最終更新日:2021/7/21
こんにちは。(株)中央発明研究所の採用担当です。当社の採用ページにアクセスしていただき、ありがとうございます。オフライン会社説明会の日程を追加しました。【日程】8月24日、9月7日、14日、21日、28日 興味をもたれましたら、ぜひ応募してください。もし、日程が合わない方は採用担当までご相談ください。皆様にお会いできることを楽しみにしています。
「現在の社員数は約50名です。小さいと思われるかもしれませんが、お互いの顔が見え、小回りが利くこの規模を守っていこうと思っています」と語る曽我社長。
当社は工業製品を作る上で欠かせないダイカスト部品に使用する含浸(がんしん)剤や、含浸装置の研究開発、販売を行っている会社です。ダイカスト部品の表面は一見するとなめらかに見えますが、ミクロン単位で見ると小さな穴(=巣穴)が開いています。その巣穴(すあな)を樹脂でふさぐことを含浸といいます。含浸は、部品の耐圧性を高め、油や水を漏れにくくするといった効果があり、現在の工業製品作りでは欠かせない技術のひとつです。自動車のエンジンやカーエアコンのコンプレッサー部分など、省エネ=軽量化という要請から、"より薄く"というのが至上命令となっています。最も薄い部分では2~3ミリというパーツも珍しくありません。そこに巣穴があると、中のオイルや熱交換に使う気体が漏れ出したり、故障の原因になります。それを防ぐため、含浸処理を行うのです。そうした含浸剤の販売とともに、含浸作業を自動制御で行う含浸装置の開発、販売も売り上げの多くを占めています。また、含浸装置に使用する真空ポンプや真空装置もその性能を評価されています。また、穴をふさぐ、染み込ませるという技術の延長で、建物や高速道路などのコンクリートのひび割れをふさぐ補修剤や、骨などの割れや穴をふさぐ補修剤なども手がけているほか、様々な素材に塗布することで機能性を持たせる製品の開発なども行っており、今後さらに応用範囲を拡げていきたいと考えています。求める人材は、化学の知識のあるエンジニア志望の方です。技術コンサルタントとして、製品を使う顧客に会い、ニーズを把握して自ら開発すること。そして、自分で売り込めることが現在のエンジニアに求められています。もちろん入社当初は分からないことが多いと思いますが、お客様企業や先輩社員とのやりとりから新しい市場や知見などを色々と学べます。新たな分野への知識を取り入れながら、開発を行い、自分で売り込める。そのような人材になり得る学生に入社して頂きたいと考えています。(代表取締役社長 曽我 夏人 )
中央発明研究所の企業精神は「一粒の麦」です。「当社の製品やサービスによってお客様や社会に喜んでいただきたい。また、物心両面で社員の生活を豊にし実りある人生にしよう。」という思いが込められています。この企業精神の下、創業以来 数々の画期的な製品を生み出してきました。「含浸」という技術は、目に見える分かりやすいものではありませんが、あらゆる製品の開発や製造に役立っています。中央発明研究所は2019年で創立50周年を迎えました。これまで培ってきた技術をベースに新たな製品の研究・開発を行い、次の50年に向けて歩みを始めました。