「おかえりモネ」“朝岡さん”西島秀俊の“爆弾発言”にネット衝撃「公安に転職？」「朝岡ロス多そう」

　女優の清原果耶（19）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は4日、第58話が放送された。

　＜※以下、ネタバレ有＞

　朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた？」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音（ももね）の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米（とめ）で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

　第58話は、莉子（今田美桜）の一言をきっかけに、百音（清原）は「人の役に立ちたい」という自分の目標を見つめ直す。同じ頃、未知（蒔田彩珠）も研究が思うように進まず悩んでいた。ある日、車いすマラソンの選手・鮫島祐希（菅原小春）がウェザーエキスパーツに現れる。気象情報を競技に生かすため、朝岡（西島秀俊）を頼ってやってきたのだった…という展開。

　28歳の鮫島は「T54クラス」（腰から上が機能し、体幹のコントロールが可能）に属し、競技用車いす（レーサー）を使って腕の力だけで42・195キロを走り切る。2012年東京湾マラソン、13年ロンドンシティマラソン、14年別府国際車いすマラソンと優勝。16年リオデジャネイロパラリンピックは最終選考落ち。当日の天気を読み違え、熱中症になってしまった。

　東京パラリンピックを目指し、朝岡にサポートを依頼。来月の選考会で標準タイムを切れば、強化指定選手に。それまでの経費は「スポーツ気象班」を会社の一部門として立ち上げたい朝岡が持つ。ウェザーエキスパーツの社長・安西（井上順）が「金にならんだろ」とたしなめると、朝岡は「そうですか。ダメですか。じゃあ私もそろそろ独立してフリーになろうかな」と揺さぶりをかけた。

　百音、莉子（今田美桜）、内田（清水尋也）の協力を取りつけると、朝岡は「よかった。ありがとう。ここでつまずくと、いろいろ目算が狂ってくるんでね。私、近い将来、気象キャスターやめようと思ってます」と爽やかに衝撃発言した。

　朝岡はJテレのニュース番組「あさキラッ」「ニュースナイトJ」の人気気象キャスター。SNS上には「ファンが泣くよ、朝岡さん！」「朝岡さん、シレッと爆弾発言」「朝岡さんの突然の爆弾発言！これだから、このドラマ面白い」「朝岡さん、気象キャスター辞めて公安に転職？…て、華丸さんも言いたいはず！」「朝岡さんがお天気キャスター辞めちゃったら、それこそ『朝岡ロス』になる人多そう。朝から阿鼻叫喚みたいな」「気象キャスターとしてあれだけ成功してる人が『近い将来、辞めようと思って』ってキラッキラした顔で言うのいいよね。一所懸命の悲壮感漂う『仕事道』みたいなのがロールモデルとして出てきがちだけど、『リードタイムを作りたい』という野望の下、フィールドを変える柔軟性すごく素敵」などと驚きや絶賛の声が相次いだ。