magicalOSはもともとは廃棄されるXPパソコンを再活用するために開発されました。
magicalOSはUSBを使用することでOS部分を不変(immutable)にしてAI学習などに活用できる(学習時にOS部分が変化しては学習する際に不便)という特徴があります。
なお、OS部分は不変ですがファイルは毎回残せます。
アプリケーションはプレインストール済で、自分では新たにインストールできません。
magicalOSはOS部分が不変(記憶の仕方に特徴がある)の関係で、原理的にコンピュータウイルスにかかりにくいと考えられています。
主な用途としては、
1、お客様に合わせたカスタマイズが可能!
2、再生PC
3、データ救出
4、緊急時対策
5、海外に行く時・海外から人が来たとき
6、在宅勤務対策
7、仮想マシーン版でウイルス対策
8、教育用、PC持ち運びなしでデスクトップ環境を持ち歩く
などがあります(http://mit.tokyoのHPのお役立ちリンクを参照してください)。
注意点としては、PCがそのままの設定ではUSBであるmagicalOSから優先して起動する設定になっていないため、PCが立ち上がる際にバイオスという部分を調整してUSBから起動するように設定を変えてやる必要があります。
バイオス調整については機種によって微妙に異なります。
時としてLinuxを外付けUSBにインストールしたのと変わらないと言われる場合がありますが、一般に市販されるUSBはメモリがNANDメモリと言われており、書き込み速度が遅いので、そのやり方を取った場合は実用性がないと考えられます。