裁判(民事)の傍聴をお願いします。

 日時 平成31年3月13日(水)13時~

 場所 名古屋地方裁判所

 

 原告は愛知県在住のKさん。

 ようやく裁判が開かれることになったこの日は、被告の藤田保健衛生大学病院(現在は藤田医科大学病院に改称)の精神科医師、内藤宏氏の証人尋問が行われます。

 https://hospital.fujita-hu.ac.jp/department/psychiatry.html

 

 私も東京から駆けつけたいと思っています。

 

 Kさんご夫妻(被害者はご主人)がおこした裁判の争点は以下の3つです。

1、十分な問診をせず、安易にうつ病であると診断した診断上の過失について

2、投薬に関して何らの説明もなく、副作用の強い抗うつ薬を処方した治療行為上の過失について

3、抗うつ薬を服用した結果、ただちに意識障害等の副作用が現れたものの、何ら適切な処置を行わなかった治療上の過失について

 

 実は、この訴えに関してはリブログした通り、以前このブログでも紹介しています。

 また、201667日の中日新聞(電子版)には以下の記事が出ました。

 

 「説明足りず処方、後遺症」 あまの男性、藤田学園と医師提訴

 藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)の精神科で受診した同県あま市の40代男性が、十分な説明を受けないまま副作用の強い薬を処方され障害を負ったとして、病院を運営する学校法人藤田学園(豊明市)と担当医に対し、慰謝料など9900万円余の損害賠償を求める訴訟を7日、名古屋地裁に起こした。

 訴状によると、男性は2012年12月に精神科を受診した際、「痛み止め」として抗うつ薬を処方された。服用直後に腹痛と吐き気に襲われ、その後も突如、意識を失ったり、窓ガラスに自ら激突したりして救急搬送を繰り返すなどしたが、医師は適切な処置を取らず障害を悪化させた、と主張している。

 男性は現在、不眠や頭痛に加え、光や音に過剰に反応してしまう自律神経障害や、直前の行動が思い出せない記憶障害があり、ほぼ寝たきりの生活を強いられているという。

 男性の妻は「医師から副作用の説明があれば、夫は薬を飲まなかった。安易な処方で深刻な健康被害に苦しんでいる」と訴えている。

 藤田学園は取材に「代理人を立てて協議をしている最中であり、直接のコメントは控えたい」としている。(引用以上)

 

 提訴してからすでに2年半も経過し、ようやくの裁判です。

 処方した医師が、どのようなことを証言するのか、それを確かめるためにも裁判を傍聴したいと思います。

 お近くの方、またご興味のある方はぜひ傍聴をお願いいたします。

 

 また、コメント欄にて、裁判に対するご注進、ご批判は控えてください。Kさんご夫妻は、そのようなことは重々承知の上での訴えであり、裁判での苦労を経験されるのは誰でもないKさんご夫妻なのです。それでも訴えずにはいられなかった。その気持ちに報いるためにも、私はこの裁判を応援したいと思います。

 

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