急速充電に対応しています。
どちらもバッテリー容量には問題なく、急速充電に対応できているため、非常にバッテリー観点では使いやすいスマホになっています。
特にMi 11 Lite 5Gは33Wの急速充電に対応しており、バッテリー0%の状態から約1時間でフル充電近くまで急速充電することが可能です。
Wi-fi通信 Mi 11 Lite 5GはWi-fi6に対応
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax |
Mi 11 Lite 5Gは、次世代Wi-Fiの「Wi-Fi 6 (11ax)」に対応しています。
iPhoneでも11から対応されたWi-fi規格で、今までの802.11acと比較して、仕様上は最大通信速度が9.6Gbpsと約1.4倍の速度が出る規格です。
対応ルーターへの切り替えも必要になるものの、特に自宅でのWi-fi利用時間が長い方は、チェックしておくべきポイントの一つです。
対応バンド/band(4G)
対応バンド/band | |
---|---|
Redmi Note 10 JE | B1/3/4/5/7/12/13/17/18/20/26/28/38/41/42 |
Mi 11 Lite 5G | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/38/40/41/66 |
キャリア | Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|---|
ドコモ(1,3,19) | 〇 | 〇 |
au / UQモバイル(1,18 or 26) | 〇 | 〇 |
ソフトバンク / ワイモバイル(1,3,8) | 〇 | 〇 |
Rakuten Mobile(3,18 or 26) | 〇 | 〇 |
※カッコ書きは重要な対応band数字
Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5GともにSIMフリー版での記載となります。キャリア4社の重要な4G band対応が出来ており問題ありません。
またRedmi Note 10 JEに関しては、KDDI系列のAUとUQモバイルでのみ発売される機種となりますが、SIMフリー機種となるため、他キャリアでも利用可能です。
ただRedmi Note 10 JEは重要バンドは対応できているものの、Docomo・Softbankでは対応できていないバンドがあるため、多少電波強度が弱くなる場合があります。
5G対応
Redmi Note 10 JE | Mi 11 Lite 5G |
---|---|
sub6対応(n28/77/78) ミリ波非対応 | sub6対応 (n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78/66) ミリ波非対応 |
Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5Gともに5Gネットワークのsub6に対応しています。ミリ波周波数帯には非対応です。
発売時点では5Gネットワークに対応している範囲が非常に狭いため、国内利用における大きなデメリットはありませんが、詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。
5Gスマホの選び方や買い時、各キャリアの5G状況も合わせて紹介しています。
上記記事にも記載していますが、5Gネットワークを利用するには5G対応のスマートフォンとキャリアでの5G加入の両方が必須となっています。
Redmi Note 10 JEとMi 11 Lite 5Gのコスパ比較まとめ
Xiaomiから発売されたRedmi Note 10 JEと、Mi 11 Lite 5Gの比較を行いました。以下に内容をまとめます。
- Mi 11 Lite 5Gは有機ELディスプレイ搭載
- Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5Gともにリフレッシュレート90Hzに対応
- スマホ性能面ではMi 11 Lite 5Gが圧倒。同価格帯の中ではトップクラス
- カメラ性能はともにトリプルカメラ搭載。Mi 11 Lite 5Gのほうが性能が高い
- Redmi Note 10 JEはデュアルSIMに非対応
- サイズ性能はMi 11 Lite 5Gのほうが優秀。特に薄さと重さは驚異的な性能
- ともに防水・防塵機能に対応しており、おサイフケータイにも対応
- Mi 11 Lite 5GはWi-Fi 802.11ax(Wi-fi6)に対応
- Redmi Note 10 JE、Mi 11 Lite 5Gともに5Gネットワーク(sub6)に対応
いずれも5G対応からおサイフケータイ対応、防水・防塵機能に対応している点は共通しており、提供機能が似通っている2機種の比較となりました。
価格差の違いはありますが、いずれもMi 11 Lite 5Gのほうが機能面では優れている部分が多く、特にスマホの動作性能とサイズ性能は同価格帯の中では驚異的なコスパ性能です。
一方のRedmi Note 10 JEも5G対応からおサイフケータイ対応など、長期的に日常使いできる機能はすべて揃っており、2万円台のエントリーモデルとは思えない機能が搭載されています。
またRedmi Note 10 JEはAUとUQモバイルでしか購入できないという点があります。予算次第ではあるものの、コスパ面ではMi 11 Lite 5Gのほうが高く、長く使える5Gスマホを探している場合は、Mi 11 Lite 5Gをおすすめします。
コスパ目線でおすすめのSIMフリーAndroidスマホを価格帯別に紹介
ここからは本記事で紹介した機種も含め、おすすめできるSIMフリーのAndroidスマホを価格帯別で紹介します。
最新の良コスパのAndroidスマホから、型落ちで結果的にコスパ面で優秀になっているスマホまで幅広い対象から選定しています。
また広く国内で提供されており、各キャリアで利用する上で問題のないスマホを対象としました。
※2021/8/4に価格チェック後、対象見直しを実施しています。
1万円台のSIMフリーAndroidスマホ
まずはAndroidスマホならではの低価格帯スマホです。1万円台ではあるものの、非常にコスパの良いスマホが揃っており、日常利用には問題なく利用できるスマホもあります。
Xiaomi RedMi 9T 驚異のクアッドカメラ搭載
おすすめポイント
- 驚異のメイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 6000mAhバッテリー搭載と超大容量バッテリーを搭載
- スマホ性能も日常利用には問題ない性能
- ハイレゾ音源に対応
1万円台でSIMフリースマホを探しているなら、現状実質一択となっているXiaomiの「Xiaomi RedMi 9T」です。
Xiaomiは低価格帯の良コスパスマホに提供があるメーカーですが、2021/2に発売された本スマホは他の同価格帯を圧倒してランキング上位に入っています。
何といっても1万円台ではありえないクアッドカメラ搭載、全Androidスマホの中でもトップクラスのバッテリー容量にあります。
さらにスマホ性能も同価格帯の中では優秀な部類で、Webブラウザ利用やYoutube閲覧、アプリ利用までストレスなく利用可能です。
さすがにおサイフケータイ機能や防水機能はありませんが、1万円台の予算でスマホを探している方はXiaomi RedMi 9Tを選んでおくと間違いありません。
HUAWEI nova lite 3+ バランスがよく軽いHuaweiスマホ
おすすめポイント
- メイン2400万画素を始めとしたトリプルカメラ搭載
- 159gと軽いスマホで幅や高さ・厚みも優秀
- 6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズ
この価格帯では、先ほど紹介したXiaomi RedMi 9Tがコスパで圧倒的ではありますが、もう1つ違う観点からの紹介です。
コスパが高いことで有名のHuaweiから発売されているHUAWEI nova lite 3+です。2020/5に発売されています。
スマホ性能やカメラ性能など、各種性能ではXiaomi RedMi 9Tには劣っていますが、重さ159gを始めとした幅や高さ・厚みなどのサイズ性能の高さが優れているポイントです。
Xiaomi RedMi 9Tの唯一の弱点として、約200gの重量がありましたが、HUAWEI nova lite 3+は比較すると約40g軽い軽量スマホです。
またディスプレイの大型化が進んでいる昨今において、6.15インチと大きすぎないディスプレイサイズも人気の一つです。
コスパ面では劣るものの、スマホの持ちやすさやディスプレイサイズに魅力を感じる方は検討してみてはいかがでしょうか。
OPPO Reno A 防水・防塵・おサイフケータイ対応
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- インカメラ2500万画素のトップクラスのインカメラ性能
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
- スマホサイズ性能が優秀
ストアによっては2万円を切った、OPPOから発売された「OPPO Reno A」です。
実はこの機種は発売は2019/10と発売から既に1年以上経過しており、既に次世代機となる「OPPO Reno3 A」や「OPPO Reno5 A」が登場しています。
ただコスパ面では最新から2世代前となるOPPO Reno Aをおすすめしています。
まず型落ちと言うこともあり、発売当初は3万円台でランキングトップに入るほど売れた商品ですが、すでに1万円台まで価格が下がっています。
更に次世代機の「OPPO Reno3 A」と大きく性能は変わっておらず、CPUのスマホ性能に関してはOPPO Reno Aの方が上です。
この価格帯で有機ELディスプレイ、おサイフケータイあり、IPX7・IP6Xの最高レベルの防水・防塵機能ありと文句なしのAndroidスマホです。
若干マイナス面もあり、スマホ性能面は日常利用には問題ないものの高くはないことと、急速充電に対応出来ていない点があります。
ただ上記を除けば、非常に良コスパの機種で、日常使いには全く問題ない性能・機能搭載となっているため、1万円台で長く使えるバランスのよい機種を探している場合にはおススメできる機種です。
2万円台のSIMフリーAndroidスマホ
非常に激戦区となっている2万円台のSIMフリースマホの紹介です。
この辺りの価格帯でも充分な性能が揃っているので、一番コスパ面でもおすすめできる価格帯になっています。
Redmi Note 9S Snapdragon 720G搭載の高いスマホ性能
おすすめポイント
- メイン4800万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- SIMカード2枚刺し+SDカード利用ができるトリプルスロット対応
- 防水機能に対応
まずはXiaomiから発売されている「Redmi Note 9S」です。
発売当初からコスパ観点の評判が非常に高く、同価格帯ではトップで売れ続けているスマホです。
発売時点から2万円台のスマホで、人気の高さから値下がりしづらいことが残念ではあるものの、余りあるスマホ性能の高さが魅力です。
とにかくこの機種はスマホ性能・カメラ性能面に振り切った仕様となっており、いずれも2万円台とは思えない性能の高さです。
既に発売から半年以上が経過していますが、全く追従を許さないコスパ性能となっています。
またXiaomi製の同価格帯のスマホの中では珍しく、防水機能に対応している点も嬉しいポイントです。
OPPO Reno Aと比較するとディスプレイ面やおサイフケータイ有無が変わってくるため、どちらを重視するかで決めるとよいでしょう。
先ほど紹介したOPPO Reno Aとの比較記事もありますので、参考にしてみてください。
TCL 10 Pro 値下がり率が高く高コスパ性能となったTCLスマホ
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載
- リフレッシュレート90Hzに対応
- Qualcomm® Snapdragon 675/6GB搭載の良コスパ性能
- メイン6400万画素を始めとしたクアッドカメラ搭載
- 画面占有率93%とディスプレイの比率が高い
もう1つ2万円台のスマホとして紹介するのはTCLが発売しているTCL 10 Proです。
もともと2020/4に発売され約5万円のミドルレンジスマホでしたが、値下がり率が非常に高く、最新調査時点では2万円台まで価格が落ちています。
※タイミングによっては2万円を割っています。
Redmi Note 9Sに比べると多少性能は落ちるものの、少し前のミドルレンジ帯の性能を持っており、高いカメラ性能や有機ELディスプレイ搭載されている点などから非常にコスパ面で優秀です。
もともと大きく注目を集めた機種ではありませんでしたが、値下がりによりコスパ面から再度注目されている機種です。
防水・防塵・おサイフケータイ機能はありませんが、非常にバランスに優れた機種となっています。
3万円~5万円台のSIMフリーAndroidスマホ
ここからは3万円~5万円台のAndroidスマホでおススメ機種を紹介していきます。
この辺りの価格帯になると、5G対応のスマホも入ってきます。
まだまだ5Gが一般的に普及していない状況ではあるものの、2年以上の長期利用を考えている方は、5G対応有無もチェックしてみてください。
Redmi Note 10 Pro 1億800万画素の驚異的なカメラ性能
おすすめポイント
- 有機ELディスプレイ搭載でリフレッシュレート120Hz対応
- メイン1億800万画素を始めとした驚異的な性能のクアッドカメラ搭載
- snapdragon elite gaming対応のゲーム利用向きスマホ
- 5020mAhと大型バッテリーを搭載
- 内部ストレージ128GBまで対応
- 防水・防塵機能に対応
- トリプルスロット搭載のためSIMカード2枚+外部SDカード利用可
「Redmi Note 10 Pro」は先ほど紹介した「Redmi Note 9S」と同じXiaomiから2021/4に発売されたAndroidスマホです。
Redmi Note 9Sと同じタイミングで発売されているMi Note 10 Liteに価格面や性能が近しい機種ですが、価格はほぼ変わらずスマホ性能・カメラ性能ともにMi Note 10 Liteから1段階レベルアップした性能となっています。
ディスプレイサイズはRedmi Note 9Sと同じ6.67インチですが、200gを切る重さになっておりバッテリー容量を考えると、サイズ性能もXiaomi系のスマホの中では優秀と言えます。
更に有機ELディスプレイも搭載しており、防水・防塵機能にも対応しています。おサイフケータイ機能はないものの、コスパ面では同価格帯のAndroid機種の中では最も優れている機種です。
特にカメラ性能に関しては、10万近くのハイエンド機種と比較しても遜色のない性能であり、3万円台では考えられないスペックとなっています。
さらにリフレッシュレート120Hzに対応しており、スマホのスクロールや動画再生・ゲームなど滑らかな動きを体感できます。この価格帯で120hzに対応しているスマホはほぼありません。
先に紹介しているRedmi Note 9Sとは約1万円の価格差があり、どちらを選択するかは悩ましいところですが、防水機能も含めて長く利用したい方にはRedmi Note 10 Proは非常におすすめできるスマホです。
このブロックの中では、3万円台前半と比較的安価な価格帯である点も魅力的です。
OPPO Reno5 A 5G対応かつバランスのよいOPPOスマホ
おすすめポイント
- 5Gのsub6対応
- リフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- Snapdragon765Gが搭載されておりスマホ性能が高い
- メインカメラ6400万画素のクアッドカメラ搭載
- 1TBまでの外部ストレージに対応
- 防水・防塵機能に高い品質で対応
- おサイフケータイ機能完備
5G対応スマホからは、1つ目にOPPOから発売されているOPPO Reno5 Aを紹介します。
5G対応のAndroidスマホは、まだまだ4G専用のスマホに比べるとコスパ面では劣るスマホが多い状況ですが、その中でもOPPO Reno5 Aだけは、5G対応の中でも高いコスパ性能として話題となっており、発表直後からランキング入りを続けている人気機種になりました。
国内で人気のOPPO製の強みである、防水・防塵機能に完全対応、カメラ性能の高さ、おサイフケータイ対応などはしっかり対応しています。
さらに今までのOPPO製のミドルレンジスマホと異なる点として、スマホの動作性能面も満足できる性能である点が特徴で、ゲーム含めてストレスなく利用できる性能となっています。
他にもいくつか5G対応のAndroid SIMフリースマホは発売されているものの、本機種は価格から見ても抜けた性能となっており、長く使える良スマホです。
OPPO Reno5 Aはコスパの高いスマホではあるものの、一方で全体的なコスパ視点では、次に紹介するMi 11 Lite 5Gのほうが上回る性能となっています。合わせてチェックしてみてください。
Mi 11 Lite 5G 5G対応のミドルレンジ帯コスパ最強スマホ
おすすめポイント
- Snapdragon780Gが搭載されており非常に高いスマホ性能
- 5Gのsub6対応
- 有機ELディスプレイ搭載かつリフレッシュレート90Hz対応のディスプレイ
- メインカメラ6400万画素のトリプルカメラ搭載、インカメラも2000万画素搭載
- 防水・防塵機能、おサイフケータイ機能完備
- 厚さが6.81mm、重さ159gと驚異的なサイズ仕様
5G対応スマホから、もう1つ同価格帯の中ではトップのコスパ性能であるMi 11 Lite 5Gを紹介します。
先ほど紹介したOPPO Reno5 Aが、5G対応かつコスパ性能に優れるスマホとして発売され人気機種となりましたが、そのOPPO Reno5 Aを上回るコスパの5G対応スマホとして2021/7に発売されました。
本機種はXiaomiが強みとしているスマホ性能をはじめとして、おすすめポイントにも記載しているおサイフケータイ対応から、スマホのサイズ仕様まで幅広く強化されている点です。
6.55インチと比較的大きめなディスプレイサイズではあるものの、厚さが6.81mm、重さ159gとiPhoneと比べても、驚異的なサイズ性能でiPhone含めた他機種を圧倒しています。
※参考:人気の高い4.7インチディスプレイの「iPhone SE(第2世代)」が厚さ7.3mm、重さ148g
またOPPO Reno5 Aと大きく価格面でも変わらないことから、コスパ観点では実質一択のスマホとなっています。同価格帯で5Gスマホを探している方には一番おススメできるスマホです。
OPPO Reno5 Aと比較した記事もありますので、気になる方はチェックしてみてください。Mi 11 Lite 5Gのコスパ性能の高さが分かる内容となっています。