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米CDCは新型コロナのPCR検査を今年末で終了すると発表——PCR検査のCt値によっては最大90%の「陽性者」が実際にはウイルス保有せず

Photo via Flickr

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アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、7月21日(水曜)、新型コロナのPCR検査を2021年末をもって終了すると発表した。

 

以下はCDCの発表を翻訳したもの:

対象者:COVID-19検査を実施する各位

 

レベル:検査所アラート

 

2021年12月31日末をもって、CDCは、米国食品医薬品局(FDA)へ提出していた「CDC 2019年新型コロナウイルス(2019-nCoV)リアルタイムPCR診断パネルの緊急使用許可(EUA)申請」を取り下げる。これはSARS-CoV-2のみを検出するために2020年2月に初めて導入された検定法。臨床検査機関が、数多くのFDA認可済み代替検査法の中から1つを選択して導入するための十分な時間を確保できるように、CDCはこの事前通知を行っている。

 

認可されたCOVID-19診断法のリストは、FDAのウェブサイトを参照。FDAリファレンス・パネルによる、FDA認可済み分子診断法の性能概要については、このページを参照

 

この変更に備えて、CDCは、「CDC 2019年新型コロナウイルス・リアルタイムPCR(CDC 2019-nCoV RT-PCR)」の検定法を使用してきた臨床検査所および検査施設が、FDA公認の別のCOVID-19検査を選択し、移行を開始することを推奨している。CDCは、検査所に対し、SARS-CoV-2とインフルエンザ・ウイルスの検出と区別を容易にすることができる多重化法の採用を検討することを推奨する。かかる検定法は、インフルエンザとSARS-CoV-2の両方を継続的に検査することを容易にし、インフルエンザ・シーズンに向かう中、時間とリソースの両方を節約することが可能となる。検査機関や検査会場は、臨床検査を開始する前に、選択した検定法を施設内で検証・確認する必要がある。

(太字強調はBonaFidr)

 

先週、ソロス経済開発基金(SEDF)とビル&メリンダ・ゲイツ財団を中心とする投資家コンソーシアムが、英国の新型コロナ検査会社Mologic社を買収すると声明を発表したが、Mologic社も自社のCOVID-19抗原検査について、FDAに緊急承認を申請していると今月報じられている

 

* * *

 

新型コロナウイルス(武漢ウイルス)の感染の有無を、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査で判定することは大きな問題とされてきた。問題の一つがそのCt値(サイクル閾値)である。Ct値とは、PCR検査でCOVID-19ウイルスの検体を検出することができるレベルを指す。サイクル数(Ct値)が高いほど、検体中のウイルス量は少なくても検出できる。逆にサイクル数が低いほど、ウイルスが検出されにくくなる。

 

そのため、PCR検査の結果は信頼できないと指摘してきた多くの疫学専門家や裁判所は、このCt値(サイクル閾値)が諸悪の根源であることを早期から見抜いていた。WHOやDr.ファウチですら、35以上のCt値で行われるPCR検査は誤判定リスクがあることを認めている。FDAも、今年1月にはPCR検査に著しい誤判定のリスクがあることを認めている

 

しかし、JustTheNewsが報じているように、全米の保健当局は、各検査所が設定しているCt値のデータを収集していない

 

さらに、CDCはワクチン接種済みの人についてはPCR検査のCt値を下げる今年5月に発表し、ワクチン接種済みの人は検査で陽性になりにくい操作をしている

 

以下は、これまでにPCR検査について行われた研究結果からの抜粋:

 

1.専門家たちは、マサチューセッツ州、ニューヨーク州、ネバダ州の政府関係者とともに3つのデータセットを用意し、「陽性と判定された人の最大90%はウイルスを保有していなかった」と結論づけた

 

2.ニューヨーク州の研究所であるワドワース・センター(Wadworth Center)は、ニューヨークタイムズ紙の依頼を受けて2020年7月の検査結果を分析した。「Ct値40で794件の陽性反応となったが、Ct値を35に下げるとこれらのPCR検査の陽性反応の約半数はもはや陽性とはみなされないだろう。・・・そしてCt値が30の場合は、70が陽性とはみなされなくなるだろう」とニューヨークタイムズ紙は報じた

 

3.ポルトガルの控訴裁判所は、PCR検査法はSars-Cov-2(新型コロナウイルス)の検査としては信頼できないため、これらの検査結果に基づいて強制的に隔離することは違法であると判断した。

 

4.アメリカ感染症学会からの最新の研究によると、Ct値が25サイクルでは、PCR検査の「陽性」結果の70%はウイルスが培養できず死んでいるため、「感染ケース」ではないことを発見した。また、35サイクルでは97%の陽性者が非臨床例となる。

 

5.PCR検査は病気を調べるものではなく、特定のRNAパターンを調べるもので、ここが重要なポイントである。Ct値を25まで上げると、陽性結果のうちの70%は臨床的な意味での「陽性」とは言えない。理由は、これら70%の「陽性者」は、自身や他人に病気を発症させることはありえないためである。

 

つまり、メディアが日々報道する「新規感染者数」や「新規陽性者数」というものは、実際に病気を発症した「症例」を示すものではない。単に鼻腔ぬぐい液からウイルスのRNAが検出されたにすぎず、実際に病気になるには十分な量ではない可能性がある。ニューヨークタイムズ紙や同紙に協力した専門家は、おそらく十分なウイルスのRNAではないだろうと結論づけている。

 

こうした様々な研究結果にもかかわらず、米国など世界各国で、無症状であってもPCR検査の陽性者は10日間の自宅隔離などがいまだに行われている。そしてメディアは毎日、「陽性者数」を仰々しく報じて人々の恐怖を煽り、マスク着用や新たなロックダウン、ワクチン・パスポートの義務化の根拠として使われている。

 

ここで疑問となるのは、すでにこれだけ問題が指摘されているPCR検査を、米CDCが今年末まで継続する理由は何か?ということだ。先に指摘したように、FDAは今年1月の時点でPCR検査に著しい誤判定のリスクがあることを認めている

 

「陽性者」を量産することに利用されたPCR検査が廃止される2022年は、偶然にも米国の中間選挙の年にあたる。2022年に「パンデミック」が「解決」できれば、バイデン政権と民主党にとっては中間選挙の追い風になると見込まれている。

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