静岡県藤枝市・東海ガス、「脱酸素の街」へ連携協定

藤枝市の北村正平市長㊨と東海ガスの植松章司社長

静岡県藤枝市とTOKAIグループの東海ガス(静岡県焼津市)は4日、藤枝市が掲げる脱炭素の街「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。東海ガスは13日から市庁舎南館に、温暖化ガス排出量を実質ゼロとみなす「カーボンニュートラル都市ガス」を供給する。省エネ機器への転換や導入についても支援する。

両者が締結した「ゼロカーボンシティの実現に関する連携協定」は、公共施設などの脱炭素化やエネルギーの地産地消の推進などを柱とする。

カーボンニュートラル都市ガスは温暖化ガス排出量を植林や再生可能エネルギーへの寄付などで相殺する「カーボンオフセット」の仕組みを使い、燃焼しても地球規模では温暖化ガスが発生しないとみなす。南館に年間8千立方メートルを供給するほか、市庁舎の他の建物や公共施設への導入も検討する。

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